山菜とかずくん

 

うちの暖房器具はFF式のファンヒーターが設置してあります。FF式とはForced Draft Balanced Flueの略で、外から燃焼に必要な空気を取り込み燃焼後の排気ガスを外に出すシステムのストーブで、給排気が外の空気を使ってするので換気する必要がなく、排気ガスによって結露やカビが起こらない、北国ではわりとポピュラーなストーブです。灯油タンクも外にあり灯油屋さんがタンカーで乗り付けて灯油を直接入れてくれます。

非常に便利なストーブですが、給排気管が外に伸びていてストーブ自体壁に固定されているのでストーブの掃除をするのにネジを外したりしなければならず、かなり面倒くさい。フィルターくらいは簡単に取り外せるのですが、それ以外にも中のスキマに結構ホコリが溜まっていたりするのです。3,4年に一度それを取り除かないと燃焼異常みたいな警告が出てストーブが止まってしまいます。

4月のとある休日、朝晩の冷えも落ち着いてきた頃わたしは自宅のFF式ファンヒーターの掃除をしていました。ストーブシーズンが終わったので外せるところを外してブロワーという手持ちの送風機で中のホコリを掻き出して掃除機で吸う。このストーブの中の一体どこにこんなにホコリがいたんだ…と思いながら夢中に掃除をしていました。本当はうちのストーブ君、たまに燃焼異常が起きて止まる事があったのでストーブシーズン中に掃除をしたかったのですが、冬本番の中ストーブをもし壊してしまったらとんでもなく悲惨な未来しか予想できなかったので控えていました。ホコリがたくさん出るのは予測できていたので窓を全開で掃除しなきゃいけないですしね。真冬の窓全開は昼間でも寒いですし。

 

そんな作業を夢中でやっていると、突然、

 

およさん山菜を取りに行かない?

 

と、近所のかずくんが窓から家に入ってきました。あまりに突然だし掃除に夢中だったのですごいびっくりして思わず「ウヘァ」という変な声を出してしまうわたし。ちょっとまってなんで玄関ではなく窓から来るんだと聞くと、窓が開いていたからとの返事。成人男性で玄関ではなく窓から突然入ってくる男をわたしは近所のかずくんしか知らない。

それで、まぁその日は他にやる事もなく暇だからストーブの分解清掃を行っていたのもあるので、掃除が終わったらいいよと承諾した。が、アウトドア風インドアのわたしは当然山菜を取りに行ったことがないわけで、そんなわたしが行ってもいいんか?と聞くと、

 

あ~大丈夫大丈夫。

 

という適当な返事。本当に大丈夫かいな…その後ストーブの掃除を終えてネジでまた取り付けてテスト可動。無事にストーブが動いたので山に入る準備をする。かずくんってばたまに恐ろしくテキトーな事言うからなぁ本当に行ってもいいのかしら…

 

 

ー第一章 コシアブラの戦士たちー

 

準備を終え、かずくんの車で現場に向かう。うちから30分位で到着するらしい。その車の中でかずくんの山菜に対する熱い想いを聞かされる。なんでも出社前と退社後に山に入っていってアタリの目星をつけてそのアタリの周りの剪定(木の枝を切ったり)をしてターゲットを狙いやすくしているとか。

ただし、山菜取りは早いもの勝ちの世界なのであまり整理をすると敵に塩を送るような結果となり、いい思いができなくなるので、他の人はアタリを狙いにくく、自分が取りやすいように整地をするのだとか。そんなことができるのだろうか…

まぁ、かずくんは田舎の山育ちで、野山が遊び場の子だったからそういう事ができるのだろう。幼少の頃、周りに田んぼしかなかったシティボーイのわたしにはわかりかねるな、うん。

そんな事を話していると現場に到着。本日はコシアブラという山菜を狙うらしい。あとで調べてわかったのですが、コシアブラはウコギ科ウコギ属の落葉高木。コシアブラの新芽を天ぷらやおひたしにして食べる。その独特の青臭さが特徴的な味。この青臭さ、どこかで嗅いだことあるなと思っていたんだけどコシアブラがウコギ科と調べて納得。観葉植物として親しまれているウコギ科のカポック、ホンコンカポックと同じ系統の青臭さだなーって思いました。ってことはカポックやホンコンカポックも新芽なら食べられるのかなぁ…

 

