AB型男はマメだけど雑

 

先日、こんな資格をサルベージしてみました。この資格を取ったのは10年以上前だし昔の会社に全部置いてきたので無理かなぁと思ったけど、協会に問い合わせてみたら再発行できるとのことだったので県庁まで行って手続きをしてきました。

 

園芸装飾(室内園芸装飾作業)技能士と言ってもほとんどの人はピンとこないと思いますが、平たく言うと屋内に設置する植物、主に観葉植物の知識がある人みたいな感じですな。この資格があれば2級でも官公庁の貸し植木や植栽作業に入札することができるみたいですし、一応国家資格なのでハクになるとよくホームセンターの人や園芸屋さんなんかがこの資格を取りに来ていたみたいですね。

 

わたしが所持しているのが2級なのはこの資格が1級を取るには8年以上この業務に従事していなければならないという条件がありまして、わたしは丁度8年目にこの仕事をやめていたので取れなかったんです。資格を取ってからやめたら良かったんですけど丁度30歳の頃、保険屋さんに転職する前はもう腰が限界でまともに歩けませんでしたし。

 

当時のお仕事は一応(法人)営業となってましたけど、室内園芸装飾が主で、他にも外の植栽やら花壇やらとにかく花と緑に関わることはなんでも仕事として扱っていましたし、花と緑が関わっていなくてもディスプレイのお仕事をしたりしてたんですけど、やっぱり結構体を使う仕事で腰がバキッとなってしまったんです。激務の割に給料が安かったけど、頭もよく使う不思議な仕事でした。仕事内容は面白かったけれど、今から弊社でこういったものを取り扱うことは考えてません。植物の管理って大変ですからね。

 

じゃあなんで資格をサルベージしたのかというと、ただ単純に保険屋なのにITも扱っててさらに花と緑に詳しかったらカッコいいかな、と思っただけです。意外とみなさん知らない知識なので、所々で役になったりしますから笑

 

さて、今日はこの資格を取った時に勤めていた会社の社長、たけさんのお話です。たけさんはこの記事で出てきた通り見附という室内に和風庭園装飾のプロフェッショナルな人でした。賞状を見ていたらなんか思い出したので記事にします笑

 

 

今から10年以上昔にわたしが勤めていた会社のお話。

 

たけさんは一言でいうと「人たらし」である。すごい几帳面かつマメで、お客さんのツボを掴むのがうまい。しかも裏ではきっちりそろばんを叩いて損をするようなことはしない人だった。そんなタケさんに憧れている人は少なくなく、経済誌にも取り上げられる人だった。

そんなたけさんのことを揶揄するかのように言ったのがよく手伝ってもらっているパートのおばちゃんのセリフで当記事のタイトルである。だよなぁ、言い得て妙であるとわたしは納得した。たけさんも、師匠(大学時代の恩師)も、ついでわたしもAB男ではあるが、思い返してみると、確かにそう言う一面があった。しかしながら、わたしはこの血液型で性格云々ってのが正直嫌いである。大体AB型なんて言うと、変人か変態とか言われる訳でして、特にわたしの場合その両方が当てはまっているとよく言われてなんか悔しいので、

 

数学でもあるまいし、心情なんて数値化できないのに、そもそも普通って言うのは何なのさ?なんてAB型をディスって来た人に聞き返すと、

 

そう言う所がAB型なんだよね。

 

とか言われる。イタチごっこになりかねないので、そう、と一言いい会話を終わらせる。確かに血液型で性格がどうのこうのってのはあるけど、それはどちらかというと〇〇型だからこうって言われて育ったから洗脳されている、いわゆる情報操作の被害者みたいなもんだよね、とか、本当は言いたいけどそんな事を言ったらまたAB型のせいにされるので堪える。

さて、ではなぜパートのおばちゃんがそう言ったのかというと、当時こんな事件があったからだ。いつぞやの日の朝、出社と突然たけさんに明日の昼は事務所に帰れるのか?と、聞かれた。まぁ、戻る気になれば戻れますよ。と、言うと、

 

よし、明日の昼は俺が作るっ!

