Nintendo Switchの高温スリープ多発問題を解決する

Nintendo Switchといえばもはや説明不要の携帯・据え置きどちらにも対応した任天堂様(以下敬称略)から販売されているゲーム機。そのSwitchで故障の代表格と言えばJoy-Conのアナログスティック故障でしょう。

アナログスティックを触っていないのにキャラが明後日の方へ勝手に動いてしまったりするこの現象は「Joy-Conドリフト」と言われ、あまりにも頻発して壊れるためにアメリカでは保証期間内外に関わらず無料で任天堂に修理してもらえます。

日本では保証期間外の場合2,200円(税込)で修理可能…なんだけどまたすぐに故障しそうなのでわたしはJoy-Conを使用せず基本的にプロコンと呼ばれるいわゆる普通のコントローラーを用いてドッグに本体を差し、テレビでSwitchでを楽しんでいます。本日はそのアナログスティックの次に(たぶん)Switchで故障しやすい部分のお話。

 

 

ある日うちのSwitchから異音がしまして、よくその音を聞いてみると本体内のファンがなんかすごく頑張っているような音でした。どうしたのかなぁと思いつつ放置し、その後少ししたらSwitchで遊んでいると突然…

 

本体が高温になりすぎたためスリープします

 

という表示が突然画面に表示されゲームが遊べなくなりました。少し待てばまた遊べるようになりますがドラクエ10やスプラトゥーン2のようなオンラインでCPUに高負荷がかかるようなゲームで遊ぶと割とすぐに高温スリープになってしまう。ドッグから外して携帯で遊べばあまりならないけど、そうするとドッグに差さっているキーボードで文字が打てないんですよね。

これは不便だ故障なのかなぁとこの高温スリープの原因をネットで探してみると、

 

1,冷却ファンにホコリ等のゴミが詰まってうまく排熱できていない
2,冷却ファンが死んでいて排熱ができていない

 

と、主に2つの要因からこの高温スリープ現象が起こっていることがわかりました。原因が解れば後はとりあえず分解してみるだけですよね。ちなみに保証期間内であれば高温スリープ問題も無償で修理して貰えますので、分解を行う際には必ず自己責任の下、保証期間外のSwitchで分解を行ってください。ちなみにうちのSwitchは4年半くらい使っているので当然保証期間外です笑。先に結論から書いておくと、老眼の方と不器用な方は本気でやめておいた方がいいですパーツが細かすぎて見えない見えない…

尚、Switchの分解に関しては「Switch 分解」あたりで検索するとすごく詳しく載っているサイトがあるので細かい部分はそちらを参照していただき、本記事ではまだSwitchを分解したことのない方へ長く使うとSwitchの中はこんなことになっているんだよという情報と、分解する際に注意すべき点の解説をメインに行います。また、Switch本体の分解を推奨しているわけではありませんので予めご了承下さい。

 

まずは必要な道具から。絶対に必要なのが、

Y型ドライバー(2.2mm)
プラスドライバー(#000・#00)

プラスドライバーの#000はいわゆる精密ドライバーと呼ばれるすごい細いドライバーですが今時の100円ショップで売っていたりします。#000・#00のどちらかだけでもなんとかなるかもしれないけど結構ネジ頭をなめる(潰す)可能性があるので両方用意した方がいいですね。なめるとリカバリーが非常にめんどくさいので…

Y型ドライバー(Y字ドライバー)はホームセンターやネット通販で購入可能。2.2mmサイズのがSwitchのYネジにジャストフィットします。これも多少大きさがずれていてもなんとかなるかもですが、Yネジは滅茶苦茶なめやすいので2.2mmを強くお勧めします。

あとは掃除用の綿棒と無水アルコール、掃除機。それとあればCPUを冷やすためのグリス(CPUグリス・放熱グリスなんて呼ばれています)があると捗ります。

 

①まずは電源ボタンを3秒長押ししてSwitch本体の電源を落とし、Joy-Conを外してひっくり返し、キックスタンドを外します(外さなくても作業可能ですがうちのはすでに取れている笑)。赤い丸部分にあるYネジ4本をY型ドライバーで外していきます。Yネジをうまく回すコツとしては力を入れ過ぎず押し込みながらゆっくりとまわすとネジ頭をなめにくいです。ちなみにY型ドライバーを使って外すのはこの4本だけだったりします。

 

②次にプラスドライバーで赤い丸を付けた5か所と、SDカードスロット近くのネジを外します。SDカード近くのネジがとても小さいのでここは#000のプラスドライバーを使用することを推奨します。サイド面はプラスネジが沢山ありますが真ん中のネジだけ外せば大丈夫です。

 

③SDカード付近、本体上下、サイド面のネジはそれぞれ長さが違うので一緒にしないようにして解るようにしておくと後で楽です。ネジを全部外し終わったら背面パネルを下面からゆっくり持ち上げて外していきます。途中引っ掛かりがあったりしますが力でバキッと開かずゆっくりと引っかかっている部分を揺らしてあげたりすると外れます。で、こうやって背面パネルを外した約5年物のSwitchの中身は…※閲覧注意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

汚いっ!!

 

うわぁぁ…ってリアルで声が出ちゃうくらい汚い笑。専用ドライバーがないと開けられないのにこんなに中がホコリまみれになるのはさすがにちょっと設計に何らかの問題があるような気がします。5年くらい同じSwitchで遊んでいる人はみんなこんな感じになっているでしょうね…よいこのみんなへ、掃除は大事だよ!

