ベタを楽しむマンガ

今日、久々に会った人がいたのですが、痩せたね!の次に、

ジョンレノンみたいでいいね!

と、言われたおよです。まぁ、別におしゃれではなく3月に酔っ払って「コロナが収束するまでは髪を切らない!」って言ってしまった手前切っていないだけですがね…きちんと効くワクチンができたらすぐ切ると思います笑

 

そんなわたしですが、本日はマンガ本を買ってみました。とは言っても最近は「昔読んだことある本」ばっかり買っていたので今回は久々にジャケ買いをしてみました。昨今ではスマホで調べればどんなマンガか買う前にわかるけど、たまにはこうくじ引きみたいな感覚で本を買うのも楽しいんですよね。ってことで買ったマンガはこちら。

 

 

 

 

 

ダンジョン飯。

ダンジョン飯は登場人物が、古典的ファンタジー作品に登場する様々なモンスターを現実に存在する調理方法によって料理しながらダンジョンを踏破していくという、アドベンチャーとグルメを混交させた作風の、グルメファンタジー漫画。作者は九井諒子さんで、長期連載はこのダンジョン飯が初タイトルだそうです。

話の流れとしてはダンジョンの奥で主人公の妹がレットドラゴンに食べられてしまい、ドラゴンが妹を消化しきる前に(形が残っていれば復活できるファンタジー世界のお話です)助け出そう。でも、貧乏で食料が揃えられないからダンジョンにながいきかんもぐることができないよ、どうしよう→じゃあダンジョンにいる魔物を食べようってお話ですね。

もちろん魔物なので現実にある食料ではないけど、実在する食料や調理法と合わせることで読んでいるうちにあれこれ美味しそうじゃない?と思えてくる不思議なマンガですな。いやでも絶対およずキッチンの方が美味しいと思うけどおばあちゃんのアレがタップリでも笑

話はもうパソコンでウィザードリィが出た頃(およそ40年前笑)からのコテコテのファンタジーで、エルフやドワーフなんかも登場します。架空の世界観に現実味のある調理や料理が入ることでなんか妙に説得力のあるお話になる不思議。

以前「このマンガがすごい!」で取り上げられていたよなぁくらいしかわたしは知らなかったのですが、なるほどこれは面白い。とりあえず5巻まで買ってきたけどこれは続きが気になりますね…

 

で、ダンジョン飯と一緒に買ってきたマンガがこちら。

 

 

 

 

 

 

たんさんすいぶ。

こうやってバラしてあれば一発で吹奏楽部の話だとわかりますが、横から見ると「たんさんすいぶ」しか見えなくて思わず「炭酸水部ってなんだこのマンガ!」と驚いて買ってしまったのです。

 

 

 

 

まぁ正面から見てもこのようにまとまっていたからよくわからなかったのですが。ジャケ買いならぬタイトル買いをしてみたわけですな。

たんさんすいぶはまぁ見ての通り吹奏楽部のお話で主人公がこれまた見ての通りアルトサックスを吹くのですが、主人公は絶対音感を持ちつつも基本的に無表情という感じのお話です。ジャンルは違うけど機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズの超無表情主人公三日月・オーガスみたいな感じ…でもないな笑

このたんさんすいぶの作者は上条 明峰さんというのですが、どこかで見たことあるなぁと思ったら週刊少年マガジンで連載していてアニメ化もされたSAMURAI DEEPER KYOの作者なんですね。昔うちの親父が週刊少年マガジンを買っていたのでよく読んでいましたが絵がだいぶスッキリとした気がしますね。

ちなみにこの上条 明峰さんの師匠は巨匠も巨匠な「高橋留美子さん」なのです。2ヶ月アシスタントをしたこともあるとかなんとか。さりげなくお色気を出すところは確かに似ているかな笑

で、このたんさんすいぶは「なんかみんな変わっているけど全員すごい吹奏楽部のお話」って感じですね。SAMURAI  DEEPER  KYOもそうだったけど、この上条さんはそのジャンルの王道を描くのがうまいって感じだと思います。ダンジョン飯が変化球を組み込んだベタな話で、たんさんすいぶはストレート一発勝負のベタな話、読んでそんな風に思いました。

どちらも面白かったです。ダンジョン飯はまだ連載が続いているみたいだから買ってこないとなー…

 

ってことで昨日と全くオチが同じになるのですが、今年のお正月は外に出かけるような雰囲気じゃなさそうなのでまったりとコタツに入ってマンガでも読みたいな思ったおよでしたとさ。ゲームも溜まってきたし年末年始は忙しいなぁ…ちなみに年賀状はまだ完成していません笑

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