おうちでダンス
昨今の新型コロナによる社会情勢のせいで、世界的に運動不足が懸念されている。 拡新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために、全国的・世界的にリモートワークの実践や、外出自粛の要請されているので、運動不足に陥っている人が少なくない。
かくいうわたしも3月までは週に2回2時間ほど卓球をして体を動かしていたのだが、その活動がまるまるできなくなったので完全に運動不足である。ランニング、サイクリングに適している名取川堤防のコースがうちの近くにあるのでそこを歩いたり自転車を漕いだりしたのだが、どうにもこうにも飽きてしまった。
よく、運動不足解消のためにとりあえず歩けとか走れとかいう人がいますけど、なんの考えなしに歩くとか走るって慣れてない人からしたらものすごく苦痛じゃないですか。わたしは中学生時代3年間陸上部に所属していましたが、大会に出るとか記録を伸ばすとかそういう目的があっても走るのは辛かったんですよね。逆に言えばそういう目的がなかったら走ったりしなかったでしょうね、きついし辛いもの。
合わせて、ダイエットのためにはとりあえず歩けとか走れって言う人がいますけど、人間の本能に刻まれている歩くことや走ることの辛さを克服できる人はそもそも太らないわけですよ。動かさないで固まってしまった体をほぐすにはそれ相応の覚悟が必要なのです。自転車だって動かさなきゃチェーンが錆びて走れなくなりますからね。
月謝を払ってスポーツジムに通ったりインストラクターさんに何かを習って体を動かすのは、体を動かす目的を作るためであるという人が少なからずいるのは、そのくらい運動不足の人にとっての運動は億劫なものであると言えるでしょう。
そんなわけで、完全なる運動不足を解消するために何かないかなと模索していたんですけど、時期が時期だけに今スポーツジムに通ったり何かを習いに行くという気にはなれないですよね。去年まではうちの近所に温水プールがあるので気が向いたら泳ぎに行っていましたけど、それすらもやりたいと思いませんし。
じゃあ公園でぶら下がり棒なんかを使ってトレーニングを…ってのも今は禁止ですからね。公園の遊具は触れない。そうなるとやっぱりランニングやサイクリングになるんですが前述の通り目的無しに走るのは敷居が高いのです。最近だとスマートフォンでどのくらい走ったとかどのくらいカロリーを消費したとか計算してくれるアプリがありますが、走る理由としてはちょっと弱いんですよね。
そうなってくると室内トレーニングかなぁと思うけど、筋トレは筋トレでものすごく「マッチョになりたい!」という気持ちが強くないとモチベーションを保てませんよねぇ…
陸上の大会話もそうなんですけど、結局わたしがきついなぁって思える事を行うにはスコアがないとダメなんです。大会でいい結果を残す、100m走のタイムを伸ばす。陸上ではなく、球技でも相手に勝つために何千何万回とバットを振るなんて反復練習をするし、勉強だってスコアが出てそれによって進学先が変わるから少し頑張ろうかって気になりますよね。
多分わたしと同じようにこんな感じでそろそろ体動かさなきゃ錆びついちゃいそうだけど、歩いたり走ったりするのはきついからやだなぁって人はごまんといると思うのです。んじゃ、スコアが直結して室内でできるものを探せばいいのかと考えて、とりあえず思いついたのが、
リングフィットアドベンチャー
https://www.nintendo.co.jp/ring/
『リングフィット アドベンチャー』は、任天堂より2019年10月18日に発売されたNintendo Switch専用フィットネスソフト。体を動かしてお話を進めていくアドベンチャーゲームなんですけど、これがまー売ってない。さっぱり売っていないしたまに販売店に入荷しても抽選販売ですからね。去年発売ですがわたしはほとんど現物を見たことがないです。
ダウンロード版を購入すると10日~2週間後にリングフィットアドベンチャーをプレイするために必要な「リングコン」と「レッグバンド」が届くみたいですけど、果たしてその期間体を動かしたいというモチベーションを保っていられるだろうか…
もちろんこんなに品薄状態が続いているんだからリングフィットアドベンチャーはリングフィットアドベンチャーで興味があるのですが、もっと簡単に揃えられてぱっとできるものがないかなぁと思ってハードオフや中古ゲーム屋さんを覗きに行ったわけです。すると、ぴったりなのがありました!
