宮城でおすすめの銘菓

甘いものを好んで食さないわたしですが、仕事柄結構「仙台でお土産にいい感じのお菓子って何?」と聞かれることがあります。仙台のお菓子で有名どころだとやっぱり、

 

昔、とんねるずがテレビで紹介して人気が爆発した「萩の月」や、

 

お茶の井ヶ田というお茶屋さんが作っている生クリーム大福「喜久福」辺りが有名ですよね。ベタなお菓子だけど外さないのでこの辺りを紹介するのですが、有名過ぎてオンラインショップ等で全国どこにいてもお取り寄せができてしまうし、仙台駅でも当然売られているので「もう少し他の地域では知られていない美味しいお菓子はないか?」なんて聞かれることがあるのです。

そんな方にお勧めしたいのがこちらのお店。

 

宮城県の最南端、丸森町にある「栄泉堂(写真は丸森支店)」。栄泉堂は1893年から続く老舗の和菓子屋で現在は5代目が継いでいるお店。店舗を訪れて様子をうかがっているとひっきりなしに県外ナンバーの車がやってきて大量に買い物をしている姿が見受けられます。そんな栄泉堂でしか味わえない銘菓がこちら、

 

 

バター最中!

 

この最中(もなか)が大変人気で遠方から買いに行くくらいファンのいる商品なのです。一見普通の最中ですが割ってみると違いが一目瞭然、

 

最中の中につぶあんとバターががっつり入っていて、そこにミネラル分を含んだ「ゲランド塩」が加わっているのです。ようするに甘じょっぱくてバター風味の最中なんだけどその割合が絶妙で甘いものが好きじゃない人でもさくさくペロリと食せてしまう一品となっています。甘いものが好きな人もその絶妙な加減に虜になること間違いなし!ってことでバター最中は仙台土産にお勧めの銘菓なんですけど問題が一つ。

 

 

仙台駅から

めっちゃ遠い!

 

まず、仙台駅からあまり本数のない阿武隈急行線の電車に乗り約1時間かけて丸森駅に行きます。丸森駅から栄泉堂までは10キロほど距離がありますが、ドンピシャの公共の交通機関が無い(と、Googlemapが言ってます)のでタクシーを利用するか2時間歩いてようやく到着します。仙台駅でレンタカーを借りた方がどう考えても楽ですが、仙台駅からだと車でも片道1時間かかります…

と、いうわけで美味しそうだけど仙台旅行のついでに買いに行くのは現実的じゃない!って思う方に朗報。なんと、

 

maison cœlacanthe(メゾン シーラカンス)という仙台駅前のお店で「シーラカンス最中」というほとんどバター最中と同じ商品が売っています。和菓子店と洋菓子店、一見接点が無さそうなのになぜ似たような商品を取り扱っているのかというと、このmaison cœlacantheは仙台で有名なパティシエ「カズノリイケダ」さんが経営するお店なのですが、

 

そのカズノリイケダさんの
実家が栄泉堂なのです!

 

maison cœlacantheは南町通りにあり仙台駅からだと10分くらい歩けば到着できます。なので仙台土産として購入しやすいのですが昼過ぎには売り切れてしまうくらい人気商品なので、買いに行くときは早めに向かった方がいいですよ。というわけで宮城でおすすめの銘菓紹介でした。宮城・仙台にお越しの際は是非お試しあれ。

 

maison cœlacanthe 公式Instagram

https://www.instagram.com/maison_coelacanthe/

 

栄泉堂の公式サイトが無いので丸森町の紹介ページ。

でも、バター最中を紹介していませんね…

栄泉堂 大内本店
丸森町大内字町53
営業時間 8:30-18:00
不定休

 

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