モウカの星

宮城県のスーパーや市場ではたびたび「モウカの星」と呼ばれるモノが売っていたりします。先日、色々な地場食材が店頭に並ぶ、以前も紹介したフーズガーデン玉浦食彩館へ行ったら見かけたので購入しました。

モウカとは東北ではモウカザメと呼ばれるサメ、標準和名はネズミザメのことを言います。モウカザメはサメ類の中では比較的アンモニア臭が少なく味も淡白で癖が少ないため食用向きとされていまして、モウカザメの漁獲高日本一の宮城県の気仙沼ではモウカザメのヒレはふかひれに加工され、その身は焼きや揚げ物や練り物加工、そして刺身として食されていたりします。

モウカの星はそのモウカザメの心臓を言い、高級食材や幻の逸品なんて最近は言われているけど、昔から塩釜の卸売市場では見かけていたし以前はそこまで高い食べ物ではなかった気がしますが…で、このモウカの星、食し方は至極簡単で…

 

水にさらした白髪ネギと細切りのショウガを準備しまして、

 

モウカの星を皿にのせ、ゴマとネギを振りかけて、白髪ネギとショウガを添えて、

 

ごま油に塩、そこににんにくのすりおろしをぶち込み混ぜ混ぜ。そこへモウカの星をとけて薬味をのせくるっと巻いて食すだけ…見た目の通りなんですけどこのモウカの星はつまり、

 

レバ刺し

 

の代替品として近年注目を集め、テレビで紹介されたりして徐々にその人気と価格が上がっていったと思います。若干の独特な魚臭さはあるものの、食感はすごく新鮮でサクサクとした動物のレバー(肝臓)とハツ(心臓)の中間のような感じ。薬味とごま油で食せばほとんどレバ刺しと遜色が無くなります。

2012年に牛のレバ刺しが食品衛生法で禁止され、次いで豚のレバーも生食が禁止されました。以前はモウカの星をよく酢味噌で食していたと思うけど、レバ刺しが規制されてからは塩ごま油で提供されるお店も増えましたね。

 

レバ刺しっぽいのでニンニク醤油もピッタリ合います。好みはあるだろうけどレバ刺しが好きだった人は大体好きな味や触感だと思うし、魚類なので動物の肝臓を生食するよりは食中毒リスクも低く抑えられますよね。とても酒が進みます…

と、言うわけでレバ刺しの代替品として注目されているモウカの星のご紹介でした。ちなみにグラムに直すとだいたい100グラム1000円くらいになると思うので、現在も生食できる馬のレバ刺しよりコストがかかるかもしれないですが笑、レバ刺しが好きだった方はぜひ一度ご賞味ください。

気仙沼ではモウカの星をはじめとした色々なサメ料理を楽しめるお店があるので、観光がてら食べ歩くのも楽しいでしょうね。ただし電車で行こうとすると結構乗り換えが大変だし、気仙沼シャークミュージアムとか岩井崎(潮吹岩)などの観光スポットは気仙沼駅から結構な距離があるので車で観光することをお勧めします。

 

 

当サイトの他のお料理記事はこちら

https://ozfare.com/category/%e3%81%8a%e3%82%88%e3%81%9a%e3%82%ad%e3%83%83%e3%83%81%e3%83%b3/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。