GB版テトリスの秘密
テトリス…もはや説明不要の世界的人気パズルゲームシリーズの総称。1980年代末から1990年代初めにかけ、世界各国で大流行し、現在に至るまで様々な形で移植・アレンジされ、プレイされ続けている。
日本では1989年に任天堂から発売されたゲームボーイ版が最も有名なテトリスだろう。「いつでもどこでも好きに遊べる」ことと「対戦プレイもできる」という点で大人気となり、国内出荷本数約424万本とゲームボーイ最初期の作品ながらゲームボーイソフト単体での史上売上1位を記録している。
と、いうわけで本日はそのテトリスのお話。おそらく今アラフォー世代はほとんどの人がこの任天堂のテトリスで遊んだことがあったと思いますが、実はそんなテトリスに秘密があるのをご存知でしょうか。論より証拠、まずはこちらの動画をご覧ください。
おそらく皆様に馴染みのあるゲームボーイ版テトリスはこれになると思います。次にこちらの動画をご覧ください。
明らかな違いがわかりましたでしょうか。そうです、ゲームボーイ版テトリスは、
BGMが
2種類
あるんです
TYPE AのBGMに違いがあるのです。ロシア民謡のコロブチカ(コロベイニキ)が流れるのが後期版テトリスで、メヌエットという寝る前に聞くようなオリジナルBGMが流れるのが前期版…と、いうか初期ロットのテトリスなんです。約424万本売れたテトリスでも初期ロットは非常に貴重なソフトで、なかなかお目にかかることができません。というか初期版の存在を知っている人も結構少ないんですよね。
ではなぜわたしがこれを知っていたのかというと、簡単な話うちにあったゲームボーイ版テトリスが初期版だったからです。テトリスがものすごく流行って品切れになる前にわたしの叔母が「よっちゃんこのゲーム面白いから遊びな!」ってプレゼントしてくれたもので、のちに友達のテトリスをプレイした時に音楽が違うことに気づいたんですよ。
そんな初期版テトリスはどこかのだれかにパクられたようでいつの間にかうちからなくなっていたんですよね。以来テトリスを買い直すもBGMは後期版のものばかり。
いつか初期版のテトリスを欲しいなぁと思ってはや30年近く経ち、ある時ふとこの初期版テトリスを思い出してネットで調べてみたんですよね。そしたら初期版と後期版の見分け方が載っていたんです。それが、
こちらが初期版
こちらが後期版
見えづらいのですがこのようにソフトに刻印がされていて、
初期版は二桁の数字
後期版は二桁の数字+A
って書かれているんです。初期版だと05とか09なんて書かれていて、後期版だと00A、22A、23Aなんて書かれているんです。で、このテトリスの見分け方にわたしが気づいたのが3年くらい前。そして、
初期版を
手に入れたのが
本日です笑
わりと頻繁にゲーム屋さんに出向くわたしが行く度にチェックしていたテトリスですが、本日やっっっっっっっとこさハードオフで見つけたのでした。いつも行くハードオフだったので期待していなかったのですが…見つけた時は震えましたね、なんせ3年探しましたから笑
震えたって書いたらお友達のゆみちゃんが絵を描いてくれました。今こんな太くないが笑
そんなわけで、貴重な初期版テトリスを手に入れたおよでした。みなさんももし初期版テトリスを探すなら刻印で見分けることができますのでぜひ参考にして下さい。まぁ普通に探すことはないと思いますが笑
テトリス自体は今でも最新ハードで提供されているしそっちで遊んだ方が面白いですからね。落ちてからブロックの移動ができるしTスピンもあるし。でも、たまにはこのブロックを置いたら固まるのが早くて絶対移動できない無慈悲なゲームボーイ版テトリスも味があって面白いですよ。
ちなみに本日久々にゲームボーイ版テトリスをプレイしたら即死しました。若かりし時はスペースシャトルを飛ばせた(TYPE Aのゲームモードで50万点を超えるとエンディングでスペースシャトルが飛ぶんです)んだけどなぁ…
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中の基盤も違いますよ。
コメントありがとうございます。
そうなんですね!ガバっと開けたことがなかったので知らなかったです笑
勉強になりました、感謝です!