④この埃の山をまずは掃除。シールドプレート(銀色の板)はこの後外すのでさらっと掃除機の「弱」で表面のホコリを吸い取ります。

 

⑥シールドプレートについている6本のネジを外し、microSDカードリーダーを上に持ち上げて外しその近くのネジも取ります。コネクタの上に乗っている黒いのははがした方が付け外ししやすいですよ。

 

⑧シールドプレートを外しても中はホコリだらけなので掃除します。掃除と書かれた写真の部分が冷却ファンの詰まっている原因となります。ここを綺麗にするために銅色の(というか銅でできている)ヒートシンクを外します。まずは2枚のテープのような黒いスチロールを丁寧にはが…れないのでわたしは取ってしまいました。

 

⑨赤丸で囲った3本のネジを外せばヒートシンクが外れるので外して後はひたすら本体を掃除!シールドプレートも掃除!背面パネルも掃除!!掃除機と無水アルコール+綿棒でホコリを除去します。そりゃこんなにホコリが内部に溜まっていたら壊れるよなぁ…吸気口と排気口周辺が特にホコリまみれなので入念に掃除します。

 

⑩掃除が終わったら後は逆の順序で組み立てていけば完了ですが、最後にあればCPUグリスを塗っておきます。元のグリスはおそらくカピカピになっているでしょうし…グリスを塗っておけば放熱効果が高まります。

で、冷却ファンにゴミが詰まってうまく排熱ができずに高温スリープが起こっていた場合はこの作業で問題が解決するはずですが、問題なのは「冷却ファンが死んでいた場合」…うちのSwitchは冷却ファンが完全に死んでいたらしく掃除だけでは解決に至りませんでした。

 

⑪と、言うわけでアマゾンで冷却ファン(シロッコファン)を購入。お値段1,000円弱くらいでした。⑨の手順までと同様にヒートシンクを外すところまで作業します。

 

⑫ファンを外す作業なのでバッテリーを抜いておきます。端子を上に持ち上げれば簡単に取り外すことができます。

 

⑬赤丸で囲ってあるゲームカードリーダーのコネクタを上に持ち上げて外し、ネジを3か所外します。コネクタ上部の黒いパーツもここで外れます。

 

⑭⑬のコネクタとネジを外したらゲームカードリーダーユニットを左側へペロッとめくるとファンを外すためのネジが出てきます。ゲームカードリーダーのフレキシブルケーブルを外してもいいけど個人的に壊してしまいそうな事は極力行いたくないので今回はめくることにしました。

 

⑮ファンを固定する3本のネジを外します。で、次の工程がとても重要…

 

⑯冷却ファンのケーブルが固定されているロッキングフラップをマイナスドライバーやヘラ等を利用して超慎重かつ丁寧に持ち上げます。⑯の写真が上がっている状態で⑮の写真が上がる前となっています…このロッキングフラップが固い上に力を入れ過ぎるとすぐにぶっとんで壊れますので細心の注意を払って作業してください。ちなみにこの部分を破損したらわたしのような素人にはまず修理不可で、なおかつ任天堂も当然修理してくれませんので絶望しか残りません…

で、慎重に作業をしていたため冷却ファンを取り換えた画像を取り忘れてしまいましたが笑、フラップが上がったらケーブルを引き抜いて冷却ファンを取り替え、新しい冷却ファンのケーブルを差したらこれまた超慎重にロッキングフラップを下げましょう。この下げる時にも力の加減次第でロッキングフラップが壊れるんですよね…あーほんと細かすぎてヤダヤダ笑

余談ですが冷却ファンをとめていた3本のネジにゴムのワッシャーみたいなものがかませられていましたが、新しい冷却ファンにはそのパーツがついていなかったのでそのまま古いのを流用して取り付けました。

後は手順を遡っていきSwitchを組み立てていきます。バッテリー等のコネクタ差し忘れに注意しましょう。

 

と、言うわけで再びSwitchで快適にゲームが楽しめるようになりました。いやはや長く使ったSwitchにこんなにホコリが溜まっているとは知らなんだ…そりゃ故障も起きますわ。

改めて分解を推奨するわけではないけど、Switch本体の保証期間が過ぎているなら「個人的には」シールドプレートを外すくらいまでは分解して中を掃除してあげるのもSwitchが長く保つコツなんじゃないかなと思いました。てか、単純にこんなホコリまみれのゲーム機で遊びたくないですよね笑。任天堂もSwitch内部清掃サービスとかしてくれたらいいんですけどねぇ。

ちなみに元気な冷却ファンだと静かすぎて気づきにくいですがSwitchの冷却ファンは起動中であれば常に回っています。ネット対戦等CPUに高負荷がかかるとファー――!!ってなりだしますが、普段でも排気口に耳を当てると静かに「シャ――」みたいな音が鳴っています。高温スリープが出て冷却ファンが動いているかどうか気になる方は、まずは耳を澄まして排気口の音を聴いてみて下さい。

作業難易度自体は工具があればそこまで難しくはないけど、いかんせんネジを含めたパーツのひとつひとつが細かいので老眼が始まっているわたしのような目玉には非常に向かない作業でした笑。また、その細かいパーツもちょっと力を入れるとすぐにぶっ壊れる上にSwitchが修理不可になるので不器用な方もあまりトライすることはお勧めできません。

Switch 修理」なんてワードでネットを探すと安く修理してくれる業者さんは沢山ありますので、そういったお店に頼むのも一つの手だなぁと思いました。というか細かすぎてなかなかやりたくない作業です笑。以上、Switchの高温スリープ多発問題の解決策記事でした。くれぐれも修理を実践する場合は自己責任にて行ってください。

 

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