世界一のクラゲ水族館

 

山形県鶴岡市は、山形県の庄内地方南部に位置する人口約12万人の都市。少し茶色みがかったブランド枝豆「だだちゃ豆」が特産品。また、海が近いのでお隣の酒田市と共に山形の水産業を支えています。そんな鶴岡市に「世界一クラゲ種類数がいる水族館」があり、それが写真にある鶴岡市立加茂水族館(通称クラゲドリーム館)なのです。

なんでも60種類以上のクラゲが展示してあるのは世界中探してもこちらの水族館だけのようでして、大変珍しいのですがこの加茂水族館、館長が負債の個人担保、つまり私財を投げうってでも水族館を存続させたりしているというプロジェクトXもびっくりのドラマがあったりします。その辺はテレビでも取り上げられたことがあるのでご存知の方も多いのでは無いでしょうか。

と、いう訳で本日はそんな世界一のクラゲ水族館の紹介記事です。実は去年訪問していたのですが、今回東北観光というカテゴリーを設けたのできちんと紹介できればいいなぁと思って記事にしました。当然去年の写真なので現在とは違う部分があるかも知れませんがその辺りはご了承ください。

 

 

入り口にあるお土産コーナーや食堂を抜けて水族館内に入るとまずはクラゲではなく鶴岡市近辺、庄内沿岸のお魚が紹介されています。1枚目は生物学的な感じでこの辺りの生き物、2枚目は漁をするとこういった魚が獲れますよって感じですね。

 

地元のお魚コーナーを抜けるとイソギンチャクコーナー。わらわらとイソギンチャクがいる水槽があります。ドアップで撮ってみたけど…なんだろう、毛糸にしか見えないような笑

 

そのイソギンチャクコーナーを抜けるといよいよクラゲコーナー…プカプカと浮かぶクラゲが神秘的な動きを見せてくれます。クラゲって、ほんと見てて飽きないですよねぇ。ただ、訪れた日は休日で人が多く、あまり立ち止まらないで見てください!とアナウンスされていました。ゆっくり見るなら平日の方がいいかなぁ…

さて、このクラゲがメインの水族館なのですが、写真は確かにわたしもたくさん撮ったのだけれども、SNSなんかで調べると皆さんこぞってクラゲの様子をアップロードしているんですよね。なのでわたしはクラゲの写真ではなくてとても感心深かったところを紹介します。それがこちらの写真。

 

 

加茂水族館にあるクラゲの紹介パネル。名称、種族と一言特徴の紹介なんかが書かれているのですが、この中にとっても魅力的なもんもんがありますよね。それは、

 

毒の強さ笑

 

加茂水族館ではクラゲの毒の強さが逐一書かれているのです。そうなってくると、どのクラゲが一番毒が強いのか探したくなりますよね…ちなみに、写真のウリクラゲは無毒なのでキリですな。ではピンのクラゲはどれかなぁと探してみると…

 

 

 

 

 

もう、名前からして不吉笑

 

こちらのキタユウレイクラゲが最強となっておりました。こちらのキタユウレイクラゲは毒の強さもさることながらめっちゃでかいクラゲなんですよね。本体部分で2メートル以上、触手を伸ばすとなんと30メートル以上、そして体重250キロオーバーにも成長する超巨大クラゲです。

ちなみに刺されるとこの世のものとは思えないくらい痛みが走って死に至るそうです…そしてこのクラゲ、生息地が…最悪エンカウントしてしまうかもしれない恐怖がありますね…いやはや恐ろしいけど同時にロマンもありますなぁ…

 

 

クラゲの展示の最後に巨大なクラゲ水槽に山ほどのクラゲがプカプカ浮かんでいます。記念撮影をしている方も多く見受けられましたね。

と、いうわけでさらっと世界一のクラゲ水族館を紹介させていただきました。写真はかなりピックアップしていますので実際はもっと見るところがありますし、プカプカを見ているだけですごい楽しめますのでこの水族館を目指して鶴岡市に訪問する方も多いようです。

幻想的なクラゲの姿は他では見ることができないでしょうから是非見に行ってみてください。ただ、休日はかなり混むことが予想されますのでゆっくり見たい方はやっぱり平日がお勧めですね。個人的には毒の強さを探すのが結構楽しかったですわ笑

 

 

鶴岡市立加茂水族館
山形県鶴岡市今泉大久保657-1
営業時間 9:00−17:00(最終入館受付16:30)

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