と、言われた。

 

確かに前にもたけさんに昼食を作ってもらった事があった。お客さんだけでなく、こういう部下をねぎらう心構えはとってもマメなたけさん。だが、実際はたけさんがお金を出して作るのはパートのおばちゃん。そういやわたしが会社の人のお昼を作ったこともあったなぁ。で、この会話した日は金曜日、つまり次の日は土曜日でパートのおばちゃんは休み。ちょっとたけさん作れるんですか?と、聞くと、

 

大丈夫だ、あったかいうーめん作るからっ!

なんて言ってきやがった。

 

うーめんとは温麺といいそうめんの一種で、宮城県白石市で生産される同地の特産品である。つなぎに油を使っていないのでそうめんよりさっぱりとしていて長さもそうめんより短い。まぁ、うーめんくらいならうどんやそうめんと同じく誰が作ってもそれなりになるだろうなぁ。それに明日は土曜日でただでさえ人の少ない会社が、わたしとたけさんともう一人しかいないからしくじったところで犠牲者も少なく済むし。なんて思ったので、解りました。ただ明日は結構仕事がぎっちりなので手伝えませんからね、とだけ答えを返した。

 

それで、次の日の土曜日。どうやらたけさんは材料を自宅から持ってきた様だった。出かけ前に事務所の机の上を見ると、すでに袋に入った材料があったのでどんなもんかと中を覗いてみるわたし。

 

うーめん

 

めんつゆ

 

 

わかめ

 

厚揚げ

 

キノコ

 

タマネギ

 

 

赤いウインナー

 

 

タマ…ネ…ギ……赤い…ウ…インナー…??

 

と、そこに調度たけさんが現れたので聞いてみた。タマネギとウインナーは、一体何をするんですか、と。すると、

 

バカ、うーめんに入れるに決まってっぺやっ!

 

…そうですか。タマネギを入れたら絶対汁が甘くなるので、控えめの方がいいですから…何なら入れなくていいですから…とだけ言葉を残しわたしは事務所を後にし、お客様のところへ出かけた。

 

 

昼頃、帰社。かつおだしのにおいが会社中に広がっていた。におい「だけ」はおいしそうだけど。事務所に入るなりニコニコ顔のたけさん。

 

 

「できてっぞ」

 

そうですか。自分のデスクに座ると、ご丁寧に完成されたうーめんが置かれていた。これだ…

 

 

 

もうね、見た通りまずそうなうーめんが鎮座してました。赤いウインナーはご丁寧にたこさんウインナーなってるし、あれほど控えろと言ったタマネギはこれでもかってくらいに入っているし、卵とわかめは煮立ちすぎて色が変になってるし…とりあえず、一口。

 

予定通り、甘い…かなり甘い…

 

「汁あめえなぁ、タマネギのせいかや?」と聞いてくるたけさん。あんたの耳はどうなってるんだ…

 

その後、料理の分量の計算なんぞできないたけさんなので水場を見てみたらやっぱり大量にある汁とうーめん。それをわたしが醤油を足したりしてなんとか味を整えて、何回もおかわりして作業の様に無言で食べた三人…完食。かなりお腹が一杯だ。と、食べ終わった時にたけさんがとんでもない一言を言った。

 

ところでさ、ウインナーは賞味期限二ヶ月過ぎてたし、きのこも二ヶ月くらい前からうちの冷蔵庫に入ってた奴なんだけど、火を通せば大丈夫だよな?

 

あああ、たけさん。あなたはやっぱりキ○ガイです…大丈夫な訳ないじゃないですか…ウインナーはともかくキノコはやばいよ菌なんだから…それに気づかなかったわたしもわたしですが…殺す気ですか…こんなに従順に仕事をこなしているわたしを…ああああっ!

 

てな訳で、

 

その後一日トイレがお友達、便器が恋人だったおよです。

 

いやぁ、腐ったきのこの破壊力はやばいですね…

 

翌週、パートのおばちゃんがわたしからこんな話を聞いて笑いながら言ったのがタイトルなのでした。そんなたけさんが引退するまでは結構こういった「たけさんの雜」が招く事件があったのですが、それはまたご要望があれば別の機会に笑

ちなみに、たけさんはこの会社をやめた人を集めて落ち武者会とか言いながらたまに外で飲み食いをしたりしています。そういう所は相変わらずマメですが、会の食料の買い出しはだいたいわたしがさせられています笑

そんなわけで、室内園芸装飾が全く関係のない記事をお送りしたおよでした笑

 

 

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