さくらんぼ会館とゆ~チェリー(山形県寒河江市)
山形県と言えば日本一のさくらんぼ生産量で、全国の生産量の約75%を占めているそうです。その山形県でも寒河江市のさくらんぼは特に有名で、寒河江の道の駅は写真の通り別名チェリーランドさがえなんて呼ばれています。毎年6月から7月下旬にかけてさくらんぼ狩りの方でこの辺りは大変にぎわうんですよ。
そんな道の駅寒河江自体はすごい有名な観光・買い物スポットなので割愛。トルコ館があり、トルコ料理を楽しめたりもするので気になった方は当記事の下の方に道の駅寒河江公式サイトのリンクが貼ってありますのでご確認ください。して、本日はその道の駅寒河江内にある施設…
さくらんぼ会館をご紹介します。
さくらんぼ会館は、明治の初め先人が寒河江市にさくらんぼを栽培した歴史やさくらんぼの栽培に関する資料を展示した日本初のさくらんぼ資料館なんだそうです。日本にさくらんぼが入ってきたのが明治の初めころで、生産量・栽培面積ともに日本一の山形にさくらんぼがやってきたのは明治8年に東京から3本の苗木が送られてきたのが始まりで、寒河江にさくらんぼがやってきたのはその翌年の明治9年だとか。
さくらんぼ自体のワールドワイドな歴史についても詳しく説明されており、小学校の自由研究とかによさそうな展示が連なっております。
館内では現在中村隆行さんのペーパークラフト展が開催されていました。中村隆行さんは山形県米沢市在住のペーパークラフト作家で中村隆行さんが子どもの頃の、主に昭和30年~40年代の思い出や世相を基にペーパークラフトを制作されているんだとか。
写真撮影が自由だったのでちょくちょく撮らせていただきましたが、その作品すべてのディテールに拘りを感じられました。全部を載せてしまうのは野暮だと思ったので個人的にとても好きだなと思った作品をアップしました。写真2枚目の作品なのですが、モチーフはテレビドラマにもなった「深夜食堂」をペーパークラフトで再現しています。食器やらコップにまで力が入っているのが解りますね。よくこういう細かいの作れるよなぁすごいなぁ…
ペーパークラフト展の入場は無料なのですが展示は令和4年の6月5日までなので気になった方は早めの訪問をおすすめします。
さくらんぼ会館内では他にこの手作りアイス屋さんが大人気ですごい行列でした。やたらとアイスを売っている道の駅寒河江ですが、山形って盆地で夏がとても暑いからなんですかねぇ。
と、いうわけでさくらんぼ会館のご紹介でした。続きまして道の駅寒河江から車で10分ほど走ると到着するこちらの施設のご紹介。
ゆ~チェリー 山形県寒河江花咲か温泉。
いわゆるスーパー銭湯のような施設なんですが、このゆ~チェリーのすごいところが…
大人1人350円で3つの源泉を楽しむことができるんです。浴室内に2つの温泉と露天風呂があり、それぞれお湯が違うんです。なので一度に3つの温泉をこんな破格で楽しめるんですよ。この温泉がわたしはとてもお気に入りで近くを通りかかった際はかなりの頻度で利用させてもらってます。
浴室の写真を個人で取ることはマナー違反なのでパンフレットの写真を笑。350円で利用できるのが信じられないくらい施設内も浴室も綺麗で、温泉の温度もそこまで熱くなくゆったりまったりと浸かることができます。さらにサウナまでついているのが恐ろしいですよね。うちの近くにあったらきっと毎日温泉に入りに行ってしまいますわ…回数券を買えばさらに安く入湯できるし。
と、言うわけでさくらんぼシーズンにこの辺りで観光をする人も多いと思いますので、さくらんぼ狩りのお供に寄れるお勧めのスポットをご紹介させていただきました。ただし、さくらんぼシーズンは結構な混雑が予想されますのでお時間の余裕だけはゆったりと取って行っていただければと思います。
さくらんぼ会館
山形県寒河江市八鍬川原919-6
開館時間 9:00-18:00(11月~3月は17:00まで)
道の駅寒河江公式サイト
http://www.michinoeki-sagae.com/michinoeki_facility.html
ゆ~チェリー 山形県寒河江花咲か温泉
山形県寒河江市寒河江久保15
営業時間 6:00-22:00
ゆ~チェリー 山形県寒河江花咲か温泉公式サイト
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