縁結び・縁切りの津島神社(宮城県登米市)

宮城県北の方へラーメンを頂きに上がった際、何やら面白そうなパワースポットがあることに気づき立ち寄ってみたのが宮城県登米市迫町佐沼にある「津島神社」。最初に断っておくがわたしはスピリチュアルなものを特に信仰したりはしていないのでそういう人のレポートである事にご注意頂きたい。

こちらの津島神社は愛知県にある津島神社の分社で、御祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟神である神武速素盞鳴尊(たけはやすさのおのみこと)。要するにあめのむらくもという剣で酔っ払ったヤマタノオロチをぶった切った神様。豪快で荒々しいスサノオ様のご利益は色々とあるが代表されるのは「厄除け」。厄をぶった切るみたいなイメージなんでしょう。厄の中でも津島神社では特に「疫病除け」、つまり健康系のご利益が強いそうで。

 

・本堂

そんな津島神社ですが境内には他の神社ではあまり見かけない施設があるのです。と、言うわけで片っ端からそれらを試してみました。

 

こちらは「縁結びの木と結舎」。絵馬を結んだ後にこの縁結びの木を時計回りに3周して奉納するのが作法らしい。とりあえず書いて望むほどの縁を欲しているわけではないので中をくるくると回ってみる。結構皆さんの切実な願いが目に入る。

 

次に見かけたのがこちらの「おもかる石」。願い事を祈念してから石灯篭の頭を持ち上げて自分が予想していたよりも軽ければ願いが叶い重ければ願いが叶わないらしい。頭の重さは子供ならかなり苦戦しそうだが大人であれば男女ともに普通に持ち上げることができるくらいの重さ。わたしは学生時代砲丸投げをしていたのだがその鉄の玉に似た重さだなぁと思った。別に重くは感じなかったのだが「今年こそ自分に合うラーメン(美味しいラーメンとはまた違う)を見つける」は果たして叶うのだろうか…

 

次に見つけたのがこちらの縁結び縁切りができる「御縁石」。この石を求めてやってくる参拝者が多いと思われる。ルールはおもかる石と同じで縁を結びたい、または縁を切りたい人を祈念して頭(石)を持ち上げ軽く感じれば良縁近しまたは悪縁断ち切る、重く感じたら失敗となるらしい。

体感の重さは重かる石と変わらず5,6キロと言ったところか。やはり子供には厳しい重さだが大人なら普通に持てるであろう。とりあえず津島神社で縁結びまたは縁切りを望むなら参拝前に腕を鍛えろって事ですね、悪いことを断ち切るにはやはり腕力が必要と言うスサノオ様の啓示なんでしょう。まさに力こそパワー。

ちなみに縁切りの方は困ったら別に自力で何とかするので縁結びの方「自分に合う(美味しいとはまた違う)ラーメン屋さんに出会えますように」と祈念して頭を持ち上げました。かるっかるだったけど本当に叶うのでしょうか…

 

最後に見つけたのが「人形流しの作法」。要するに人形(ひとがた)に身代わりになってもらい厄・罪・穢れを清めますよという話らしい。人形は300円奉納して授かりそこに自分の名前を書いて水に流す。厄・罪・穢れでできているようなわたしがこれを行ったら一体どうなってしまうのかと思い挑戦。今の所、健康で無事です。

その他社務所では神社では定番のおみくじが引けたりお守を受けることができ、特にお守は全国的にも珍しい「縁結び縁切りお守」という縁結びも縁切りもどちらにも対応したお守を授かることができる。仙台駅からだと車で高速を使っても1時間半くらいかかるなかなかに遠方な場所にある神社ですが、良縁に恵まれたい、悪縁を断ち切りたいと願う方は参拝してみてはいかがでしょうか。

 

・佐沼 津島神社の公式サイトはこちら

http://tushima-jinja.jp/

※SSL非対応のサイトの為、環境によってはアクセスが弾かれるかもしれません。

 

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