本日のダンジョンの入口。おーちゃんと階段があるんだね、なんてかずくんに言っていると、

 

ちゃんと階段になっていたのは入口だけだった…でもここ遊歩道だよーなんてかずくんは言うが、歩道と言うには足場が悪い。ハイキングコースみたいな感じなのかな…

 

この、なんか奥の方にあるのがコシアブラの新芽らしい。手前のは違うとかなんとか。ウルシの新芽もコシアブラの新芽に似ているし食べれるけど手荒れするかもとかずくん談。もうちょっと太くて真っすぐ伸びてるのがタラの芽で他にもトゲが生えてる食べられる新芽があるらしいがわたしの圧倒的な熟年度不足によりわけわかめ。まるでなにも見分けがつかぬ…

 

林の中に飛び込んでコシアブラの枝を切っているかずくん。青い部分がみえているのでかろうじて見分けがつくがMA1のジャケットとチノパンでは完全に景色に同化してしまうよね…かずくんは山に入るときはいつもこの格好だそうで。こだわりがあるのかどうかは不明。

 

かずくんが切り取って自然から拝借したコシアブラの新芽。これを食べるのではなく水の張ったバケツに入れておくと目が吹き出すんだそうで。ふーん。他の新芽と見分けがつかねえ…

 

写真ではよくわからないけど、かなりの急斜面。こういうのわかるように写真をとるにはどうしたらいいんでしょうねぇ…

そんなこんなで小一時間ほど山の中を歩いてコシアブラの枝を集めた。こういう新芽って切っていいものなのかかずくんに尋ねると、切らなきゃ切らないでどんどん上の方に徒長していってしまい取れなくなるからいいんだーとの事。わたし的には結構な量をとったと思ったけど、かずくんは、今日は整地がメインの目的だったからあんまり採ってないという。なんでも近所の人とかを連れてきて山菜を採らせてあげると喜ぶから、だとか。

それで、切り取ったコシアブラの枝は全部あげるとかずくん。え、いいの?かずくんは食べないの?と聞き返すと、かずくんは山菜を取りすぎていつも奥さんに怒られるから全部持っていっていいよーという。それでも山菜採りは好きだからやめられないらしい。

そんなわけで初山菜採りは無事に終わりました。感想は、かずくんの後ろをついて歩いただけだけど山道歩きはやっぱり大変だなーというのと、コシアブラを見分けるにはもっとレベルをあげないとぱちもんを切って持ってきてしまいそうだなと思いました…もうちょっと芽吹いてれば見分けが付くかもしれませんが。

 

採ってきたコシアブラの枝はこうやって水につけているとピロピロと新芽が出てきまして、それを摘んで天ぷらにして食べました。青臭さはあるけどタラの芽みたいに苦味もないくとても食べやすい味ですごく美味しかったです。なんというか、春の味と言うか香りと言うか…しっかし、コシアブラの枝をただこうやって水につけているだけで4回も収穫できたのには驚き。芽を摘むとその横から新芽が出てきたりするんです。すごい生命力の強い木だなコシアブラ…

 

 

 

ー第二章 おてんば赤ミズの冒険ー

 

コシアブラを取りに行ってからおよそ1ヶ月後の5月中頃、卓球をしている会館にかずくんが大量に山菜を持ってきた。ピローンと伸びた小さいフキのような形状のそれをかずくんはミズと呼んでいた。少しおすそ分けをしてもらう。なんでもかずくんが山菜採りに詳しい人に、コシアブラを取りに行っていると言うと、この辺だとミズも取れるんじゃないと言われて、何だミズってと調べてから山の中に入ったら相当な量が生えているところを見つけたから採ってきたらしい。

そんなにたくさん生えているんなら別に美味しくないんじゃ…と思ったがくれるというのでもらう。さっと湯通ししておひたしにして食べるみたいだよとかずくんに説明を受ける。ふーん。

で、卓球が終わり帰宅して早速ミズをおひたしにしてみると、これが絶品なんですよ。タラの芽やコシアブラのように独特のクセはなく、シャキシャキとした歯ごたえ、そして噛んでいるとぬめりが出てくるというまさかのシャキシャキとヌメヌメが同時に食べられる奇跡の食材!!なにこれ美味しいんですけど!と、その感動をLINEで早速かずくんに伝えると、んじゃ次の日曜日取りに行きましょうか?との返信がすぐにあったので了承。

