台湾献血事情
と、言うわけで本日も献血に行ってきたおよです。極細のポッキーと地元のバスケチーム89ERSのクリアファイルをもらいました。けんけつくんはまたアゴマスクになっていましたね…前回は真面目にマスクをしていたのに…ちなみにこのライオンみたいなマスコットキャラクターはティナと言います。身長189cm、体重89kgらしい。こんなに丸いのにわたしよりでかいし重いのかこのライオン…
さて、このティナに限らず献血は結構色んなキャラやアニメとタイアップしていたりしますよね。今年始めにはソードアート・オンラインのクリアファイルを献血をする度にもらったりしていましたし、地域によってはアニメのポスターが貰えたりします。
仙台のお隣「名取市」では名取さなというVtuberとタイアップをし全国から献血をする若者を集めたりしてニュースになっていました。さすがアニメの国日本だなぁって思っていたけど、この献血をするとアニメの何かが貰えるのって最近では日本だけではないようなのです。
と、言うのも最近ネットニュースを見ていたら、台湾の献血がアニメとタイアップをしてそれが性的搾取だかなんだかわからんけど炎上しているなんて記事がでていまして、一体どんなもんで炎上したのかと思ってその絵を見てみると…
え、これで?
ただのかわいい女の子じゃないか。むしろ気になるのは献血のポスターなのになんで真ん中の女の子が聴診器をしているのかって所だと思うのですが…と、思ったらあれなんですね。この献血とタイアップしたアニメが「食用系少女」って名前だからですみたいですな。
食用系少女っていわゆる食べ物が擬人化した台湾のアニメだそうですが、日本語だと食用系少女では「食べるための少女」って意味に取られなくもないですからね。食べるためって食事の意味以外にもあるからなぁ…
まぁでもこの子達は可愛いのでぜひ日本の献血センターもタイアップしてほしいですね。と、思いながら台湾のサイトをうろうろしていたらこの食用系少女の献血タイアップ第2弾のポスターを見つけたのですが…
第2弾は狙ったな笑
まぁ世界中どこでも血液は足りてないみたいですから、アニメタイアップで献血する人が増えるならそれはそれでいいんじゃないですかね。日本もそうだけどアニメの絵で騒いでる人は献血している人なのかなぁ…
そんな食用系少女のポスターを見ていて気づいたのですが、台湾だと献血って「損血」って言うんですね。で、台湾だと献血量が250ccと500ccみたいですな。日本だと200cc、400ccなのでちょっと多め。せっかくなので台湾の献血サイトを覗いてみて他にどんな違いがあるのか確認してみました。
http://www.tp.blood.org.tw/Internet/taipei/index.aspx
こちらが台湾の赤十字センターみたいな台北損血中心というサイト。台湾、損血で検索すると一番上に現れます。で、ここに献血できる人の基準が書いてありました。
・250cc、500cc全血献血、成分献血
年齢 17歳-65歳
・17歳未満は法定代理人の許可が必要
・65歳以上の人は健康であってかつ医師の同意が必要
体重 女性45キロ以上、男性50キロ以上
体温 37.5度以下
献血の原則は250ccだけど60キロ以上の人は500cc
250ccの人は献血間隔2ヶ月以上、500ccの人は献血間隔3ヶ月以上
血漿、血小板献血の人は2週間以上の献血間隔
血漿の量は500ccまでで年間12リットルまで
ちなみに日本だと、
・200cc、400cc全血献血、成分献血
年齢 16歳-69歳(65-69歳の人は60-64歳までに献血経験のある人)
体重 女性40キロ以上 男性45キロ以上
体温 37.5度以下
200ccは女性4回まで 男性6回まで1年間で全血献血ができます
400ccは女性2回まで 男性3回まで1年間で全血献血ができます
成分献血は血漿を1、血小板を2として24回まで成分献血ができます
ってことで細かい成分の要件は除いたけど、台湾のほうが年齢幅が広く一回の献血での量も多く、全血献血は多い方(500ccと400cc)は台湾が多くできるんですね。少ない方(250ccと200cc)は日本の方が回数がこなせますね。
いやまぁそりゃ台湾の人と日本人で体の作りがそこまで違うことは無いでしょうから献血の条件もそこまで大きく違うものではないとは思っていたけど、きっちり調べた結果やっぱりそんなに違いがないのが解りました笑。ちなみに香港の献血サイトも見てみたけど、やっぱり似たような感じでしたわ。
と、言うわけで当たり前検証のお話でした。日本でも食用系少女のタイアップ希望ですとりあえず笑