チートツールに習った人生観

ラーメンの時にお話した通り、わたしはツボにハマるとずーっと同じものを食べ続けることができます。特にひどかったのが回転寿司。一時期わたしはほとんどサーモンしか食べませんでした。20皿退治したら18皿はサーモンくらいの割合です。

 

サーモンってだいたいどこで食べてもそれなりに美味しくて安いじゃないですか。脂が乗ってるサーモンもよし、さっぱりとしたサーモンもよし。スーパーでサクを買ってきてもよし。そんな感じにサーモン以外の寿司が目に入らない状態にとどめを刺したのは秋葉原の安い居酒屋でした。

 

なんで秋葉原にいたのかはとりあえず置いておきまして、その安い居酒屋、詳しく書くとわかってしまうのでとりあえずサーモンの刺身を注文したんです。そして一口食べると、

 

苦味、渋み、えぐみ、臭み…

 

おおよそサーモンの刺身を食した時に感じることのない味がしまして。え、このサーモンほんとに???一切れだけなんか洗剤でもついてたのかな???と思い備え付けのレモンを絞ってもう一口…思えばサーモンの刺身にレモンが備え付けられてるのが間違い、スモークサーモンならともかくと言うことに気づかないくらい焦って食してみると、

 

 

 

 

ぐえっ

 

世の中には信じられないくらいまずいサーモンが存在すると知ったと共にわたしのサーモンラッシュは終了しました。完全に偏食家だったので終了した事自体は悪くはないと思いますが、この一件から妙にサーモンに対して警戒してしまうようになったのは言うまでもない。初めてサーモンの刺し身残しましたよ○の○…

 

そんな秋葉原ですが、わたしは東京にお仕事で行ったりすると結構な確率で秋葉原にいきます。次点は中野でブロードウェイ散策ですかね。秋葉原はスーパーポテトさんでワンダーボーイモンスターランドをはじめとしたレトロアーケードゲームをプレイしたりするのも好きですが、秋葉原も中野もぼんやりとした目的があって状況の度に訪れているんです。

ちなみにレトロアーケードゲームの話題を掘り下げるとファンタジーゾーンとかハイスコアガールとか高田馬場(池袋)ゲーセンミカドさんとかでてきちゃってまとまらなくなるので省略します。

 

今、秋葉原を訪れる目的なんて大それたモノではないのですが、むかーしバンダイから発売されたスペースホークというゲームウォッチを探していたりします。縦スクロール型のシューティングゲームでファミコンで言う十字キーとAボタンの位置が逆(自機操作が右手、攻撃が左手)の激ムズゲームでした。

わたしはこれを持ってはいたのですがいつの間にかどこかにいってしまいまして…ほしいほしいものすごくほしい!ってわけじゃないんですけどね、ふらっと訪れたお店で再開したら買っちゃうだろうなーと思いながらこういう古いおもちゃを扱っているお店を眺めるのが好きなんです。

 

そんな飲食店も増えて萌え萌えキュンと外国人観光客とオタクの街秋葉原ですが、わたしが秋葉原に初めて行ったのはもう25年くらい前の事で、その頃のちょっとした出来事が今の考え方につながっているなんてお話です。

ちなみに25年くらい前の回転寿司はマグロの赤身ばっかりでしたがある時カチンコチンのアイスクリームみたいなマグロに当たってからマグロラッシュは控えるようになりました。繰り返す、わたしは何度でも繰り返す…

 

 

わたしが中学生の時にスーパーファミコンで土屋圭市の首都高バトル’94というレースゲームが発売されました。伝説のドリフトキング監修であるこのゲーム、コンセプトは「車はそんなに曲がらない」みたいな感じでした。実際プレイしてみると解るのですがまー車が曲がらない、とにかく曲がらない。

ナムコ往年の名作ポールポジションの曲がりすぎてコースアウトして爆発のまさに真逆で、とにかく曲がらなくて壁にぶつかるゲームでした。きっと土屋圭市さんの車で飛ばすと曲がりきれなくて死ぬぞっていう警鐘なのでしょう。

 

このゲーム、当時発売日にはうちにあったのですがこれを買ったのはわたしではありませんでした。土屋圭市さんが大好きだったおふくろが購入していたのです。

わたしのおふくろというのもスイッチが入るとわけわからないくらいハマりだしたりするので、その辺は遺伝してるんだろうなってたまに思います。今は地元のサッカーチーム、ベガルタ仙台の応援と刑事ドラマ相棒にハマっています。

