男の肴 第7話 春の楽しみ

最初に断っておくとこれを料理と言うのはどうなの…と、言うくらい簡単なものを紹介する記事なのだがなかなかどうして食べることが困難なのが今回の料理。個人的に大好きでこの時期は良く作って食している。それが、

・セリと菜の花のお浸し
・材料
セリ…食べたいくらい
菜の花…食べたいくらい
塩…茹でる時にパラりと
鰹節…お好みで
とどのつまりセリと菜の花をささっと湯がいてお浸しにするだけなのだがこの2品の旬がこの料理の難しい所。セリの旬は宮城では寒さが厳しくなり香りと甘みが増す冬から早春と言われる12月〜3月頃。対して菜の花の宮城県における旬は、主に4月上旬から5月上旬の春先。つまり遅い出荷のセリと早く出荷された菜の花が揃わなくては作れない料理なのである。
厳密に言えば菜の花はもう少し早く出荷される地域が有るので探せば3月頭辺りには作ることができるが個人的に宮城でこの料理を頂くならやはり3月中盤~4月初旬、まさに今がお勧め。
作り方は至極簡単。セリの根を切り菜の花と一緒に塩を入れたお湯でササっと煮て水で冷やすだけ。冷した後にぎゅっと握って水抜きをして完成。宮城野セリはよく根付きで販売されていてこれもそのまま食せるがわたしは水につけてもう一度セリを生やす、再生させる方が好き。

これで完成。セリと菜の花は(新鮮であれば)共に生食可能なので本当にササっとお湯を潜らせる位に煮るのが美味しさのポイント。後はたっぷり鰹節をかけて…

これで完成。醤油、だし醤油で頂いても美味しいがわたしのお勧めは味ぽん。セリ独特の香りとシャキシャキ感、菜の花のほろ苦さが相まって滅茶苦茶に酒が進む大人のお浸し。この時期はこれだけワシワシ食べていたいくらい好きな料理でこの日はジョニ黒のハイボールをグビグビ頂きながら摘まみほろ酔いに。
材料をそろえるのが難しいけどいざ作ろうとすればすぐにできるこのお浸し、お酒にも合うしご飯の小鉢としてもとても優秀です。是非お試しあれ^^
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