男飯 第31話 え?里芋って皮ごと食えるんですか?
https://ameblo.jp/oyo-sendairamen/
半年前に始めたアメブロラーメンブログの方がえらい好調なおよです。なんだかアクセス数がイトー〇ーカドー(こちらのサイト)とセブンイレブン(ラーメンブログ)くらいの差が生まれてきまして…まぁアメブロってSNSみたいな機能があってブロガーさんと交流ができるのでアクセス数が伸びやすい、という理由もあるのですがね。
ラーメンブログを始める前は人様のブログってほとんど見てこなかったのですが、自分の書いた記事に合わせて結構お勧めの記事が出てきたりするので最近は大分人様のブログを読むようになりました。結構皆さま色々なことを考えてるんだなーなんて感心しながら読んでいるのですが、とあるブロガーさんの記事を見て出てきた言葉が本日の記事のタイトルだったり。
仙台は山形と共に芋煮を割と楽しむ地域なのですが、そもそも芋煮会と言うのは起源まで遡ると里芋の収穫祭と東北の冬場の寒さでは里芋がもたないので「消費する」という意味を持っています。もちろん現代では里芋を冬場に保存する事も可能でしょうが、わたしは子供の頃からそんな里芋の消費に携わってきていたのに「里芋が皮ごと食える」という事を知らなかったのです…というかこの事実を知ってから同じく芋煮会に親しみのある人に聞いても誰も里芋を皮ごと食したことがありませんでした。
そんな衝撃的な事実を知ってしまったが最後…
とりあえず作ってみたくなるってもんですわ笑
里芋丸揚げ
・材料
里芋…食べたいくらい
片栗粉…さらりと
塩…微量
醤油…お好みで
「思い立ったが吉日」ならその日以降はすべて凶日…島袋光年さん作の漫画「トリコ」の名言です。とても共感できるんですよね。探求心には勝てないので早速作っていきます。本当は蔵王産の里芋が名物なので使いたかったのですが時期が悪いからか売っているのを見かけなかったので今回は新潟産の砂里芋(さりいも)を使用。里芋もジャガイモと同じく色んな品種があるんですよね。そう言えば高校の同級生にさりちゃんって子がいました。元気でやってるんかなぁ…
①とにかく里芋を洗います。里芋は細かい砂のような土壌に植わっていることが多く、かなりゴシゴシと洗わないと細かい砂が残ってしまいます。洗っては水を変えを繰り返し土が水に出てこないくらいまでしっかりと洗う。今回は丸くてそれほど大きくない里芋を使いましたが大きい里芋の場合や小芋が付いているような状態の場合は洗う前にカットしておくと良いかと。
②土が出てこなくなるくらい里芋を洗ったら水気を切って少し乾かします。
③水気が切れたら塩を少し混ぜた片栗粉をまぶし満遍なく白くなるようにしてあげます。
④片栗粉をまぶしたら160度以下の低温で15分から20分くらいかけてじっくりと揚げていきます。揚がってくると里芋が浮いてくるので何となくわかると思います。気を付けたいポイントは高温で揚げると里芋が爆発します。仕上げにカリッと!なんて思って引き上げる前に油の温度を上げたら見事に爆発したので最後まで低温でじっくりゆっくりと揚げた方がいいですよ大事故になりかねないので。
⑤ふんわりと里芋が油に浮くようになったら完成。よく油をきって皿に盛りつけます。写真左下のパックマンみたいになっている奴が発した奴です…かなりの油が吹き飛んだので本当に油の温度管理は注意して下さい。予め千枚通しあたりで一突きしていてもいいかもしれません。
で、肝心の味なんですけどなぜこれを今まで知らなかったのかと後悔するくらい美味しいです!皮部分はジャガイモとサツマイモを合わせたような味わいでカリッと仕上がっていてスナック菓子のような食感、中は里芋特有のとろりもっちり食感でかなり癖になります。醤油をかけて頂きましたがこれは唐揚げ粉辺りを利用しても美味しく仕上がると思います。なんか色んなアレンジが出来そうで面白いですわ。
そんな訳で今回は里芋を丸っと揚げてみました。最初は里芋の皮って食えるんか…なんて思っていましたがもうすでに皮の剥いてある里芋がもったいなく見えるようになりました笑。揚げてあると皮はスルッと取れるので万が一口に合わなくてもすぐ中身だけ取り出せて便利な里芋の丸揚げ、皆様も里芋が手に入ったら是非ともお試し下さい。
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