S&B ゴールデンカレー バリ辛
ピリ辛でした。
ー
エスビー食品株式会社様(以下敬称略)は、カレー・香辛料などを製造販売する日本の大手加工食品メーカー。日本で国産カレー粉を初めて販売した会社とされています(諸説あります)。登記上の称号は「ヱスビー食品」となっていますがこれは漢字登記が「恵寿美」だったからだそうです。
ロゴにもなっているので社名の由来はS&BはSPICE & HERBから取っている、と思いがちですがこれは2000年にブランド戦略として掲げて企業ロゴにしたもので、もともとは1930年に太陽と鳥を図案にした「ヒドリ印」を商標にし、翌1931年に「太陽=Sun」と「鳥=Bird」の頭文字の「S&B」をヒドリ印に併記したところからエスビー食品という社名が来ているのだとか。
・エスビー食品公式サイトより引用
そんなエスビー食品の「ゴールデンカレー」は1966年発売開始のロングセラーを誇り、エスビー食品の即席カレールーとしての基幹商品にして最主力商品。そのゴールデンカレーの中で一番辛いルーである「バリ辛」は2013年より毎年夏季限定商品として発売されています。
そんなゴールデンカレーバリ辛を試してみたいなーと思ったのは以前食したジャワカレースパイシーブレンドが美味しかったからで、シンプルに同じ激辛でも会社によってどのような違いがあるのか比べてみたかったからです。
と、言うわけで早速バリ辛カレーを作ってみました。(写真1)を見るとデカデカと書かれているのですがキャロライナ・リーパー、ブートジョロキアWブレンドとデカデカと掲載されているのです。
キャロライナ・リーパーもブートジョロキアもとにかく辛い唐辛子です。唐辛子界隈のインフレが激しく今はもっと辛い唐辛子があるようですが、キャロライナ・リーパーもブートジョロキアも一時期は世界一辛い唐辛子と言われていただけあってものすごく辛味成分が詰まっているのです。そんなのがこのカレールーに入っているなんて…と、ドキドキしながら作っていいく。
今回は鶏もも肉をゴロゴロっとぶちこんだカレーにしました(写真2)。理由は簡単安かったからです笑。他に玉ねぎと人参を投入して、適当に火を入れた所でバリ辛のルーを入れて完成(写真3)。鶏肉ゴロゴロだったので今回はトリムネメシを作りませんでした。
さっそく食べてみる…ん?キャロライナ・リーパーやブートジョロキアと書かれていたので相当覚悟して食したのですが、正直なところ、
思ったより辛くない!
普通のカレールーの辛口よりは辛いのかもしれませんが、激辛唐辛子にありがちな泣きそうになるような激痛とかそういったのはありませんでした。激辛と言うよりは辛口の次に来そうな大辛って感じ。ジャワカレースパイシーブレンドのようなスパイシーさもそこまで激しく感じない、ごく一般的な家で作るカレーの辛味が増したような味でした。実家のような味わいなのでこれはこれで美味しいです。
が、キャロライナ・リーパーやブートジョロキアと書かれていてこのくらいの辛さだったのには拍子抜けしましたね。滅茶苦茶辛いのを想定しただけに余計にそう感じたのかもしれません。パッケージからは想像がつかないくらい食べやすかったです。ちなみに完食写真は取り忘れましたがきっちりとおかわりして完食しています笑
S&B ゴールデンカレー バリ辛
激辛度:☆×3.5
(ペヤング獄激辛やきそばを☆×10として)
・辛さの指標
~☆ ノン辛、またはピリ辛
☆☆☆ 程よく辛い。味と辛味を同時に楽しめるくらいの辛さ。辛味が得意ではない人やお子様はここまでのほうが良さげ
☆☆☆☆☆ 辛味の他に痛みを感じてくる辛さ。セブンイレブンで売っている蒙古タンメン中本「北極」くらい。一般的な大人の人におすすめできるのはここまで
☆☆☆☆☆☆☆ 激しく痛みがあるくらいの辛さ。食べていて震えが出て汗が吹き出します。アフター(トイレ)のダメージもきついレベル。この辺から味はよくわからん
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆~ 体は震え、汗は吹き出し、食べた後も口の中が火事になっているレベル。食後は氷で冷やさないと痛くて耐えきれないので常食はやめたほうがいいです
辛さ自体はそれこそジャワカレースパイシーブレンドと同じくらいですが、あちらがとてもスパイシーなのに対してこちらは直球で辛さがやってくるので人によってはこっちのが辛いと感じたり、はたまた逆にスパイシーさが得意じゃない人はジャワカレーの方が辛いって思うかもしれません。
辛さは同じくらいだけど味がぜんぜん違うので改めてカレールーの深さを感じることが出来ました。どちらもそこまでやばいくらい辛いわけではないので、辛口カレーの好きな方はぜひお試し下さい。これはこれで美味しかったです!
エスビー食品公式サイト
ゴールデンカレーバリ辛紹介ページ
https://www.sbfoods.co.jp/products/detail/16773.html
当サイトの他の辛い記事はこちら