Let the fat drink

まだ、たけさんがわたしの上席を務める会社にいた頃の話なので今から10年以上前の出来事。その日のお仕事も当日記によく出てくるパートのおばちゃんにお手伝いをお願いしたのです。その現場までの道中、午前中の営業車でのお話。

 

上の過去記事の通りパートのおばちゃんはよく喋る。とにかく喋る。かつてスピーカーと呼ばれたたけさんですら、「たまについていけないよな…」なんてぼやいていたくらいひたすら喋るのが好きな人。

 

白バイを見かければ「そういやこの前娘がアレに捕まってね~」と始まり、休耕田を見かければ「そういや盛岡の方で、休耕田でイチジクを作っていたりして、それがまたおいしいのよ~」と始まり…わたしはそれを聞いてうんうんと相づちを打つ。相づちを…打つ…

 

その日はわたしと行動するのが少し日にちが空いたからか、おばちゃんのトークは猛暑日をも吹っ飛ばすくらい絶好調…普通ならこの暑さでぐだぐだになるはずなのにおばちゃんはさらにヒートアップする。わたしは今も昔も営業職なのに自ら率先してトークをするわけではなく、基本相手の話を聞いているタイプですが、パートのおばちゃんのお話は情報量が多すぎて結構頭がパンクするのです笑

 

で、その日は仙台にしては珍しく猛暑日で、正直暑くてぐだぐだ状態だったわたしは、おばちゃんのマシンガントークについていけなくなって、さらにグダグダ状態になるデススパイラルに陥っていたのです。これはまずいな…午後からもこのおばちゃんのテンションで共に行動していたら、どこかでぶっ倒れる気がしないでもない…

 

これは何とかしなきゃなぁと思いつつ、そういやいつもはお弁当を持ってくるはずのおばちゃんの荷物が妙に少ないことに気づいた。あれ、おばちゃん今日はお弁当無いの?と聞くと、

 

この暑さだしお弁当を車に置いておくと痛んじゃうからね、およちゃんお昼はどこか連れて行ってね!

 

なんて言う。まぁ、確かにこの暑さで車に弁当を置いていたら保冷剤を使っても痛んじゃうだろう。解ったよ、何が食べたいの?と聞くと、

 

なんでもいいよ!およちゃんが普段食べてるので!

 

なんて無謀なことを言うので、ここでピーンとくる。これは…もしかしたらおばちゃんを悪意無く黙らせることができるかもしれない。

 

解った。何でもいいのね。

 

と、わたしが言うとそこからまた食べ物の話がヒートアップするおばちゃん。そんな話を右から左に抜きつつふつふつとどこのお店に行くのか作戦を練るわたし。まぁ作戦なんて大層なもんじゃないけど。

 

と、言うのも実はパートのおばちゃんは肉が嫌いなのです。厳密に言えば「おいしくない」肉が嫌い。国産黒毛和牛とかそれ相応に高いお肉ならおいしく食べるらしいが、安い外国産とかには「臭い!」と言って一切手をつけない、言い換えれば贅沢舌の持ち主である。そんなパートのおばちゃんに、

 

 

二郎系のラーメンを食べさせたらどうなるのか。

 

当時仙台には残念ながら直系の二郎はなかった。今は仙台店があるけども。しかし、インスパイア店ならあるわけで…って事で仙台で二郎系インスパイア店としては2店舗目にオープンしたラーメンビリーさんに連れて行ってみることにした。

当時御年50を過ぎた肉嫌いのパートのおばちゃんに、ラーメンビリーさんは二郎系としてはマイルドとは言われているものの、肉嫌いな人がこのようなラーメンを食べると一体どんな感想を言うのか純粋に気になってしまったのだ。びっくりして午後から静かになるかもなんて…

 

まぁ、わたしが普段こんなのばっかり食べているのは知っているので怒りはしないだろう。きっと何でもいいと言った地点である程度は覚悟しているはず。まぁいきなりラーメン店では最強クラスの脂なお店に連れて行かれるとは思っていないでしょうがね…パートのおばちゃんが一口食べてだめならわたしがおごればいいや、なんて考えてました。

 

で、お昼。お店に到着。

 

店に入ると、とりあえず「すっごいにおいだねー」なんて言うおばちゃん。うん、二郎系のお店はだいたいこんなにおいするよ!なんて食券機でラーメンよりはマイルドなつけめんの券を買い、座席に着く。

 

ここで、もう一つ実験。このお店では普段わたしは並しか選ばない(当時は)。理由は、どこの二郎系でもそうだが、並でも十分量があるから。そんなわたしがこのお店でどうなるのかも実験することに。パートのおばちゃんだけにリスクを背負わせられないしね。つけめん大盛り+ヤサイマシアブラマシカラメニンニクの全部コースをわたしはセレクト。ちなみにおばちゃんはつけめん並、コールは全部普通だがそれでも普通のラーメン屋さんのラーメンに比べて十分量はある。

 

で、出てきたのが…

 

古い写真なので画質が悪いです。

 

さすが大盛り+全部のせだ。なかなかの盛り…で、おばちゃんと食べ始める。う!とおばちゃんが一言。どうした、期待通りやっぱり駄目なのか!と思ったら、

 

 

 

おいしい

 

 

と言いながら、バカバカとあっという間に平らげてしまった。これは意外だった。たしかにラーメンビリーさんのつけめんは魚節が入っているので普通の二郎系ラーメンよりはマイルドだけど、それでも脂たっぷりだし肉臭いと思うのだけど…おばちゃん曰くここのは全然平気!らしい。

 

そっか、そりゃよかったねぇと言うわたしがその時馬鹿食いを控えていたからか、逆に大盛りで大苦戦。チャーシューは1枚いらないやとおばちゃんに2枚のうちの1枚をスルーパスされるし、麺が大盛過ぎて減らない…しかし、残すのは男の恥だしちゃんと食べきる!

 

で、お昼後の営業車。

 

おいしかったね、今度旦那連れてくるわぁ。お腹一杯だねー!と言う、やっぱりトークが絶好調なパートのおばちゃんを横目に、

 

腹を押さえて苦しむわたし

 

その後、完全に腹を壊したのは言うまでもない笑。

 

結論、わたしにはこの店の大盛りは多いってのと、肉嫌いのおばちゃんもおいしいと言ったつけめんはやっぱり結構おいしいんだろうなって事と、喋る人は腹一杯でも喋ること。

 

で、今日の一言。

 

 

因果応報 

 

 

善因善果になるように行動しないとダメですね笑。しかしながら最近ラーメンビリーさんに行ってないなぁ。今や楽天の球場内にもお店を出してるんですよね。うちの近くにもできないかな笑。ちなみに写真でわたしがバカみたいに脂を盛っているだけでちゃんと好みで調節できますのでご安心下さい笑

 

 

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