座敷わらしが現れる商店(宮城県角田市)
それは行ったことの無いラーメン店を求めて角田市を探索していた時の出来事。
宮崎屋さん(以下、店舗会社敬称略)という昔ながらの蕎麦店のラーメンが何となく美味しそうだと飛び込み、注文して料理が届くのを待っていました。
・宮崎屋の記事はこちら(およ@仙台ラーメン・外部サイト)
https://ameblo.jp/oyo-sendairamen/entry-12926553148.html
するとすぐ近くに座った親子連れが何やら自分達で撮ったと思われる動画を見ながらオーブが!オーブが!なんて言ってまして。結構興奮気味で声のトーンが大きかったから全部わたしの耳に親子連れの会話が飛び込んできました。で、会話の中で「座敷わらし」というワードが出てきたのです。
この辺りに座敷わらしが出る場所があるのかな?と思いつつ手元にあったスマホで「角田 座敷わらし」を検索すると何とこの宮崎屋からすぐの場所に座敷わらしが出現する商店があるとの情報が。と、言うわけで食後にふらりと行ってみました。

こちらが座敷わらしが現れるともっぱら評判の「(有)マルセン」。どうしてそうなったのかネット情報を調べてみると2019年の4月17日にテレビ放送された「世界のなんだコレ!?ミステリー」という番組でお店の奥にある「蔵」にて座敷わらしの調査をした時の事。この番組は俳優の原田龍二さんが不思議な現象が起こる所にスタッフと共に泊まり込んで調査するという内容なのですが、なんとちゃんちゃんこを羽織った座敷わらしの影が瞬間移動した映像が撮れてしまったそう(マルセン公式サイト参照)。
それ以来パワースポットとして大人気なんだというお話です。それ以前にも東日本大震災の翌年、TBCテレビの「サンドのぼんやり~ぬ」という宮城ローカル番組でサンドウィッチマンのお二人と名久井アナがロケでここを訪れた際、名久井アナが「婚活パワーが欲しい!」と言いながら蔵に抱き着いたら、その後割とすぐにご結婚されたんだとか。
その他にも色々なテレビ番組等で取材されていたこちらの蔵、個人的に角田にはちょくちょく訪れているのですが正直全く知りませんでした…駐車場はお店の前に7台分ありますが結構狭いのでミニバンや3ナンバーセダン等の大きい車で訪問すると駐車に苦労するかもしれません。軽自動車だと比較的楽に停められます。また、かなりの人気スポットなので駐車待ちも発生し、時間帯によってはなかなかカオスな状態になる事もあるので注意。
お店の入口にはしっかりと座敷わらしが!と書かれていました。早速中に入って蔵を確認しようとしましたが…

店内に入るとポップに書かれている通り座敷わらしの蔵を見学する為にはゴミ袋、アイス、本以外で大人の方のみお1人様1500円以上の買い物をしなければいけないのです。蔵を見るのに買い物をするのがルールなのはそりゃこちらのお店も商売をしているし書かれている通り蔵の維持・改修費もかかるでしょうから買い物をするのは構わないのですが、品揃えが何というか、業務用食品小売りと包装資材小売りが中心の品揃えの為、日用品と言うよりは調味料や缶詰、乾物と言った日持ちはするけど普段わたしがあまり使わないものが多く売られているのです。店内ではコーヒー豆も売られていたのでコーヒーをドリップして飲む人はそちらを購入すると良いかもしれません。で、店内をくるりと回ってわたしが購入したのは…

七味にんにく!
定義山にある定義とうふ店の名物、三角油揚げを食べる時にもかけられるこちらを3本買いました。お値段3本で1700円ほどです。豚汁に入れると味がぐっと引き締まる逸品。これだと自分で使わなくても辛いものが好きな人にプレゼントすると結構喜ばれますしね。そんなに数はありませんが、1000円の高級レトルトカレー等、お土産として誰かの所に持っていけそうなものがチラホラとあったのでコーヒーをドリップしない人で買うものに困った方はそういうものを狙って購入すると1500円分の買い物がしやすいかもしれません。


