2020年9月のラーメン

この記事では主に宮城県仙台市で毎日ラーメンを食べていたおよが食したラーメンを紹介するのが常だったが、最近はなんとなーく糖質を控えるダイエットをしているためにそんなにラーメンを食べていなかったりします。一応12月までは頑張りたいので、それまではラーメンを食す機会が減っていると思います。では早速今月食したラーメンを紹介していきます。

 

 

・幸楽苑 中田店

 

 

幸楽苑、その前身の「味よし食堂」が福島県会津若松市にラーメン屋を出店したのは今からもう70年近く前のこと。その後幸楽苑と店名変更をし、1970年に株式会社化。で、あれよあれよと今ではみんなが知っているラーメンチェーンへと発展し今でも東日本はほとんどの県に出店している。

今までで幸楽苑の変化といえば、お店のウリだった290円の中華そばを終了し「安さ」からの脱却を図ったことではないだろうか。2006年に390円だった中華そばを290円に引き下げ2015年までの9年間低価格路線で展開したけど…なんでも安さをウリにすると「安いのしか頼まない」人が多くなるようで。メインのラーメンの価格を抑えて餃子なんかのサイドメニューで利益を出す予定がラーメンしか頼まない人が結構いたという。

それで、幸楽苑が客単価をあげるためにまず販売したラーメンが「司」というラーメンで、今までのラーメンのほぼ倍の価格である520円という強気の商品だった。けど、正直わたしがこの司を食べて思ったのは「全然美味しくない」だった。

太麺がウリだった幸楽苑なのに細麺だし、味も今までのと比べてそこまで違うかと言われればそんなこともないのに値段だけ大分強気だなぁと思っていました。今この司というラーメンを取り扱っていない地点でお客の反応はどうだったのか容易に想像できますよね。

で、司の登場後それでも客単価を上げたい幸楽苑が提供したのが写真の「味噌野菜たんめん」である。司の時とは違い既存の味噌ラーメンとははっきりと違う味にし、たっぷりと炒めた野菜がのっかった少し甘めのこのラーメンは素直に美味しくいただけたんだけど、このラーメンによく合う「辛子にんにく」が無くなっちゃったんですよねぇ…

その辛子にんにく以降登場した幸楽苑の素は…まぁ賛否ありますが少なくともわたしはこの素晴らしい味噌野菜タンメンには合わないと思います。入れなきゃ良かったって思えるくらいですわ。今まで色々な幸楽苑のラーメンに幸楽苑の素を入れてみたけど、つけ麺くらいですね味を邪魔しないと思ったのは。

その幸楽苑の素を記事にしたら結構な反響があったりします。下記にリンクを貼っておきますので興味のある方はご覧下さい。

 

幸楽苑の素

 

 

幸楽苑 中田店
仙台市太白区中田町字杉ノ下11-6
営業時間 7:00-22:00
年中無休

 

 

・らーめんせん家 南仙台店

 

 

わたしの中でスタンダードな味噌ラーメンを提供してくれるらーめんせん家さんですが、ここ最近は南仙台店オリジナルの「ニンニク塩ラーメン」ばかり頂いております。塩ラーメンって通常「淡麗系」というか、透き通ったスープに具材は控えめみたいなイメージがあると思いますが、こうやって炒め野菜がのっている塩ラーメンもすごい好きなんですよね。

って、冷静に考えたら炒めた野菜がのっている塩ラーメンってつまりタンメンですよね。それで、今では全国的に食されているタンメン、その発祥圏は関東と言われています。ってことは横浜中華街から登場したのかなぁ…

 

らーめんせん家 中田店
仙台市太白区中田町千刈田1-6
営業時間 11:00-20:15 平日中休みあり
火曜定休

 

 

・杉のや

 

 

仙台市太白区で1,2を争う人気店。とにかく混むので休日のオープン時間が9時とかになっているすごいお店。久々に訪問してみたけどやっぱり混んでいますね。写真は味噌ラーメンにチャーシュートッピングですが、やっぱり美味しいですね。

すっごい昔、ランチはライス無料でよくマンガ飯を作ってアホみたいに食べていたのですが気がついたら人気店でそんなことはできなくなっていました。まぁ昔から混んではいたけど今のほうが何となくおしゃれですね。

ちなみに結構なお客さんが鯛だしの塩ラーメンに鯛めしを頼んで食べていました。気にはなるけど、米を控えているからなぁ…

 

 

杉のや
名取市田高神明180-1
営業時間 平日9:30-15:00 土日祝日9:00-15:00
火曜定休

 

 

・木の家食堂

 

 

うちの近所にある木の家食堂の味噌ラーメン。見た感じスタンダードな炒め野菜ののった味噌味のラーメンだけど、こういうラーメンにしては珍しく「魚ダシ」が強めなんですよね。あんまり無い味だけど結構好きだったりします。

チャーシューはホロホロで美味しいしセットだとお得な価格でご飯が食べられる木の家食堂…ほんともうちょっと駐車場をなんとかしてくれればもっと行くんだけどなぁ…バス通り沿いのカーブの所にあるので車を停めるのも出すのも少しおっかないんですよねぇ…

 

 

木の家食堂
仙台市太白区東中田2-10-18
営業時間11:30-15:00 17:00-20:00
木曜定休

 

 

・柳家 仙台東口店

 

 

柳家は岩手県盛岡市に本店を構えるラーメン屋。一番のウリは写真にある味噌味の「キムチ納豆」…一見ふつーにものすごくクセの強そうなラーメンに思えますが、実は全然そんなことがないんですよね。強烈に納豆やキムチを感じることはないけど味はしっかりとあってするするっと食せるのです。

