野菜の肥料

 

なんでも今年は肥料の値段が去年から倍近く上がっているそうで、野菜の値段が上がるんじゃないか、なんて言われてました。なので今年は比較的簡単に作れる夏野菜を育てることにしまして。まぁ野菜の値段って結局は豊作か不作かによる気がするけども。

庭に夏野菜を植えたので、肥料となる灰作りをしました。いわゆる草木灰(そうもくばい)というやつで、どの草や木を燃やすのかによって栄養素が変わりますが石灰、リン酸、カリウムあたりが豊富に含まれているそうです。石灰による土壌をアルカリ性に寄せることでの防虫効果、リン酸は実を大きくする効果、カリウムは根っこを大きくする効果があるそうで、日本では平安時代から肥料として使われているのだとか。

田舎の方でたまに畑を焼いている「野焼き」を見かけるのはダイレクトにこの草木灰を作っているからなのですが、現在この野焼きは廃棄物処理法により出来ない自治体の方が多いんですよね。なんかこう、ドラム缶でゴミを燃やすのも野焼きなんて言われちゃうんだけど草木灰造り目的とゴミ燃やしは明らかに違うんだから、キチンと考え方を分けた方がいいとは思うんだけども…野へダイレクトに火を放つのは結構危険だからなぁ…

とりあえず野菜を植えたら草木灰だけ撒いときゃいいから!なんて詳しい方に教わったので真に受けてやってみることにしました。

で、そんな草木灰を作るためにせっかく火を起こすなら、なんか焼こうと思って焼鳥をジュージューしてみまして。

 

 

ついでに砂肝なんかもジュージューしてみまして。砂肝って結構トリミングをして余計なスジを取るのが普通だけどわたしは真っ二つに切るだけであとはゴリゴリと全部いただくのが好きです。個人的な意見なのですが炭火で焼くなら鳥や魚が好きなんですよね。牛豚はなんか燻製みたいになっちゃうのでちょっと勿体無い気がします。もちろん豚串牛串が美味しい炭焼きのお店はありますので、単純にわたしの力不足だと思いますが笑

 

 

一通り焼き終わったので後は炭が灰になるのをお酒を飲みながらじっとまっています。この状態ってすげー火力でとても暖かい…こういうことやってると炭の暖かさから薪ストーブが欲しくなるけど、あったらあったで使わなそうな気もします笑

水をかけてしまうと灰にならないのでただただ見つめてるだけなんだけど、思いの外嫌いじゃないんですよね薄らぼんやり赤くなっている炭を見るのって。キャンプに行っても一人で同じことをしています笑

今年は肥料の値段が上がるから野菜の値段が上がるなんて言われてましたが、とりあえず草木を燃やして灰をまけばいいんじゃね?なんて思ったけどそれはそれで手間になりますからね。はやく世界情勢が落ち着けばいいなぁなんて火を見ながら思いましたとさ。

 

 

このテロテロと燃えてる感じ、見てて飽きないんですよねぇ…

 

 

で、炭を燃やすに燃やして草木灰が完成。完全に冷めた事を確認したら撒いていきます。本格的な畑だったら絶対に足りない量だけど、庭にちょろっと撒くくらいならこの量で十分じゃないですかね。

 

草木灰を撒いて水を撒いて準備完了。あとは余程水枯れを起こしていない限りただひたすら放置の予定です笑

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