ミズを取りに行く前にミズについて調べてみる。まずミズには赤ミズと青ミズがあって、根のほうが赤かったのでかずくんからいただいたミズは赤ミズだった。赤ミズというのはあだ名みたいなもんで、正式名称はウワバミソウといいイラクサ科ウワバミソウ属の多年生植物。4,5月頃の淡緑色の若葉はクセがなくて味が良い山菜として食べられる。根付近にはぬめりがある。6,7月頃のよく生育した茎葉は表皮を剥いて食べるのだそう。もっと成長すると葉の付け根にあずき色のムカゴ(あずき豆みたいな感じ)のものができてそれも絶品らしい。これはこれは…雪が降るまでお世話になりそうだな赤ミズ…

 

 

そんなこんなで次の日曜日。

ミズ採りの現場に到着。ただの杉林に見えるけど、沢があってその沢の両サイドにミズが生えているようだ。この日は他に一緒に卓球を楽しんでいるお父さんとお子さんも来てみんなでミズ採り。

 

現場にたどり着くとそりゃもうミズがわんさか生え放題。おいしいのになんで人気がないのだろう…

 

現場の沢は、水が少し流れている川になりきれない部分のサイドにミズがたくさん生えているんです。それを黙々とみんなで摘む。長靴で来てねとかずくんが言っていたから長靴できたけど、そんなに水もないから普通の靴でもよかったねぇなんて言いながらミズ採りを楽しんでいると、かずくんが奇妙なことを言い出す。

かずくんのスマホにはグーグルマップとかでは表示されないマニアックな山道がわかり歩いた形跡なんかが確認できるアプリが入っているのだが、この沢の奥の方に泉?沼?池?かなんかよくわからないけど水たまりがあるらしい。沢をたどれば着くからいってみたいなーとか言い出すかずくん。それ危なくないのかしらと思いながらかずくんについていくと、わりとすぐ急な上り斜面が出てきて、子供もいるしやめとこう、となった。

そんなわけで平和に赤ミズを採っておうちに帰ってきまして、別の車で来ていたお父さんとお子さんとは帰路の途中に流れ解散をして、わたしのおうちに到着して、んじゃねーとかずくんとお別れ、と、いうタイミングにかずくんはこう言い出す。

 

やっぱさ、気にならない?

 

え、何が?と、聞き返すと、奥の池?沼よくわからない水たまりに一体何があるのか気になる、とのこと。わたしは別に気にならんけども…でも、かずくんは気になるそうで。んーそうなのね、と、言うことで、

 

 

まさかのミズ採り第二ラウンド笑

先程諦めた急斜面をなんとかのぼりきるとそこにあったのは普通に沢登りの世界…倒れている丸太を乗り越えて、沢に嵌りそうなところは斜面を登ってどんどん奥に進んでいきます。もはや山菜採りではありません。ただの登山です笑

こうして、ヒイヒイ言いながらついにかずくんのスマホが示している池?沼?の位置にたどり着きました。

 

 

 

 

 

ただの農業用ため池じゃねえか!

しかも、車で入ってこれるような砂利道がちゃんと近くに作られてるし。なんのための沢登りというか登山なのか笑

でも、かずくんはこの結果でもご満悦。世の中行ってみないとわからない。行ってみてハズレとわかったらそれはそれで儲けもん、とかずくんはこのため池を見ながら名言っぽくいってるけど、だったらせめて車で来れる場所かどうかは確認してくれ

 

そんなわけで、一日に二回もミズ採りをしたせいでとんでもない量を収穫してしまい、ご近所さんに配るも概ね好評。てか、ご年配の方はちゃんとミズの食べ方って知っているのね。昔はよく取りに行ったとかそういうお話も聞きました。わたしはこの年までミズってなんなのさ?な感じでしたけど、侮れないなミズ…

 

 

 

ー第三章 山菜屋かずくんー

 

一日二ラウンドミズ採り事件から半月後、採りすぎたミズは採りすぎたと思ったのにあっという間に消費してしまい、また取りに行こうかーとかずくんと話をする。その際に、今度ミズ採りに行くときは現地調査したいところがあるのよね、との事。現地調査というからわたしはミズの他になにか山菜が採れるのか見に行きたいって事なのかと思ったら冒険家のかずくんはそれもあるけど、前回ため池見つけたあとにため池まで続く道はあるのかなーとその近くを車で探索すると、大滝って書かれた看板があったけど全然そこの景色が大滝じゃなかったからその先に何があるのか見てみたい。との事。ああ、かずくんはこういうなんでもやってみたい病気なんだ…と納得。一人では行かないのかと聞くと、一人では寂しいらしい。ああ、そうですか…

