SSD換装時エラーコード0xc000000eが出た時の対処法

 

最近わたしは趣味でパソコンのパワーアップをしていたりするのですが、パソコンのメモリ増設とSSD化をまた頼まれたので行っていたおよです。本日の機種はNECのVersaPro、VE-Uというパソコンなのですがこのパソコン、メモリにアクセスするのはネジ一本外せば済むのだけれどもハードディスクを交換しようとすると裏のネジは当然全部外した上にキーボードもギターのピッグ等を使って爪を外しながら取り外し、電源とタッチパッドとキーボードのフレキシブルケーブルを取り外してやっとこさハードディスクまでたどり着くことが出来ます

つまり結構ハードディスクを外すのが面倒な機械なので、バラす際は気をつけて下さい。フレキシブルケーブルって結構壊れやすいんですよね…すぐブチっといくんですよ…VersaProって今まで結構な数を触ってきたけど業務用だからかだいたいめんどくさいんだよなぁ…

で、メモリを増設してハードディスク→SSDのクローン作成時にまた悲報が…いつも利用させてもらっていたEaseUS Todo Backup Freeが、

 

 

 

とうとうクローンが無料では作れなくなってしまいまして…公式サイトでダウンロードするとすでに無料クローンはできなくなっていたのだけれども、窓の杜というサイトからダウンロードすればなぜか無料でクローンが作れていたのです。少なくとも今年の3月までは使えていたんですけどね…まぁ商売だから仕方がない。バックアップは引き続き無料でできるのでそちらをご利用の方は相変わらず便利なソフトだと思います。

ってことで今回はこのソフトでクローンを作ってみました。

 

 

 

Acronis True Image WD Edition。このソフト、ハードディスクやSSDがWestern Digital(WD)製なら無料でクローンが作れるソフトで、他にもTranscend、SanDisk(WDが買収済み)Crucial社製のハードディスク、SSDならこのソフトが使えます。ただ、それぞれ手持ちのメーカー公式サイトからダウンロードしなければいけないので注意。受け側送り側のどちらかがこの4社製なら利用できるので結構SSD換装をしている人は無料で使える機会が多いと思います。

わたしは基本的にWD製のSSDを買っているのに今までこのAcronis True Image WD Editionを使わなかったのはそりゃEaseUS Todo Backup Freeが簡単で便利だったからなのですが、結構評判で「重くて遅い」って評価を見かけていたんですよね。で、実際使ってみましたが言うほどそこまでがっつり遅いわけではないけどEaseUS Todo Backup Freeに比べるとどうしてもレスポンスはもっさり気味でした。でも無料で使えるんだからそのくらいは我慢しないといけませんな。

このソフトの使い方は簡単でクローン作成を選んで受け側と送り側のハードディスク、SSDを指定して実行するだけ。待ってればクローンが出来上がります。出来上がったらいよいよバラし方の開始。今回のパソコンはバッテリー、キーボード、見えてるネジ全部、フレキシブルケーブルの順に取り外していきました。

 

 

 

ここまでバラすのも結構めんどくさかったですが、SSDを取り付けて電源をオンにしたら…

 

 

 

ぐえっ

 

エラーコード0xc000000eが出てまったく動かない状態に…BIOSすら立ち上がりません。BIOSとはWindows等のOSが起動する前に動作し、パソコン本体に搭載されているキーボードやハードディスク、SSDと言ったハードウェアの管理と制御を行うシステムで、これが正常に動いていないとパソコンがまともに動かなくなります。

で、エラーコード0xc000000eを検索すると、どうもWindowsが起動するために必要なデバイスを見失っている状態のようです。まぁBIOSがSSDを認識していないって感じみたいですね。そんなわけで本日は今後また出てきそうなエラーコード0xc000000eを何とかするための自分用覚書記事です笑。なお、当記事に書かれていることはハードディスク、SSDに高負荷をかける事も書かれていますので行う場合は必ず自己責任でお試しください。

 

1,SSD換装予定のパソコンじゃなくてもいいのでMicrosoftのサイトWindows10インストールメディアを作成する。リンク先からツールを今すぐダウンロードを選択し、USBやDVD等のメディアにメディア作成ツールを作っておく。

 

2,エラーコード0xc000000eの出ているハードディスク/SSDでパソコン起動時にBIOSが立ち上がらない場合は一旦対象のパソコンを元のハードディスクに戻してBIOSを立ち上げる。BIOS設定で、メディア作成ツールの入ったUSBやDVDの電源投入時の起動順位がハードディスク、SSDより先になるように設定し電源を落とす。BIOSの操作・設定方法はパソコンによって違うので各自調べたほうがいいです。大体本体起動時にF2キーまたはF12キーを連打していれば入れる気がするけど。

起動順位を変えることができたら再び新しいSSDを取り付けて電源を入れてWindows10インストールメディアを起動する。起動時「Press Any Key to boot from Cd / DVD」のような感じの表示が出たら何でもいいのでキーを押す。

 

