追憶のカメクラ

先日、福島へチキントラクターを納品した時に、前々からどうしても行きたかったお店があったので寄ってきたのです。それが、

 

 

タイトルにもある「カメレオンクラブ」(通称カメクラ)

 

カメレオンクラブは山口県下松市の企業「株式会社上昇」さんが1989年から展開・経営するゲームソフト販売店。直営店の他にフランチャイズ展開もしていたので全国各地色んな所にお店があったのだけれども、時代の流れか2007年に民事再生法の適用を申請していました。

加入している協会が中古ゲームソフト販売でメーカーと裁判していたりしたけど、その辺りは小難しい話になるので割愛します。中古じゃメーカーの儲けが出ないのでそれで揉めたってお話です。

このカメレオンクラブ、わたしはてっきりハローマックと同じく無くなったと思っていたのですが、自粛期間中に調べたらまだ全国各地にポツポツと残っていると知り、さらに近くだと福島県にあると知ってステイホーム期間が明けたら絶対に行こうと思っていたんです。

 

と、言うのもわたしが小学校中学年の頃にうちからチャリンコで15分くらいの位置…中田小学校の目の前にカメクラができてから大学に入る頃まで雨の日も夏の日も雪の日も足繁く通っていた思い出のお店なのですよ。

理由は簡単でファミコン~スーパーファミコン全盛の頃はこういった中古ゲームソフト屋がかなりあったのだけれども、一番カメクラが良心的な価格で販売していたからで、わたしがやたらと昔のゲームに詳しいのはだいたいこのカメクラで習ったからなのです。

ついでに言うとカメクラはファミコンの中古買取り価格も他の店より高かった思い出があります。全国展開していたからその辺りはきっちりと値段を付けていたんですね。まぁそのおかげでわたしの家から持っていったゲームを売られてたりもしたんですがね…

 

大柄でメガネのおじさん店長とはお店に通いすぎて流石に仲良くなっていたのですが、その店長にうちからゲームソフトを持っていっていたやつ(持っていったは伏せてだけど)が最近ファミコンソフトを売りに来たか?って聞いたらきたよって教えてくれたんです。ちなみにそやつはセガハードしか家になかったのでファミコンソフトを売るのはそもそもおかしな話なんですよ。

そんな店長のおかげでパクリの犯人がわかってその後色々あったのですが、まぁ昔の話だし詳細は控えます。そんな面白い話でもないし。

 

それで、そんな青春の思い出であるカメクラに寄ってみたのですが、福島のお店は中古ゲームソフト屋ではなくてほとんどトレーディングカードゲーム屋さんになっていましたね。ゲームは端っこのスペースにちょこっとだけありました。だけど黒い棚の感じがカメクラっぽくて思わずちょっと泣きそうになりましたね。

 

2000年くらいまであった近所のカメクラはそれだけ通っていたから思い出が結構あったりするんですが、一番の思い出は「ゲームソフトを貰った」事ですかね。カメレオンクラブはゲームソフト屋さんなので当然ゲームソフトを売らないと利益が出ないのに貰ったんです。しかも新品を大量に。普通はありえないですよね。いくらなんでも捨て値でもお金にすると思うんですが、店長はそれすらしなかったんです。

では、一体何のソフトを貰ったかと言うと、

 

 

 

 

 

バーチャルボーイ笑

 

…時はおよ高校生。わたしは高校生の頃になるとゲームよりバイクに興味が湧いてそっちに夢中になっていたんです。で、久々にお店に行くと店長がワゴンを見ながらため息をついていたんですよ。

して、どうしたの店長?って聞くと、いやぁおよちゃんこのバーチャルボーイのソフトが全然売れなくて困ってるんだよねぇとの事。バーチャルボーイは1995年7月21日に発売されていたのだけど、ゲーム大好き真っ盛り中学生のわたしが唯一興味を持たなかったハードで、ああ、バーチャルボーイじゃ仕方ないですねぇって言ったんです。

 

ちなみにこれらのソフトってどのくらい売れてないんですか?って聞いたらバーチャルボーイ発売以降ほとんど売れていないとの事。まぁバーチャルボーイって任天堂のハードの割には世界で77万台しか売れてませんからね。そりゃソフトが売れないのも解りますな。

で、店長が「およちゃんまけてあげるから買ってよー」なんて言うから、

 

いや、いらねえっす

 

って言ったらだよねえ…と、店長。バーチャルボーイも持っていないのにソフトだけあっても仕方ないしね。って言ったら急に、

 

およちゃん。あげるから

 

とかいい出す店長。え?あげるって…え?と、聞き返すと、

 

 

もうこんなの見たくねえんだよ!!

 

と急にキれる店長笑。いやまぁそんなにいらないなら貰っていきますよ、と大量にバーチャルボーイのソフトを貰って帰りました。もっとあったはずだけどダブりもかなり多くて引っ越しの際に処分しましたね…

こうして、ゲームソフト屋さんで新品のソフトを大量に貰ったのですが、当然こんな経験は後にも先にもこれだけです。任天堂はバーチャルボーイは黒字だったとか言ってますが当時小売店がどれだけ泣いたかは想像がつきませんな…

 

そんなバーチャルボーイ。発売前から大々的にゲーム雑誌でPRされていたのですが、これは売れないだろうなぁ…って中学生ながら正直思っていました。理由は超簡単。

 

 

 

 

 

 

画面がまっかっかなのです笑

 

こんなの、プレイする前から目が危なそうだなって思っちゃうじゃないですか笑。サウンドは全身機のゲームボーイと変わらないし…世間のみんなもたぶん同じ考えだったんでしょうね。だから売れなかったんだろうなぁ。

ただ、

 

 

 

任天堂の名誉?のために補足しますが、その後捨て値でバーチャルボーイ本体を購入してカメクラで貰ったソフトで遊んだんですけど、結構面白いんですよ。3DSの3Dより生かされている感じで、当時のクリエイティブな感覚がソフトにぶち込まれているのです。

うちへ遊びに来た人にプレイしてもらうと意外とハマるんですよみんな。これなぁ…せめて赤じゃなくて緑色の画面だったらまた違った結果だっただろうなぁ…

 

そんな思い出のあるカメクラですから、店舗があると解ったらやっぱり行っちゃいますよねぇ。わたしが大学生の時に近所のカメクラは閉店してしまったけど、その後店長は名取のホーマックにある一口茶屋ってたいやき屋さんでたい焼きを焼いていて、ばったり会ったのが最後だったなぁ…

店長、元気にしているのかしら。元気だったら連絡下さいお問合せフォームから笑。お世話になったのでお酒くらい奢らせて下さい笑

 

そんなカメクラ、福島には他にも店舗があるらしいので、そのうち他の店舗も行ってみたいと思います。だってソフトをただで貰ってるしね、フランチャイズでうちの近所とは関係ないかもしれないけど大人になったから少しは還元しないとね。

 

 

 

 

 

ちなみに、訪問先のカメクラでは.hackの1,2,3-4同梱版と、ダンスダンスレボリューション(なんか違うみたいだけど)の全曲ドリームズ・カム・トゥルーバージョンのゲームを買ってきました。他の店舗にはもっとゲームソフトあるかなぁ…

 

 

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