バリキングの任
無事にダイエット生活も終了したのだけれども、相変わらずノンアルコールビールを嗜んでおります。
単純に「甘くない炭酸(炭酸水を除く)」というわたしの需要にピッタリだからで、サラサラっと飲めるから昼間からグビグビやりたいところだけれどもこれがふとしたきっかけでアルコールに置き換わった時に人生終了しかねないから昼間は写真の炭酸飲料を最近よく好んで飲んでいます。
キリンメッツのレモンスカッシュなのですが、例えるならアルコールの入っていないレモンサワーのような味で甘ったるくなくノンアルコールビールのようにグビグビ飲める上にペットボトルだから昼間から安心して飲めます。ノンアルコールビールは運転しながら飲んだりしたらまぁ外から見た人にぎょっとされるでしょうからね笑
おまけにこのメッツレモンスカッシュは近所の100円自販機でだいたい売られているから買いやすいのもありますね。ノンアルコールビールは自販機では売ってないからなぁ。
ノンアルコールビールやゼロカロリー系炭酸飲料のように、炭酸水を含めた「甘くない炭酸飲料」って最近の「巣篭もり需要」もあいまって結構売り上げが上がっているみたいですね。そりゃ家にいて従来の甘い炭酸ジュースをグビグビやっていたらすぐ太りそうだからなぁ。
このような甘くない炭酸飲料の需要は清涼飲料水だけでなく、アルコール飲料でも徐々にシェアを獲得してきているようでして。わたしがダイエット前によく飲んでいたサッポロビールの99.99(フォーナイン)という甘くないチューハイもターゲットとした3、40代にとても売れていると話題になっていました。すごい飲みやすいんですよねフォーナインって。
で、そんなサッポロビールからいつの間にか登場していたのがタイトルのバリキングなのです。このバリキング、その存在をこの間近所のかずくんとこれまた近所の養老の滝に飲みに行った時こんなポスターが貼られていて気づきました。
なんというかこう、太古の昔から存在していたのだよオーラがビンビンに出ているポスターですがバリキングが登場したのはなんと2016年の4月からというめっちゃニューフェイスなんですな笑、若い頃結構飲み歩いていたわたしが知らないのは当たり前ですね、最近はあんまり外に飲みにも行かなくなっていますし。
で、このポスターでしかも「生姜・高麗人参・山椒」の植物エキス配合とか書かれていたらそりゃ頼んでみたくなりますよね。で、飲んで正直に思ったのが、別に不味くはないけども、
なんか幸楽苑の素っぽいな…
でした笑。こういう漢方っぽい、香草系のリキュールならリカールとかスーズとかそれこそかの超有名な画家「ゴッホ」が飲んだくれたアブサンとかヨーロッパの方にいくらでもあるから別に日本でこういう味に挑戦しなくてもいいんじゃないのかな…ジャパニーズ漢方リキュールの金字塔「養命酒」もあるしね日本には笑
なんでもバリキングは「どんな料理との相性もよく、飲み飽きない味わいのビールの2杯目に最適なドリンク」として開発されたようですが、そのコンセプトだったらよっぽどフォーナインの方が適している気がしますわ。そもそも高麗人参エキス配合の地点でどんな料理とも相性が良いとは思えないですよ、美味しいものではないですから高麗人参って。
ではバリキングはどのように販売促進をかけたほうがいいかって、そりゃもう万人向けの新定番ではなく異端児の方ですよね。高麗人参、生姜、山椒から生まれる究極の味わいみたいな感じで、ハッキリと好きな人は好きだけど嫌いな人は絶対飲まない味!として売った方が売れると思うけどなぁ。
幸楽苑の素もそうだけどなんでそんな「新定番」に新しい味をしたがるんだろう。てか、定番ってなんでもホスト側が選ぶのではなくゲスト側が選ぶもんですよね普通。
とは言いつつ「おっさんの定番」を目指したバリキングはおっさんのわたし的に嫌いじゃないですね笑。他にない味だし飲みやすいは飲みやすいからね。ただ、同じサッポロビールならやっぱりフォーナインの方が好みですね。あれはやばい、基本的にストロング系チューハイって飲まないけどフォーナインだけは飲めますからね…どんなマジックを使っているのだろうか。
余談ですがそんなフォーナインは、なんでも下戸の開発者が作ったお酒みたいですね。飲めない人だからこそあのストロング系の嫌な感じを全部取っ払った、洗練された味の商品ができたんでしょうねぇ…