蔵の入口前にはびっちりと写真とサインが飾られています。サインに埋もれている説明文によると東日本大震災の時に瓦1つ落ちず壁も何ともなかったのでこちらの蔵がパワースポットになったんだとか。だから震災の翌年にサンドウィッチマンのお二方が取材に来ていたんですね。蔵に触っていくと結婚出来たり彼氏彼女ができたり願い事が叶ったりするそうです…蔵の2階にはみきちゃん5歳、さちちゃん2歳、小太郎くん3歳と3人の座敷わらしが住んでいるそうです…スピリチュアルなものに対しての考え方は人それぞれなのでともかく、1つの場所に3人も座敷わらしがいるってかなり珍しい気がします。


蔵の入口の前で上記の説明や、1996年に旧店舗の裏庭にあった、145年くらい前に建てられた古い蔵を全部屋根で囲う様にして新店舗を作ってリニューアルオープンしたそうで。なぜか23年前に「この古い蔵を守って行かなければ…」という発想になりこの店舗の奥に蔵があるという形態になったというお話を副社長と呼ばれているこちらの女性の方がお話してくれます。座敷わらしの啓示みたいな感じだったんですかね。その他誰々がここにやってきたとか、何々が治った、他も○○があたった、素敵な出会いからゴールイン等そういったレクチャーを受けていると前のお客さんが蔵から出てました。入れ替え制なのでそこから蔵に突入します。
蔵は1階が商店のストックヤードとして利用されていて2階に座敷わらしのお部屋があります。結構急な階段を登ると…


蔵の2階はエアコンが効いていて涼しい感じですが、広くないスペースにごっちゃりとおもちゃが置かれています。今回はそのおもちゃも触っていないのに複数のおもちゃが勝手に音が鳴ったりとなんとも不思議な感覚がある空間でした。こちらのおもちゃは願いが叶った人の御礼品なんだとか。その他梁に名刺がドバっと貼られていたりもします。
この観音様の前でフラッシュを炊いて2分間、動かず動画撮影をするとオーブが飛ぶ映像が撮れるそうです。ここで言うオーブは写真にぼんやりと丸い発光体が映る事で、このオーブは幸せを運ぶものと言われていました。
なるほど、宮崎屋にいた家族連れはここで動画を撮ったのか…と、少しムービーを撮るもわたしの動画には何も映りませんでした。ちなみに写真には映らないようにしましたが結構な人が一緒に蔵の二階に入っているのでプライバシーの観点から動画は残念ながら公開できません。余談ですがなんで座敷わらしのお部屋なのに観音様を撮るのかと言うと、霊感のある女のお坊さんが子供達(座敷わらし)の霊を慰めるべく観音様を置いていった事からこの観音様の周りではオーブが映りやすいとの話でした。
ちなみに初回訪問でオーブが映る人の方が少なく、何回か訪れるとオーブが映るようになるんだとか。

蔵の2階には浴衣や着物と言った衣類も沢山飾られていました。何でも座敷わらしに着物を頂戴や草履が欲しいと言われている、みたいな声が聞こえる人もいるんだそうです…そうこうしていると声がかかって蔵の見学が終了しました。時間にして10分くらいで入れ替えになるようです。ちなみに社長さんはわたしが蔵から出る時にお客さんに説明していたので、副社長と交互に蔵の語り部をやっているんでしょう。

そんな訳で、座敷わらしが出ると評判のマルセンさんの紹介記事でした。ちなみに蔵を訪問後、自宅に帰って部屋を暗くしてフラッシュを炊いて写真を撮るとオーブが映るかも、との事でした。なのでうちの天井を撮ってみると…

うーんこれは何でしょうね…
さて、訪問した感想なのですがこれが結構難しい。蔵の雰囲気は独特で空気も何となく重く、何かありそうな予感はするのですがスピリチュアルなものに全然触れてきていないわたしにはそれ以上の言葉が思いつきません。でも、願いが叶ったと御礼品を置いていく人がいたり、結婚の報告でまたこちらの蔵を訪れる人がいるという事は少なからず何らかの効果がある人もいるのでしょう。
買い物をすればするっと拝観できる蔵ですので、座敷わらしや不思議な体験に興味のある方は行ってみて下さいませ。
マルセン
Google情報【営業時間・定休日・レビュー等】
https://maps.app.goo.gl/g9nYpGUBfbAsyN23A
マルセン 公式サイト
http://www.marusen1.jp/
※表示がバグっていますがサイトには繋がります
当サイトの他の東北観光記事はこちら
https://ozfare.com/category/%e6%9d%b1%e5%8c%97%e8%a6%b3%e5%85%89/