 

土屋圭市さんにドハマリしていた当時のおふくろに平成のABC対決!公道バトル!みたいなよくわからないビデオをわたしは見せられて育ったものなのであんまり車に興味がないのになんとなく車のことを知っています。

平成のABCってAZ-1、ビート、カプチーノという車名からなんですが、ガンダムみたいなデザインでガルウイングのAZ-1、ミッドシップエンジンで車高の低いビート、ロングノーズでかわいいカプチーノ、この中ならカプチーノがいいなぁ。

 

さて、この土屋圭市の首都高バトル’94。購入時のアンケートハガキを送ると抽選で土屋圭市と一緒に筑波サーキットにご招待みたいなキャンペーンをやっていたんです。で、競争率めっちゃ高かったと思うのですが、おふくろが見事に当選。ペアでご招待だったので親父とおふくろでこのツアーに参加予定だったのですが、親父が仕事の都合でいけなくなり急遽わたしが参加することに。

 

このツアー、かっぺでおのぼりさんでぼっちゃんのわたしには刺激が強すぎた。東京の町並みは地元とは比べ物にならないくらい都会で、ツアーの待ち合わせ場所も都会、その都会を首都高~常磐道?を使ってバスで筑波サーキットまで向かうその景色、ビル群がとても都会すぎて現実のものとは思えなかったわけです。

道路の上に道路があるってどういうことだってばよ!東京の町並みだけで語彙力が不足するくらい感動したバスツアー、道中の車内でBPSさん(首都高バトル’94の販売メーカー)の方が開発秘話なんかを話してくださったり、バス内でビデオで土屋圭市さんがゴメン今日いけないや、楽しんで!みたいなことをいってがっかりしたり(おふくろが)。

 

筑波サーキットに着いたら着いたで管制塔下のVIPな人がブランデーグラスを片手にレースを観戦するような部屋に通されまして、浮世離れとはこういうことをいうんだろうなと一人で悟ってました。当時中学生だけど。

 

それで、この夢のようなツアーが終わって、また東京の街に親子で解き放たれたんですが東京駅発の帰りの新幹線まで2時間くらいありまして、どっかいきたいとこある?とかおふくろに聞かれまして、迷わず口から出たのが秋葉原でした。

 

当時は、というか今も若干その気がありますし、もはやおわかりだとは思うのですが寝ても覚めてもゲームゲームゲーム、コンシューマーアーケードPC問わずゲームゲームゲームとわたしはゲーム少年でした。

最近アニメ化もしたハイスコアガールって漫画があるのですが、まぁこの主人公、寝ても覚めてもゲームゲームゲームってキャラで年齢設定も同じくらいなのでもう痛いくらい理解できる、PCエンジンはアーケードゲームの移植完成度が音楽以外は最高だったのもよく解る。このゲームに関しても掘り下げると一般的な卒業論文くらいの長さの説明になるので割愛します。

 

そんなゲーム少年は新作ゲームのために本屋でゲーム雑誌を貪るように買っていたんですがある日本屋さんでファミリーコンピューターマガジンでもない、ファミコン通信でもない、見たこともない雑誌を発見しました。

 

 

てか当時の雑誌まだうちにあったし。

物持ちの良さに定評のあるおよです。でもこれの5号くらい前から買ってたはずですがそちらは見つからず…さて、この「バックアップ活用テクニック」通称バッ活を本屋の雑誌コーナーで発見しまして。

バッ活の表紙って結構どれも改造とか裏のゲームとかコードとかバックアップとか書いてあるんです。バックアップに関しては世の中にはうるさい人がいるので先に言っておくと一切触ってません。だってよくわかんない機械なのに高いんですもの。あとで後述します。

 

で、こんな怪しい、今まで見たこともないような雑誌を発見しコロンブスが新大陸を発見したような気持ちを味わいながらバッ活を購入して帰路につきました。この怪しい本を隅々まで舐めるように眺めた結果、

 

わけわからん!!