柳家が面白いと思ったのは麺に使う小麦粉を自社栽培しているところですね。柳家オリジナルの小麦粉「○ッ粉(わっこ)」を生産・使用し、自社で製麺も行っているこだわりの麺はツルツルでこの風変わりなラーメンにすごくマッチしています。

仙台にも結構柳家は店舗を構えていたけど今ではこの仙台東口店だけになっちゃったんですよねぇ。もっと近くにあれば行くんだけどなぁ…ちなみに柳家本店にはこの自社麺で「焼きそば」を食べることが出来ます。一度食してみたいですねぇ。

 

 

柳家 仙台東口店
仙台市宮城野区榴岡1-7-33 仙翔ビル
営業時間 11:00-21:00
水曜定休

 

・彩中

 

 

優勝軒仙台南店の直ぐ側にある、昔からある中華屋さんの彩中で四川風タンメンを。野菜たっぷりでピリ辛のこのタンメンは他に似ている味のお店がないので彩中にくると頼んでしまいます。元々は富沢の方にあった中華屋だけど、その頃からもう結構混んでいましたね。

今でも結構混むので店内に漫画が沢山あるんだけど、ゆっくり漫画を読む空気にはなりづらいお店です。まぁオーダー品が来るまでの暇つぶしなのが普通なんですがね飲食店の漫画は笑

 

 

彩中
仙台市太白区大野田字王ノ壇39-1
営業時間 11:00-15:00 17:00-21:00
火曜定休

 

 

・みの屋

 

 

先月も食べに来たみの屋でチリトマトラーメンを。夏場の恒例冷たいしおを食べようと思ったらもう終わっていたので、それならば食べたことのないものにしようとチャレンジしてみました。

ラーメンには粉チーズと辛味のチリソースがついてきます。で、肝心の味は…トマトベースでバジルが効いているけどしっかりとラーメンですね。こういうトマト味のラーメンって良くも悪くもパスタっぽくなるものですがみの屋のこのラーメンはしっかりとラーメンでした。

で、食べ進めてから粉チーズとチリソースをトッピングしたら今度はパスタ寄りの味に変化しました。なかなかこう面白く美味しく食べることが出来ましたので次にみの屋に行った時はもうひとつ疑問な味である「印度そば」にチャレンジしてみたいと思います笑

 

 

めん屋 みの家
宮城県柴田郡柴田町町東船迫1-1-2
営業時間 11:00-15:00
定休日 月曜日

 

 

・中華飯店 玄武 イオンスタイル卸町店

 

 

イオンスタイル卸町店のフードコートにはラーメンを食せるテナントが3つあります。ひとつはお馴染みの「らぁめん花月嵐」、ひとつはこだわったラーメンを提供する「くろく識」、そして写真の玄武という中華屋さんになります。

20時頃、花月の黄金の味噌ラーメンを食べたくなって訪問したのですが、新型コロナの影響で花月は19時半までの営業となっていて閉まっておりました。それで、くろくは仙台駅東口の店舗も含めて結構食べたことがあるのでどうせだから食べたことのない玄武に挑戦してみたんです。

中華屋さんだけあって色々とメニューがある中頼んだのは「トマトチーズラーメン」…上記のみの屋さんで食べたのが美味しかったので初めてのお店でこれまた極端なラーメンを注文してみたらこれが出てきまして…で、味は…不思議なことに全然トマトを感じないんですよね。チーズはたっぷりと入ってるので解るけど上にトマトがトッピングされているのにトマトらしさを殆ど感じない。

今までそれなりにトマト味のラーメンを食してきましたがこのラーメンが一番トマトっぽくなかったので拍子抜けしました。味は悪くないけどかなりびっくりですね…このお店、もうひとつトマト担々麺ってのもあるけどそちらはどうなんだろうか…

 

 

 

中華飯店 玄武 イオンスタイル卸町店
仙台市若林区卸町1丁目1
営業時間 11:00-22:00
年中無休

 

・てノ字

 

 

山形の中華そば文化は横浜中華街の架橋が戦争の疎開先に山形を選んだからと言われています。そんな歴史がある山形では他の地域にはない独特の中華そばがあったりします。「冷たい鳥中華」もその1つ。温かい「鳥中華」は山形県天童市の蕎麦屋「水車生そば」がそばを食べられないお客様のためにそばダシに中華麺を行れたのが発祥と言われていますが、冷たい鳥中華がどこのお店発祥なんでしょうかね。

最近では仙台でもこの冷たい鳥中華を食べられるお店が増えてきましたが、うちのお袋が一押しなのがこの「てノ字」の冷たい鳥中華。中華そばと日本そばのどちらも楽しめる店なんですね。どちらも食べられる「合盛」も注文できるようです。

で、食券を書い注文して届いたのは具材が鶏肉とネギだけのシンプルな感じのラーメン。ですが、お袋が進めるだけあってとても美味しくいただけました。もちもちの麺に歯ごたえのあるババ鶏…仙台でこの味が食べられるのは良いですねぇ。また街の中に行ったときには食べに行きたいと思います。

 

 

 

てノ字
仙台市青葉区国分町3-6-17 1F
営業時間 11:00-15:00
不定休

 

 

以上、およが9月に食したラーメンでした。ちなみにラーメン屋に行く回数より9月はすたみな太郎に行った回数のが多いですね…それでも太らないのはやっぱり糖質を抑える効果ってあるんでしょうねぇ。

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