魚で作られた麺

 

わりかしうちの近所にある「かわまちテラス」に先日散歩がてら行ってきました。かわまちテラスは宮城県名取市閖上にある商業施設で、いろんなお店が立ち並んでおります。うちからだと土手を海の方へまっすぐチャリを漕ぐとたどり着けるので天気がいい日はぶらりと遊びに行ったりします。かわまちテラスに関して詳しい記事は下記のリンクからご覧下さい。

 

名取川河川敷ぶらり歩き(宮城県名取市)

 

そんなかわまちテラスのお店を眺めていると、ささ圭さんというかまぼこ屋さんの前で気になる看板が出ていました。それがこちら。

 

 

手焼きかまぼこ一本200円…でも、ホヤの塩辛(ばくらい)でもなく…もちろんそれも気になるところだけどその隣のお魚めん(おととめん)に目が行きまして…相変わらず麺類大好き人間なので麺がついているとビクッとなっちゃうんですよね笑。以前購入した納豆ヌードルもなかなか面白かったからなぁ…ってことで、

 

 

もちろん即購入。バジルソースとたらこソースの2種類があったので2つとも買ってきました。なんでも土日限定で販売しているって店員さんに言われたのでそりゃ買うしか無いですよね笑。ささ圭さんは名取市閖上で始まったかまぼこ屋さん、震災で大打撃を受けましたが唯一残った内陸部の小さな店舗で手造り笹蒲鉾を造り持ち直した会社です。

 

 

中に入っていたチラシによると笹かまぼこにも使う上質な白身魚のすり身でできた麺のようですな。で、お召し上がり方はわかるのですがハッシュタグをつけてsnsにUPお願いしますってあるけど、ハッシュタグがつけられるsnsって沢山ありますよね…QRコードの下に小さくFacebookって書いてあるからFacebookなんだろうけども、他のsnsにもハッシュタグはつけられますよささ圭さん…

まぁそんな重箱の隅をつつくようなツッコミは置いておいて、早速調理を進めていきます。

 

 

原材料はこんな感じで、確かにかまぼこっぽい中身ですね。この中で気になったのはエノキタケ抽出物。これは一体なんだろうと思って調べてみたらエノキタケール酸といわれる物質で内臓脂肪率を低下させる効果があるそうです。本来は変色防止剤として使われているようですが、ダイエット効果も見込めるようですなエノキタケ抽出物って。

で、作ろうとするも…びっくりしたんですが、ささ圭さん、これは気をつけたほうがいいと思うのですが、

 

 

調理方法が書いていない

 

んですよこのお魚めんには笑。まぁ多分かまぼこみたいなものだからほぐせばいいのだろうと思って、さっと湯通ししてほぐし付属のソースをかけて出来上がり。

 

 

 

 

出来上がりがこちらとなります。思ったより麺っぽい…ってことでさっそく実食。

 

…なるほど。こちらのお魚めん、一言で言うならば、

 

かまぼこの

味がする

ソフト麺

 

って感じですね。予想したとおりすでにそのまま食べられる感じでしたが、コシはほとんどないけどかまぼこっぽい味がする、あの給食の時に出てきたソフト麺を思い出しました。肝心の麺の味は、もちろんバジルソースやたらこソースは強い味だけどけっこう美味しいです。

ただ、麺だから主食に~ってよりはあくまでかまぼこ料理のアレンジとしてのおかずの方がいいでしょう。個人的にはバジルソースよりたらこソースのがあっている気がします。なぜなら魚介同士だから。このお魚めんに合わせるなら魚介ベースの方が美味しく仕上がると思います。例えばブイヤベースとか、アクアパッツァとか…そういった洋風の魚介料理にはばっちりマッチするでしょうな。

 

このお魚めん、購入する時に店員さんが「お魚が嫌いなお子様も食べられます」って言っていたけど、わたしはむしろ魚が好きな人にブーストする用に使うと面白いと思います。アサリの酒蒸しを食べた後の残り汁で食べるとか、煮魚の残り汁で食べるとか、普通の麺類では邪魔してしまいそうな料理でも使えるしなにより新しい触感と味がするので毎日の食卓にさらに華を添えることができます。みなさまも見かけたら是非食べてみて下さい。

 

お魚めんを販売しているささ圭さんのWebサイト

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