3,Windows10インストールメディア起動後、言語はどうしますかみたいなことを聞かれるので言語を選んで次へを選択し、その次の画面の左下にある「コンピューターを修復する」を選択する。オプションの選択画面で「トラブルシューティング」を選び、詳細オプションで「コマンドプロンプト」を選択。

 

4,コマンドプロンプトが立ち上がったら、「bootrec /Rebuildbcd」と入力。なんちゃらかんちゃらと書かれた後にインストールをブート一覧に追加しますか? と表示されるので「Y」キーを押す。「操作は正常に終了しました」と出るので続けて「bootrec /fixboot」と入力。ここで操作は正常に終了しましたと表示されれば成功。再起動しBIOS設定で起動順をハードディスク/SSD優先にして起動し直し完了。

bootrec /Rebuildbcd ブート情報を修復するためのコマンド
bootrec /fixboot ブート領域の破損でWindowsが起動しない問題を修復できるコマンド

 

5,bootrec /fixbootと入力した後に「アクセスが拒否されました」と表示されたら、「chkdsk c: /r」と入力しエンターを押す。その後またbootrec /fixbootを入力し操作は正常に終了しましたと出たら完了。

chkdsk c: /r Cドライブのファイルシステムのエラーをチェックし、修復するためのコマンド
後ろの/rの部分は/f、/r、/b、と入力することができます。それぞれ、
/f ファイルシステムを修復する。ドライブ全体のスキャンは行わない
/r 不良セクタを検出し、不良クラスタから読み出し可能なデータを回収する。/fとは違い領域内の全セクタをチェックするため、非常に時間がかかります
/b ファイルシステムに登録されている不良クラスタをチェックし修正する
と、なっています。chkdsk自体ハードディスクやSSDにとって高負荷となるのでchkdsk c: /fから試したほうがいいかもしれません。

 

6,それでもアクセスが拒否されている場合は「bootrec /scanos」と入力してブート可能なシステムをスキャンをする。次に「bootrec /RebuildBcd」と入力しBCDを再構築。これを行うと「ブート一覧に追加しますか?」と聞かれるので「Y」を押す。次に「bootrec /fixmbr」と入力しMBRを修復。最後にまたbootrec /fixbootと入力し操作が正常に終了したら完了。

・bootrec /scanos ブート可能なWindowsをスキャンし、ブート構成データ(BCD)に無い情報が表示されるコマンド
・bootrec /RebuildBcd Windowsのブート領域の再構築を行うコマンド
・Bcd (Boot Configuration Data) ブート構成データのこと。OS起動時の構成情報を格納しているデータを言います
・bootrec /fixmbr bootrec /fixbootに似ているけど/fixmbrはMBRのブートストラップローダのみを書き換えることができるコマンド
・MBR HDD,SSD等ストレージの最も先頭にある起動に必要なプログラムや情報を記録した小さな領域でコンピュータ起動時の最初に読み込まれるデータ
・ブートストラップローダ コンピュータの起動直後に自動的に実行される、ストレージからOSを起動するプログラム

ハードディスク、SSDのパーテーションスタイルはMBR(マスターブートレコード)の他にGPT(GUIDパーティションテーブル)がありますが今回その話は省略。GPTは大容量(2T以上の容量)に強いけど古いパソだと動かないのでMBRが無難ですかね。

7,それでもアクセスが拒否される場合はハードウェアの物理的な故障や不良セクタによるクローン失敗を疑う。そんな時はスラースキップ機能付きのHDDコピー機をおすすめします(下記のリンク参照)。多少の出費にはなるけど、なにもかも楽です。コピー機って余計なこと一切考えなくていいから本当にすごい笑

 

ここまでコマンドプロテクトで色々行ってもエラーコード0xc000000eが解決しなかったわたしが他の方法でクローン化を成功させた記事は下記のリンクからご覧下さい。なぜクローン失敗したかの要因も考察とはなりますが記載しています。

HDDコピー機を頼る

 

コマンドプロンプトで使用したコマンドの意味は簡単に解説していますが詳しく知りたい方は各自でググってください。まぁ意味がわかんないですよねこのコマンドって。でもなんとなくデータを修復するものだと思っていただければと思います。でも、コマンドによってはハードディスクやSSDに結構な負荷をかけてしまう場合がある…特にchkdskあたりはダメージがでかいっぽいので乱用はやめましょう。

ちなみに今回わたしは手順6まで行ったという…???って頭に出ながらそれでも調べながらやっとこさ無事に起動するようになった頃にはもう日が暮れだしていました…午前中に作業を始めたのに笑。まぁこんな感じのトラブルにあった場合はおとなしく調べながらトライ・アンド・エラーを繰り返すしか無いですからね。

そんなわけで自分用と、同じようにSSD換装時にエラーコード0xc000000eが出て困っている人向けの記事でした。SSD換装ってスルッと行くときは行くけどハマるとかなりドツボだからなぁ…

SSD換装時エラーコード0xc000000eが出た時の対処法” に対して1件のコメントがあります。

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