まぁ、たしかにわたしの目で見ても全然大滝ではなかったし、ひどくてもこないだのため池を見に行ったくらいのアスレチックだろうと了承。結果これが大間違いなんですけどね…そんなわけで次の日曜はミズ採り兼現地調査の約束をする。

 

当日。

 

 

これが大滝と書かれた場所です。

大きな岩があるので滝と言われればかろうじて、うーん…滝…??くらいにはなるけど大滝はさすがに言いすぎだろうと思うのでこの滝を登ってみることに。ここまでは車で来れるんですがね。水はすこーしだけある感じ。

 

 

道中の斜面。Vの字の底辺が沢でそこを歩いて、左右の壁がこのようなほとんど赤ミズの壁。沢登りはやっぱり倒木を乗り越えたりするアスレチックだけど、ため池を目指したときと殆ど変わらない感じ。沢にある落ち葉の密集地帯がたまに沼状になっていて足をおもいっきりとられるのを気をつけるくらいでスイスイと1キロくらい沢を登ると、

 

巨大な岸壁から水がちょろちょろと湧き出ている光景。下から見ていると、上から流れてるのではなく岩肌から水がでている…ように見える。と、言うことはこの沢の最終地点じゃないのかここは?と、かずくんに言うとおもむろにスマホを取り出して例の地図アプリを確認。この上にも沢がありそうなんですよねーとかずくん。しかし目の前はどうみても岸壁。手袋に長靴程度では登れないし、両サイドはミズが生えた急斜面。道らしいものはないし岸壁の上に行くなら急斜面を10メートルは登らないといけない。掴むようなものは殆ど見当たらない。横からびろーんと出た木の根くらいか。

うーんこれは危ないね、でもせっかくここまできたしなーと…

 

 

急斜面を登るバカ二人

 

落ちたらただじゃ済まない高さの斜面を根性で登り岸壁の上に着く。するとやはり沢はちいさいけど続いているよう。上から下を見てみると、降りれる気がしないなこれ…

そんなわけでまた沢をずんずんと進んでいくといつの間にか沢がなくなっているという大事故が起きる笑。ヤブが深かったから沢を見逃したのか、どっかで沢の起点となる場所があったのか、いずれにせよかずくんの地図アプリでは沢のゴールを越えていたし戻って調べるのもめんどくさいので沢は自然消滅したと結論づけた笑。

して、ゴールは越えていたのでこのヤブからの脱出を試みるために、とりあえず地図アプリを確認するかずくん。すると、道はないけどこのまま突き進めば多分整地された道に出るというので道なき道をずんずんと進む。人が立ち入ったことのないような立派なヤブを生まれて初めて進む。道なき道を進むのってすごい怖いんですね…ヤブから本当に蛇とか出てきそうですし。あの岸壁の急斜面を降りるよりは進んだほうがマシだろうと思ってたけど、道に繋がってなかったらあそこ降りて帰らなきゃだめなんだろうな…

 

そんな道なき道を歩いているとあちこちに見える山菜。これはシドケ。正式名称はモミジガサといいキク科コウモリソウ属の多年草。わたしは食べたことがないけど強烈なクセのある山菜黒帯用の味がするそうです。道なき道には結構生えていたけど、これを採りにくるのは至難の業だよなぁ…

ちなみにトリカブトと似ていてシドケ素人のわたしは見分けがつかない気がするので採取するのを今回は控える。かずくんは大丈夫っていうけど…うーん。かずくんはコシアブラの枝を取っていたときに、地面に行者にんにくがはえてるーといって取ろうとしていたから調べたらスイセンの一種(毒)だったってことがあるからなぁ…まぁかずくんは植物の毒くらいでは死ななそうだけど。

 

ウルシではなくウルイ。正式名称はオオバギボウシといいリュウゼツラン科ギボウシ属の多年草。ギボウシは昔仕事で取り扱っていたし山形県では結構食べると知っていたのでこれは取ろうかな…とも思ったけどイヌサフラン(毒)に似ていると調べたら出たので今回は採取を控える。てか、道なき道を歩くのは疲れるのです。でも道なき道だけあって(たぶん)食べられる山菜が結構あちこちに生えている。たしかに人の手が入ってない山の中は魅力的ですね。でも、人はこうやって山菜採りに夢中になって方向が解らなくなって遭難するのだろうなぁ…