ダンスダンスレボリューション笑
ダンスダンスレボリューション、1998年にコナミのBEMANIシリーズ第3弾として登場したアーケードの音楽ゲーム。画面下から上に流れてくる上下左右の矢印にタイミングを合わせてコントローラーの矢印を「踏む」ゲームで、結構体を動かします。
まーこのダンスダンスレボリューション、今となってはとにかくコスパが良いです。ダンスダンスレボリューションのソフトは色々出ていますが選ばなければプレイステーション1のソフトが100円から300円くらいで、専用の踏むコントローラーは300円から500円位で売っています笑。コントローラーを2つ準備したのはダンスダンスレボリューションにはダブルプレイモードという二人分動くような、とにかく疲れるモードがあった気がしたのですが準備した2ndmixにはどうやらなさそうなんですよね。隠しモードなのかなぁ…(後で調べたら隠しコマンドを入れるとダブルプレイができるようです)
まぁ、コントローラーを2つ準備している所でおわかりかと思うのですが、このゲームが登場した1998年ってわたしは高校生~大学生の頃で、ダンスダンスレボリューションの最初の頃はゲームセンターで見かけたら結構プレイしていてしかもそこそこうまかったんですよね。きちんとステップを踏めないとすぐゲームオーバーになるゲームですが、きちんと3曲(ゲーセン側で何曲遊べるか選べるけど基本は3曲)遊びきっていたし、ちょうど体力おばけの年齢ですし。
つまり、このゲームには自信があったわけです。プレイしていた時の全盛期からかなりの年月が経っているけど、まぁそこは体が覚えているだろうと。そして意気揚々とプレイを始めました。
ちなみに昔のダンスダンスレボリューションって、曲が深夜の通販で売っている「懐かしのベストヒットダンスミュージック!」に収録されていそうな楽曲ばかりなんですよ。「あいやいやー」のbutterfly/smile.dkとか、「どぅっぴどぅっぴどぅぴどぅどぅどぅ」のDUB I DUB/ME&MYとか…版権料がとんでもなさそうですな…というわけで難易度4のDUB I DUBをプレイ…いきなり4だけどいけるやろ!
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序盤、流れてくる矢印を結構上手に踏める。なんだ、久々だけどやっぱり体は覚えているもんだなぁ。
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中盤、体は覚えてはいるけどついていけず
足がつる笑
そして、GAME OVER
いやはややっぱり錆びついた自転車は油をさして徐々に慣らさないとダメですね笑。そんなわけで難易度1からプレイしたのですが、若かりし頃は簡単にできていた曲でもかなり汗をかきますね。体を動かすという行為を思い出します。当然難易度を上げれば激しくステップを踏まなければならないのでかなり疲れます。
そんなわけで久々にプレイしたダンスダンスレボリューションは錆びきった体をほぐすにはかなり良いですね。それにスコアがきっちりでるからやっぱり上達が目に見えて楽しい笑。いやーしっかし当時余裕でクリアしていたDUB I DUBがボロボロなのは悲しかったのでクリアできるまではちょっとやろうかなと思ったおよでした笑
プレイするのに必要なものは、
プレイステーション1,2,3本体のどれか(全部プレイステーション1のソフトが遊べますが音ズレがあるかも知れないので3は調べたほうがいいかも。うちは2でバッチリ動きました)中古本体価格3000円前後でセットであります。
ソフト、中古で100円~300円くらい。通販だと500円くらい。
踏むコントローラー、中古で300円から500円くらい、通販だと1000円くらい。
つまり何も持っていなくても5000円くらいで揃って遊べるので、自粛期間だけ楽しんで少し動ければいいやって人にもオススメですね笑。あと、似たようなのでファミコントレーナーっていう、ファミコンで体を動かすゲームもありますがそっちはもうプレミア価格だからなぁ…
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