男飯 第25話 魚介類を白ワインで煮たら欧州っぽい
以前、男飯第14話で「マジックソルトの使い方がわからない」というリクエストにお答えしたのですが、この度また同じ様なリクエストを頂きました。それが、
マジックソルトの使い道がやっぱりわからないから使い方教えて、できれば魚介類で!
と、言うものでした。とは言ってもマジックソルトはどんな使い方をしても美味しいので適当に魚介類に振りかけて焼けばそれだけでも美味しいような気もしますけど、せっかくなので今回は簡単で映える料理を作っていきたいと思います。
・魚介類の白ワイン煮
・材料
ムール貝(冷凍むき身)…てきとう(今回は200gくらい)
ベビーホタテ(むき身)…てきとう(今回は150gくらい)
鱈…てきとう(今回は200gくらい)
ミニトマト…てきとう(今回は15個くらい)
クレソン…色付け用に少し(無くても可)
ニンニク…食べたいくらい
・調味料
塩…小さじ1
マジックソルト…大さじ3くらい
白ワイン…200cc
オリーブオイル…大さじ3くらい
バター…1かけ
コンソメ…お好みで(今回は大さじ2くらい)
片栗粉…魚にまぶす用
今回はムール貝、ホタテ、冷蔵庫にあった鱈を使っていますが、青魚とそんなに脂っこい魚介類じゃなければとりあえず何でも合いそうな味になります。似たような料理にアクアパッツァがありますがコンソメやマジックソルトを使っているので今回はシンプルに白ワイン煮としています。細かい人いるからね笑
・作り方
①まずは下準備。ミニトマトを湯剥きします。ヘタを取ってヘタがあった部分に包丁で一撃を加えてお湯にさっと通すとスルッと皮が向けます。剥かなくてもいいけどせっかくムール貝とホタテがむき身で食べるのを邪魔する存在がいない環境なので今回は皮むきをしました。
クレソンは1-2cm程度に適当にカット。鱈は骨を取り一口大にカットして片栗粉をまぶしておきます。片栗粉じゃなくて小麦粉でもいいですが、粉をふると最終的にとろっとした料理になるのでそれが嫌な場合は粉を振りかけなければいいです。
ニンニクはスライス。粗みじんぎりでもいいけど一旦フライパンから取り出すのでスライスのが作業しやすいです。
②フライパンにオリーブオイルを大さじ3入れて加熱、温まったらスライスニンニクをいれて写真のようにフライパンを傾けて揚げるように焼いていきます。
③きつね色になったらニンニクを取り出します。あ、人によってはニンニクの芽を苦くなるからと嫌がるかもしれませんがそういう方は焼く前に芽を取って下さい。
④ニンニクを取り出したら鱈を焼いていきます。弱火で焼いてこんな感じの焼き上がりになったらフライパンから取り出します。
⑤フライパンに凍ったままのムール貝を投入し火を入れます。焼ける音がしたら白ワイン200ccを入れてフタをします。
⑥白ワインが沸騰したら蓋を開けます。
⑦そこにベビーホタテ、塩小さじ1、コンソメをお好みの量(今回は大さじ2くらい)、バターをひとかけ入れます。
⑧バターが溶けたらそこに皮剥きしたミニトマト、焼いた鱈、マジックソルト大さじ3くらい入れ、全体的に合わさったら器にあげます。
⑨お好みで焼いたニンニクとクレソンをトッピングして完成。下準備は若干めんどくさいけど調理が始まればあっという間に完成します。
と、言うわけで食べていきます。ムール貝とホタテからダシが出ていて全体的にとろっとしたスープが大変美味しく、鱈にもすごい合うのです。クレソンとトマトもいいアクセントになって最後まで楽しめる料理ですな。
コツは、ムール貝に白ワインを入れてからはあまり煮込まないようにちゃちゃっと作ることですね、海産物は煮込むと固くなるし、鱈の身があまり煮込むとバラバラになりますからね。
と、言うわけで魚介類の白ワイン煮でした。酒のアテにもいいし茹でたパスタにかけても美味しく食べられる逸品なので皆様ぜひお試し下さい。
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