 

 

当時コンシューマー機はそこそこに、パソコンはPC286(エプソンから出てたPC98の互換機)とジャンクなお店で買ったMSXをわたしは所持していましたがこの雑誌の内容の1%も理解できていなかったと思います。なんだよバイナリエディッタって!それでもこの本はなにかこうとてつもなくやばいことが書いてあって世に出ていない情報の塊なんだということは理解できました。

 

 

この表紙を一枚めくっただけで解るやばさ

はんだごてをつかって物理的に改造とかなんだそりゃ…バックアップ機とはファミコンとかスーパーファミコンなんかのコンシューマー機のゲームをフロッピーにコピーできる機械ですが、昔一瞬だけ流行ったPCゲームのレンタル屋(名目上はPCゲームの販売屋なんだけど、そのお店で買ったゲームを短期間で売りに行くと販売価格の8割だか9割でPCゲームを買い取ってくれるお店。実質PCゲームをレンタルしてコピーして返す)がアウトだったとは知っていたし、前述の通り中房のわたしにこんな訳のわからない機械に使うには高すぎる値段(5万円とか)でしたので手を出すことはなかったです。

 

で、このバッ活の中でわたしがすごい興味をもったのは、

 

 

メイドインアジアの海賊版ゲーム

 

このバッ活の表紙もそうだったんですが、SOMARIと書いてある謎のゲーム(表紙のは顔を差し替えてあるけど)。これはセガ・メガドライブ用のゲーム、ソニック・ザ・ヘッジホッグを無理やりファミコンに移植して自機をマリオにしたもの…あとは当時めちゃくちゃ流行ったストリートファイターⅡの無理やり移植記事とか、まー普通のゲーム雑誌が取り扱わないような記事にわたしは取り憑かれました(厳密に言えばファミコン通信で当時連載されていた鈴木みそさんの漫画でこういった海賊版のモノを取り上げていましたがここまで詳しくは書いてなかったのです)

 

この海賊版ゲームの記事と、ゲーム改造コードの記事も興味が惹かれてました。なんでもプロアクションリプレイとかエックスターミネーターとかそういう名前の機械をゲーム機と本体の間に噛ませて、改造コードをぶちこんでやることで、例えばロールプレイングゲームなら最初から最強レベルでゴールドマックス所持とか、普段仲間になることがないキャラクターが仲間になったりとかおおよそ普通にゲームをプレイしていたらできないことができるようになるそうです。バックアップ機とは違いゲームをコピーするわけではないし、このプロアクションリプレイは当時のゲームと同じくらいの値段(9800円位)だからなんとかなるかなーって思っていました。

 

このバッ活(のちにゲームラボに名称変更)を読めば読むほどこの海賊版ゲームとゲーム改造コードに惹かれるわたし。でも、今でこそネットで調べて通販サイトでクリックポチーで手に入りますが当時わたしの地元では(今でも殆ど無いけど)こんな怪しいものを取り扱っているお店はなく、バッ活の記事に通販広告が載っていたけどなんか怖くて利用できなく…ただ、これらが売っている場所はバッ活の記事からわたしは解っていたのです。それが、

 

秋葉原

 

東京駅からなんとなく近いことも解っていましたし、2時間位時間あるけどどっか行くと言われたらそりゃ秋葉原っていいますよ。それで、限られた時間の中で海賊版ゲームとゲーム改造のツールを探す旅に出たのです。ちなみにおふくろはツアーの移動でやや疲れ気味かつ半分切れてました。

 

ところが、この当時の秋葉原。わたしは電気屋とゲーム屋がずらーっと並んでいるもんだと思ったのですが、電気屋といっても機械の中身に使われているよくわからんコンデンサとかヒューズとかそういった(パーツ)を扱っているお店がずらずらっとありまして、これはゲーム屋さんかなと思って入ってもパソコンの基盤がずらずら置いてある店だったりとか、なかなか思ったものを発見することができない。

今だったらそれこそスマホでさくっと取り扱いの有りそうなお店をピックアップできますが当時はそんなもんは当然なく、ひたすらお店に突撃するのみ。そもそも店員さんになんて聞いていいのかもわからないし…

 

で、時間までに残念ながら海賊版のゲームは発見することができなかった…いや、発見はしたのですが、ファミコン版ストリートファイターⅡがあったのですが店頭デモ用で非売品って書いてあり購入することはできず。バッ活に書いてあった秋葉原の裏路地に行けば多分海賊版ソフトも売ってたのでしょうが当時の裏路地ってそりゃまー年齢もあるし恐ろしくみえる感じでしてわたしは足を踏み入れることができませんでした。

