ギアコンバーターSのレビュー

7月中旬に再販が決まった際速攻で予約したレトロフリーク用のギアコンバーターS。10月中旬発送予定とただでさえ結構待ったのにさらに延期されてようやく本日うちに届きました。

レトロフリークのレビュー

ギアコンバーターSの前にレトロフリークとは何ぞや?と言う方向けに端的に説明すると、昔のゲーム機のゲームを遊べる機械がレトロフリークなのです。詳しくは上記リンク先の記事を見て頂ければと思うのですが、対応機種が、

ファミリーコンピュータ
スーパーファミコン
Super Nintendo Entertainment System(SNES・海外のスーパーファミコン)
ゲームボーイ
ゲームボーイカラー
ゲームボーイアドバンス
メガドライブ
GENESIS(北米版メガドライブ)
PCエンジン
TurboGrafx-16(海外版PCエンジン)
PCエンジン スーパーグラフィックス

これに上記のギアコンバーター(S)を取り付ければセガ・マークIIIとSG-1000、ゲームギアに対応し、NESカートリッジコンバーターを取り付ければNintendo Entertainment System(NES・海外のファミコン)にも対応する、2015年に発売されてから未だに最強と名高いレトロゲーム機なのです。

それでこのギアコンバーターS、数年前に売り切れてからネット通販サイト等で高騰し、最近まで定価の倍以上の値段で取引されていたのですが2023年の7月に再販が決定。時間はかかりましたが転売厨のお世話にならずともこうして無事に手に入れることが出来ました。

 

PCの画面がラベルに写り込んでます笑

 

ギアコンバーターS自体はもう散々他の方がレビューをしているので今更語ることも無いのですが、一言で言えば、

 

最高

 

です笑。そりゃセガマークⅢやゲームギアは互換機が売られていない(Analogue Pocketと言うゲーム機でゲームギアのソフトは遊べるけどかなり高額)のでライバルはいませんが、とにかく昔のセガと戯れることが出来ることに感謝。ただ使用してみたらちょっと困った事が起きてしまい、しかもネットにその解決方法が載っていなかったのです。それは取り込んだゲームを初めて起動しようとすると…

 

警告:接続されているUSBコントローラーは、[ゲームメニュー]のショートカットが設定されていません。[設定画面]の[ショートカット設定]で、ショートカットの設定を行ってからゲームをスタートしてください。

という警告が出てゲームが起動しないのです。要するにゲームメニューのショートカットを設定しておかないと起動したゲームからメニューに戻ってこれないから設定してねって事なんだろうけど…

 

わたしが使用しているコントローラーはレトロフリーク純正コントローラーなんですよ…純正コントローラーはそういう煩わしい設定は最初からされていてくれて助かったのですが、ギアコンバーターSで吸い出したゲームだけはこの警告が出て遊べない。ショートカット設定しようにも設定開始をしてボタンを押しても反応せず未設定のままになるんです。

 

 

にっちもさっちもいかなかったのでPS4用のホリコンを接続したらなんか普通にショートカットキーが設定できまして。無事にゲームが起動でき、その後このコントローラーを抜いてレトロフリーク純正コントローラーに戻したら何故かショートカットキーの設定ができるようになりました。原理は全く不明ですが同じような症状で悩んでいる方はまずは違うコントローラーを試してみるといいと思います。

 

そんな訳でコントローラー問題も無事に解決したのでとりあえずカートリッジアダプタが使えるか確認のためにこれらをレトロフリーク内に入れてみました。

 

セガマークⅢカートリッジ版の北斗の拳。

 

セガマークⅢマイカードのテディボーイブルース。

 

ゲームギア版のペンゴ。

これらを取り込んでみました。事前に端子をCRCの接点復活剤でビタビタにして磨いていたからかセガマークⅢのカセットとカードは特に問題なく読み込めましたが…問題はゲームギア。ゲームギアのソフトだけはなかなか上手に読み込みませんでした。入念に端子を磨きそれでも読み込まない場合はゲームギアのソフトの頭部分をぐっと押し込みながらギアコンバーターSを差し込むと少し読み込みやすかったと思います。

 

と、言うわけですべて無事に起動できました。セガマークⅢ版北斗の拳はちょっと色々あった「中裕司さん」が作った横スクロールアクションゲーム。操作性も快適でサクサク動き子供の頃友達のうちで夢中になって遊んだ記憶があります。ちゃんと敵もバラバラになるし笑

テディボーイブルースは1985年のゲームなのに当時新人アイドルだった石野陽子さんとタイアップしたゲーム。セガは未来に生きるなんて言われ始めたのはもうこの頃からでした。アーケード版とセガマークⅢ版があってセガマークⅢ版はアイドル要素がBGMだけになってしまいましたがそれでもスーパーマリオブラザーズが発売した年にすでにアイドルを家庭用ゲームに持ち込んでいたのはすごいですよね。ちなみに写真の通り敵にやられた時がアレックスキッドにそっくりなのが面白い笑

 

これのアレンジが流れるんですよ。

 

ゲームギア版のペンゴ、こちらもアーケードの頃からガーション・キングスレイ作曲の「ポップコーン」がゲームアレンジされたBGMが流れるゲーム。移植の関係上ポップコーンの流れないペンゴが多い中このゲームギア版とセガサターン版はとりあえずきっちりポップコーンが流れてくれるので好き笑

 

このポップコーンって曲、テレビで結構使われることがあって子供の頃のわたしは「ペンゴの曲をテレビが沢山使っている!」なんて思っていました笑。実際は1969年に作られた音楽なんですよね。

 

と、言うわけで手持ちのソフトを接点復活剤でビタビタにしながら磨いて無事に全部取り込むことが出来ました。特にフレイ修業編が無事に動いてよかったです笑。

ギアコンバーターSはメガドライブ実機に挿しても遊べるので往年のセガファンは是非ともおさえておきたい所ですね。今ならまだ探せば定価で買えるかもしれません。欲しい方はお早めに!

 

結構でかくて場所を取るので狭い場所で使うのには不向きです笑

 

サイバーガジェット公式サイト ギアコンバーターS紹介ページ

https://www.cybergadget.co.jp/products/4544859028656/

 

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