霞ヶ城公園と菊花展(福島県二本松市)
二本松城(にほんまつじょう)は、福島県二本松市郭内にある平山城(平野の中にある山、丘陵等に築城された城のことをいいます)で、日本100名城の一つ。別名、霞ヶ城と呼ばれています。2007年に二本松城跡として国の史跡に指定されました。「霞ヶ城公園」として日本さくら名所100選に選定されています。
本日も師匠(わたしの大学時代のゼミ長)の助手…ではなく運転手として二本松市に来ていたおよです。この霞ヶ城公園にはタイトルの通り、
菊花展を観にやってきました。二本松には藩政時代から菊の愛好者が多くいらっしゃいまして、昭和の初期から町の至る所にに菊人形が飾られていました。1955年から「二本松の菊人形」として、霞ヶ城公園で菊人形の展示会が開催されるようになり、毎年10月上旬から11月中旬まで開かれています。
本来であれば今時期は二本松の菊人形として多くの人に楽しまれているのですが今年は例の流行り病の影響で多くの人を集めるイベントが難しいので、規模を縮小し「霞ヶ城菊花展」として開催される運びとなりました。
と、いうか冷静に考えれば菊人形展はもう65回も開催されている大ベテランイベントなのですが、その間規模を縮小したことはなさそうなのである意味かなり今年の菊花展は珍しいですよね。そんなわけで菊花展の会場に入る事に。
入口では検温と代表者が帳簿に氏名住所を書かされました。流行病のためとは言えなかなか慣れませんなぁ…
会場内では菊の花の色や輪数なんかで部門別になっていてその出来に何とか賞とか順位がついていたりしました。随分と大輪の菊ですなぁ…所々に協賛の看板が見受けられましたが、規模は縮小していてもこれだけのスポンサーがつくんですねぇ。
菊花展で唯一展示されていた菊人形。このような感じでマネキンみたいな大きい人形に菊花で飾り付けしてある人形が本来だとたくさん展示されているんですな。菊人形展を観たことがないわたしには比較はできないのですが、今回の菊花てんはその名の通り菊花の品評会って感じでしたね。花卉市場みたいな雰囲気を感じました笑
縮小開催だけど出店もあってお祭り感は感じることができました。今年の菊花展は今日でお終いみたいですが、来年は華やかな菊人形が並ぶことができたら良いですねぇ…
それで、この霞ヶ城公園は初訪問だったしせっかくなので公園を散策してみたのですが、
公園内に滝があったり、
茅葺き屋根に落ち葉ののった趣深い茶室があったり、
天守閣後の景色が、見晴らしがとても素晴らしかったりしました。
高低差もあり結構見応えのある公園ですね。最初に書いた通り桜の名所でもあるし、紫陽花も有名みたいだし、蓮池も綺麗だったので季節により色々と楽しめそうな公園ですな。また季節を変えて訪問してみたいなと思いました笑