でも念願のゲーム改造ツールであるプロアクションリプレイは見つけることができました。帰りの新幹線で食べた駅弁の中に白いダンゴムシみたいな虫がいて若干悲しくなりましたが、そんなことをふきとばすぐらいウキウキで帰るわたし。夢にまでみたゲームの改造ですからね、そりゃウキウキですよ。

 

無事帰宅。案の定そのまま自室にいきスーパーファミコンにプロアクションリプレイをセット。最初に選んだソフトはストリートファイターⅡ。このゲームは言わずとしれた1体1の対戦格闘ゲームなのでレベルが最強になったりはしないのですが、改造コードを入れると通常地上でしか出せない必殺技が空中でだせたり、キャラに近づかないと出せない投げ技が離れていても発動できたりとハチャメチャできるのです。

早速バッ活を開き改造コードを打ち込んでゲーム起動。空中で波動拳や昇竜拳といった必殺技を出せるリュウ、画面の端と端にキャラが居るのにまるで敵を吸い込むようにスクリューパイルドライバーを繰り出すザンギエフ、敵がジャンプしていようがこっちがジャンプしていようが吸い込むザンギエフ、とんでもない吸引力…

もうね、これはやばいものを手に入れたって高揚感でいっぱいですよ。普段のゲームではできないことがポンポンできてるわけですから、で、5分後、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまんねええええええええ!!

 

リュウを空中で波動拳を撃っていれば為す術もなくやられてくれる敵キャラ。ザンギエフを使って離れて吸い込んでれば勝手にお亡くなりになる敵キャラ…こんなの全然面白くないな…絶対に勝てる喧嘩は喧嘩とは言わないただの殺戮なわけですよ。

ゲームっていうのは作っている人がきちんとバランスを取ってるんだからそれをいじくっても面白くないんだな、と、思いつつ次は散々プレイし尽くしたドラゴンクエスト5をプレイ。レベル最強、所持ゴールド最強のコード入力。最初のダンジョンが終わったところでデータ消去。

 

最初からスライムにバギクロス使えるからなんなんだよ!

 

ロールプレイングゲームは戦闘を繰り返して強くなっていく過程も楽しめなきゃゲームとしてなんにも面白くないんです。ゲームだけれども工夫をして経験値をガッツリ稼いでお金も考えて貯めて、少しづつ強くなっていくからロールプレイな訳です。

時間がないからストーリーだけ楽しみたいとこういうチートツールを使う人がいますが、つけ麺で言うとスープだけ飲んで麺を全部残しているくらいもったいない食べ方をしてますね。人それぞれと言われればそれまでですが。

 

結局このプロアクションリプレイ、東京から帰った日以降ほとんど使うこともなく気がついたらどこかに消えてました。で、この出来事からなんというか、何事も結果だけでなくちゃんと過程も楽しみたいなって考えるようになったんです。なので何事も時間かかってめんどくさいなーやりたくないなーとは思わなくなりました。

インチキしても面白くないし、どうやったら上手に攻略できるかなって道筋を楽しむようになれたのは、ゲーム改造が好きな人には申し訳ないですがこの出来事があったからですね。

 

ちなみに今となってはネット上で探せばこの頃すっごい欲しかった海賊版ゲームも転がっているんでしょうが、多分正規版でもないしつまんないと思うんで思い出は思い出のままにしておきたいと思います。

 

そんなわけでなんとなく何事も真正面からいってしまうおよでした。なんでこんな話を書いたかって、今でもチート(ゲーム改造)する人がいるんです。しかもオンラインで。少し前に某Switchのイカのゲームで遭遇したんです。

何発打ち込んでも倒せないしよくわからないうちにこっちはやられるし…Switchにカスタムファームウェアをぶちこめばできるみたいですが、オンライン対人勝負の世界でインチキするとは何事か、オフラインならそれは個人の勝手ですがね、

 

 

オンラインで

チートする

クソガキ

Switch叩き割って

勉強しろ!

 

 

自分の首を自分で締めてることはよ気づいてほしいです。あ、皆様ゲームはほどほどに、こんな大人になるよ笑

 

 

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