その後、道なき道を進み急斜面をよじ登りを繰り返しなんとか砂利道に辿り着く。かずくんの地図アプリも頼りになるもんだと思ったけど滝のぼりなんかしなかったらこんなひどい目にも合わないんですがね笑

 

 

そんなわけで前回のお父さんとお子さんも楽しめたイージーなミズ採り場所に戻ってくる。余計な沢登りのおかげでヘトヘトだけどミズのために頑張る。しかしこんな下の方でも沢山ミズが生えているしちょっと沢を登ればミズの壁を見ることができるこの山。かずくん山菜屋でもやれるんじゃないなんて話ながら赤ミズを摘む。ネットで価格を調べると山菜って結構いい値段しますからねえ。

そして、また大量に赤ミズを取って帰路につく。今年はまだまだかずくんに山菜採りに誘われそうです。でも、この感じで山の中をずんずん進んでいたらいつか遭難してしまいそうな予感のするおよでした。アウトドア風インドアなのに、どんどんアウトドア寄りになっていってます笑。腰が痛くなかったらもっと率先してこういう事行ってもいいんですがねぇ…

でも、ミズは美味しいんでみんなに食べてもらいたいですよ。

 

 

 

おまけ

前回は細いの多めだったけど今回は太いのも結構あったので皮むきをしてみましたがこれがまー面倒くさい笑

さけるチーズを爪で引っ掻いてこまかーくできる人向けの作業ですね。まるかじりするわたしには向いていない笑

小さくて柔らかいミズを優先して採りたいですねこれは…

 

皮むきと葉っぱ取りが完了した赤ミズ。この赤ミズが茹でると、

 

鮮やかな緑色になるんです。そして今回の赤ミズはぶつ切りにして近所の人に教えてもらっためんつゆ漬けにしてみました。前回のミズもおひたしにして少し余ったやつをめんつゆ漬けにみたんですが、これが恐ろしく絶品なんです。なので今回は最初から全部めんつゆ漬け。山菜の中で一番美味しいまであります。赤ミズの独特のシャキシャキ感とぬめりにめんつゆ味がベストマッチ。飽きずにいくらでも食べられます。山菜そば、うどんみたいに麺類の上にトッピングしてもいいだろうなぁ。

ミズが手に入ったら是非めんつゆ漬けにして食べてみて下さい。ほんと美味しいので笑

山菜とかずくん” に対して9件のコメントがあります。

  1. ちゃー より:

    幼少の頃、周りに茶畑しかなかったシティボーイのわたしにはまったく区別がつきません。あ、
    そっか山菜って総称だったねレベルです。サバイバーにはなれません。

  2. およ より:

    人は追い詰められれば誰だってサバイバーに慣れるのです。諦めては行けません。ただし、いきなり単独で山に入るのは危険極まりないです。この記事には書いてないけどカモシカには会うしリスには会うしよくわからないでっかい鳥は急に飛び立ってかずくんはビビリまくるしイノシシのフンは見つけるしでアウェー感満載です。人は人の都合のいいように自然を開拓して文明を築くことで生態系ピラミッドの頂点にいるのですが、いざアウェーの、自然の地に足を踏み入れれば道具というアドバンテージがありつつも知識と体力がなければほぼ自然に飲み込まれて命を落とすという事は珍しくありません。
    と、言うことで普段は全く意識しない文明のありがたさがわかるので山菜採りはお勧めです。自分探しの海外旅行の前に、まずは近くの野山でミズとりでもすればいいと思います。学ぶことは自然には沢山ある。

  3. チノミ より:

    第4章と第5章への山菜採りにも期待します!斜面を登るバカ2人に笑いましたw

    1. およ より:

      あらチノミさんご無沙汰笑
      近所のかずくんは困ったことになってみないとわからない大科学実験男ですからねー笑
      多分あるんじゃないですか4章5章と笑
      追加された蛇足の6章もあるかもです笑。なんせ山菜は秋までいろいろ取れるみたいですし笑

  4. ピンバック: 海とかずくん | ozfare
  5. ピンバック: 雨の山菜採り

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です