三宝さんと喋るタコ

わたしは真っ暗じゃなければ寝れないってほどではないのですが、明るいとかなり眠りが浅くなってしまうんです。で、ここ2日ばかしかなり眠りが浅いのはこれのせいでして。

 

 

 

わたしは畳の和室に布団を敷いて寝ているんですが、この照明が真っ暗にしているはずなのに真夜中にふと豆電球で光り出すんですよ。調子が悪いのか何なのか知らんけど、豆電球で光られると途端に眠りが浅くなって、早朝には起きるし変な夢を見てしまうんです。で、昨日の夢が「三宝さん」の話でした。

とは言っても三宝さん本人が出てくるのではなく、夢に出てきたのはその恋人…年の頃は40も半ばくらいですかね、若い時はさぞかし持てただろうなぁって感じの美人な貴婦人とドトールのような喫茶店でコーヒーを飲みながら談笑していたんです。談笑とはいってもわたしはその貴婦人のお話をうんうんって言いながら聞いているだけなんですけど、その貴婦人が長年連れ添っていたのが三宝さんだったのです。

下の名前まではっきり覚えているけど同姓同名の人がいたら迷惑をかけてしまうのでそれはおいておいて、貴婦人と三宝さんの馴れ初め?から話は始まりました。二人の出会いは職場で三宝さんが貴婦人の上司。酒もタバコも博打もやって手癖が悪い貴婦人のふたまわりも上の年齢な三宝さん。ただ、仕事面は至って真面目だそうでビジネスの顔に次第に惹かれていく貴婦人。

 

 

 

こういう素敵な方だったんですと、貴婦人にスマホで三宝さんを見せられるもこんな感じのなんというか昭和っぽい、若かりし頃の山城新伍さんのような出で立ちの写真を見せられ、そうなんですね、なんて答えるわたし。

順調にお付き合いは続いていたんだそうだけど、三宝さんにはきちんと家族がいたんだとか。いわゆる不倫ですね。それでも構わないと上司と部下の関係を超えてしまう貴婦人。彼はいろんな知識があって常に私をエスコートしてくれたなんて喜々として語る貴婦人の言葉に「ふたまわりも上のおっさんなら色々知っていて当たり前だろう」なんて言いそうになるけど言わないわたし。

で、そんな関係を20年以上続けてきた貴婦人はある日突然三宝さんとのお別れを迎えてしまう。不摂生がたたり仕事中に倒れ、そのまま帰らぬ人に。で、何も知らない(と思われる)三宝さんの妻に初めて葬儀の場で出会った貴婦人。棺桶の前ですすり泣く三宝妻ともうとっくに成人は迎えているであろう子どもたちをみて、そこでようやく貴婦人は「私の立場はなかった」と気づく。部下として葬儀に参列はできるものの三宝さんの妻のポジションにはなれないことに20年以上経ってようやく気づけましたと語る貴婦人。

そうなんですかと答えるわたし。で、貴婦人は目が冷めたように婚活を行い、もとが美人だからすぐにパートナーを見つけました。これでようやく一歩踏み出せそうです。なんていう貴婦人に良かったですねぇなんてわたしが言ったところで目が覚める…

 

 

なんという夢を見ているんだ笑

 

起きたのは朝の4時半、普段ならこんな時間に起きることがないしやたらこんなはっきりとした夢を見るのはなんでだ…なんて天井を見て、豆電球が点いていて、あああ…となった次第です。

で、本日。照明は壊れているのかもしれないけど、流石に今日は変な夢を見ないだろうと思いながら寝たら出てきたのがタイトルの通り喋るタコだった訳です…

 

宮城県の端っこにある山元町、その街に、やまもと夢いちごの里という道の駅のような施設があるんです。公式サイトはこちら。

https://yumeichigo.jp/

 

で、見ての通りお土産やスイーツなんかが買えるお店なのですが、ここの施設って面白いことに直ぐ側の海で取れた海産物が生きたまま売っていたりするんです。しかも結構お手頃価格だったりするのでわたしもちょくちょく買い物へ行ってました。そんなわけで本日の夢はそのやまもと夢いちごの里で半冷凍になっていたミズタコを買って帰ってきたところから始まりました。

タコを調理したことがある人なら解ると思うのですが、タコってものすごくぬめりがあるので捌く前にまず思いっきり塩もみしてぬめりを取るのですが、それをしようとして半分凍ったミズタコをパックから出して、ボウルに水を張りそこにミズタコを入れたら生き返ったというか、仮死状態だったようでぬめぬめと動き出すタコ。うわーまだ生きてるんかめんどくさいなぁ…って思ったら、

 

「おい、俺を食うのか?やめてくれよブラザー」

 

なんてアメリカ映画を日本語訳したようなセリフをミズタコが喋り出すんです。はぁ?なんでタコが喋るの!なんて独り言を言ってしまうわたしに向かって「結構喋るタコはいるんだぜ、海は広いからな」なんていうミズタコ。なるほどたしかに海は広いからな…と何故か納得してしまうわたし。

で、この喋るタコ…殺めるのも忍びないけどなんかうちに居られても困るので何を思ったのかわたしは近所のおじいさん(実際にはいない人)にこのミズタコ喋るけど新鮮なので食べて下さいってタコを袋に突っ込んで渡すんです。おじいさんは特に疑問に感じないのか、ありがとうといって普通に受け取ります。その間も「おい、やめろブラザー!助けてくれよ!」なんて言っているミズタコ。

んで、おうちに帰ってんーでもやっぱりあのミズタコが少し可哀想かなぁと思って、だけど手ぶらでおじいさんに返してというのも嫌だと思って近所のスーパーに行ってきちんとお亡くなりになっているタコを買って、おじいさんの家にごめんやっぱりあの喋るタコ可哀想だからこのタコと交換してっていうんです。

そんなわけで結局喋るミズタコを返してもらうんですけど、おじいさんはすでに足を3本ばかしカットしていたんですよ。「ブラザー、もう少しでこの世とおさらばだったかもしれないぜ!」というミズタコに、タコの足は自傷じゃなきゃ生えてくるだろなんて語りかけながら、とりあえず水槽とエアーポンプくらいは買ってこないとなぁ…なんて考えているところで目が冷めました。朝の4時半に…で、起きがけにすぐ思ったのは…

 

 

なんという夢を見ているんだ笑

 

三宝さんに引き続き、喋るタコってどんな夢なのか…いや、三宝さんの話題って日本中探したらこんな感じの人はいなくもないだろうけど何だよ喋るタコって!なんて思いながら天井を見たらやっぱり豆電球が点いているんですよ…

で、これ以上変な夢見るのもなぁと思って照明をきちんと調べたら、豆電球が切れかかっているだけでして笑。正確に言うとたぶんもう切れているんだろうけど豆電球のところにスイッチを合わせてしばらーく時間が経過すると豆電球が生き返るみたいな感じですね。うちの照明って蛍光管ダブル→蛍光管シングル→豆電球→消灯の順でスイッチするよくあるタイプなので冷静に考えれば消灯から蛍光管点灯を挟まないで豆電球点灯って変ですもんねぇ…

と、言うわけで本日はちゃんと「消灯」のところにスイッチを合わせて寝ようと思ったおよでした。豆電球に合わせたらまた夜中について変な夢見ちゃうもんなぁ…

 

 

 

そんなわけで若干寝不足気味で腹が立ったので本日のおつまみはこいつです笑。わたしは夢って結構はっきり覚えていたりするけど眠りが浅いからか全然疲れが取れないんですよね夢を見ると…今日こそは真っ暗にして熟睡しよう笑

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