男飯 第5話 ミズよ水じゃないよ

 

 

赤みず(ウワバミソウ)はイラクサ科ウワバミソウ属に分類される多年性植物。山菜として珍重される。 ウワバミソウの由来はウワバミ(大蛇)の住みそうな暗くジメジメした所に生えることから名付けられたという。青みずという山菜もあるけど赤みずとは別物で、青みずはなかなかお目にかかることが出来ない。

 

一方赤みずの分布は北は北海道、南は九州と日本中に広く生えていて、主に茎の部分を食する。葉っぱは食べないけど、青みずは葉っぱを食べたりするのでよく勘違いされている。おそらく食べられないこともないけどちょっとかじった感じ筋っぽいかなぁ。

 

旬は5~6月と言われている赤みずだけど、秋にはムカゴと呼ばれる肉芽を付けて、それがまたサクッとしてねちょっとする美味なんです。ムカゴのつけた赤みずも普通に食べられるので春から秋まで期間が長く楽しめる山菜なのです。太くなったら皮むきしないとダメだけども。

 

そんな手軽な山菜である赤みずは去年も記事として取り上げたのだけど、なんせ山菜の中でトップクラスに美味しいので今日に至るまで結構赤みずを取ってきて、色んな味付けを試していたのですが常備菜として冷蔵庫に備えておきたい赤みずのレシピができたので紹介したいと思います。

 

 

赤みずのおひたし

・材料
赤みず…沢山
白だし…かけうどんのつゆの分量で希釈して下さい
塩…たっぷり

 

・作り方

 

 

①取ってきた赤みずは葉っぱと根っこを水で洗いながら取ります。根の部分はざっくりと切り落としてもいいけど、粘り気があるのは根っこの方なのでわたしは指で根っこを取ります。

 

 

 

②多少葉っぱと根っこが残っていても食べられるので気にしない気にしない。洗い終わったら大きい鍋にたっぷりの湯を沸かして塩をドバドバ入れて湯掻きます。赤みずを入れて再沸騰したくらいでザルに開けて冷水で〆てあげます。

 

 

  

 

③赤みずは湯掻くと鮮やかな緑色となります。水で冷やしたら3cm程度にカットしてタッパに入れます。タッパに入れたら白だしをかけうどんのつゆ用に希釈して赤みずが浸るくらいまでかけてあげます。

 

 

 

④冷蔵庫で一晩寝かせたら出来上がり。

 

こんな超簡単レシピですが、これがもう抜群に美味しくていくらでも食べられます。白だしの味がさくさくねばっとの赤みずにバッチリとマッチして、さらに何の料理にも付け合せとして合うんですよね。さっぱりとしているから箸休めにも使えるしそばやうどん、そうめんのトッピングにしてもいい。

包丁でたたきにしてごはんの上にのせて食べても美味しいです。しかも赤みずって熱を加えても壊れないビタミンCがかなり多く含有されている山菜らしいです。こんな万能食みたいな山菜が簡単に取れてもいいのかしら…

 

スポットさえネットで調べれば、初心者でも長靴を装備すれば簡単に取りにいける植物ですし、まだちょっと街の中で遊んだりするのは怖いかな?って人は山に遊びに行くいいきっかけになりますよ。それでも取りに行くのがめんどくさいなーって人は各地の道の駅で結構売っていたりするので、そこで購入して食べてみるといいですよ。

 

そんな感じの赤みず紹介記事でした。あ、今回おばあちゃんのアレ使ってないや笑

 

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