初夢が不吉すぎる

初夢とは、新年のある夜に見る夢。この夢の内容で、1年の吉凶を占う風習がある。 字義どおりに新年最初に見る夢とされることは少なく、現代では元日から2日の夜、または、2日から3日の夜に見る夢とされることが多い(Wikipediaより引用)

つまり年が明けて初めて見る夢ではなく、また、12月31日から元旦にかけてみる夢でもないんですね。江戸時代後期には「2日から3日」が主流となったみたいだけど、明治の改暦後は、「元日から2日」を初夢とする人が多くなったそうです。

初夢で見ると縁起が良いとされているのはもはや説明不要な一富士・二鷹・三茄子(いちふじ、にたか、さんなすび)」ですよね。この組み合わせは江戸時代初期からもう縁起が良いと言われてきたのですが、起源が諸説あるというのは意外と知られていません。

富士山、鷹狩り、初物のなすを徳川家康が好んだことから、とか、富士は日本一の山、鷹は賢くて強い鳥、なすは事を「成す」ことから、とか一富士・二鷹・三茄子の諸説は調べれば色々と出てくるので興味のある方は各自ぐぐってもらうとして、その縁起のいい、いわゆる「吉夢」は有名だけど、実は初夢には縁起が悪いとされる「凶夢」もあるのはご存知でしょうか。まぁ吉凶を占う風習なのだから冷静に考えると凶夢があっても当たり前なのですが。

凶夢の代表的なものとしてよく「歯の抜ける夢」「何かに追われる夢」なんかが挙げられます。もっとも初夢じゃなくてもこれらは不吉な夢ですが、新年一発目にピンポイントでこんな悪い夢を見たらそりゃ「今年一年縁起が悪い」なんて言われてもおかしくないですよね。どちらかというと夢っていうのはその人の心情が夢として現れるものだからいい夢は調子が良い時、悪い夢は調子が悪い時に見るのは普通ですけどね。

 

そんなわけで本日は1月2日。皆さんはどんな初夢をご覧になりましたでしょうか。割と夢は見ないとか見ても覚えていないって人が多いと思うのですが、わたしも普段は夢を見てもあまり覚えていないのだけれども今日の夢はタイトルの通りなかなか不吉な夢を見ました。どんな夢かというと、

 

 

貞子

 

が現れたのです。初夢で笑。貞子を知らない人に軽く説明すると、

 

貞子(山村貞子)は、鈴木光司の小説およびその映像化作品「リング」シリーズに登場する架空の人物で超能力者。 劇中に登場した時点では既に故人であったという設定でしたが、現世に未練や恨みを残し、見た者を呪い殺す「呪いのビデオ」を発端として災禍を巻き起こすとんでもおばけだったりします。

呪いのビデオは、画像のように井戸から貞子が這い上がってくる映像が流れて段々と画面の方に近づいてきて、最後は画面から出てきて見ていた人は死ぬって感じなのですが、わたしの初夢はまさにそのシーンでテレビから貞子が出てきちゃったわけですよ。もうそうなったらどう考えても人生終わりなのですが、わたしの初夢は一味違って、何故かわたしがテレビから出てきた貞子に向かって、

 

 

 

 

ザオリク!

 

ってとっさに言うわけです。ザオリクを知らない人に軽く説明すると、ザオリクはドラゴンクエストシリーズ(ドラクエ3から)に登場する死亡した味方を100%復活させる呪文なのですが、それを貞子に向かって唱えてしまったわけです。そしたら、

 

 

 

生き返った貞子

 

キラキラのエフェクトと共に人として復活してしまう貞子。貞子って生前は普通に美少女(色んな人が演じているけどみんな美人)ですからね。で、その生き返った美人貞子を見て、

 

 

住民票どうしよう!

 

って叫んだところで目覚めました。後々冷静になって考えたら住民票ではなくて戸籍の事を心配したのだと思います。要約するとテレビから出てきた貞子に向かってザオリクを唱えたら復活してしまい、貞子の戸籍の扱いを心配したって初夢を見たわけです。

ちなみにザオリクで生き返るには「精霊ルビスの加護」を受けていないと効かないとかそういう制約があったはずですが、いやそもそもわたしがザオリクが使えるのが変なのか…いや、それよりも貞子が現れるのがおかしい話で、つまり最初から最後まで全部変な夢なんですよね。

 

しかしまぁなんの突拍子もなくこんな夢を見たわけではなくて、元旦にわたしは酔っ払いながらSEVEN’sTVというパチンコ・パチスロのYoutube動画を見ていてそれがちょうどリングのパチンコを打っている話だったんです。で、その動画を見ながらわたしはSwitchでドラクエ10で遊んでいたのでごちゃまぜになって夢に出てきたんでしょうねぇ…

 

ちなみに実際貞子がテレビから出てきた際にザオリクで復活させると、山村貞子さんは1951年生まれ、1968年に死亡(井戸に突き落とされて蓋をしているので実際は行方不明扱い、行方不明後7年経過で死亡扱いにできる)の享年17歳なので、順調に生きていたら御年70歳のおばあちゃんになります。が、復活したら見た目は当然死亡時の17歳ですから、死亡届を取り下げようとしても絶対に信じてもらえないですよね。見た目17歳中身は70歳の人を連れて行っても役場で嘘つきと言われるだけでしょう。

そうなってくると無戸籍者として戸籍を作るよう手立てした方が早いと思うのですが、戸籍を作るのだからそれはそれで大変な話なのは想像に難しくないですよね。とはいっても意外と無国籍者って日本でもある話なんですよ。一番多いパターンなのが女性が法的離婚後300日以内に子供を生んでしまった場合。それが今の夫(新しいパートナー)との子供でも離婚後300日以内に生まれた子供だと、必ず前の夫の子供として出生届を出さなければならないんです。

前の夫からしてみても何いってんだ馬鹿野郎ってなりますし、女性の方だってそんな無関係な前の夫の子供扱いなんて無理ってなってしまいますよね。こうして出生届を出さず無戸籍の子が生まれてしまうのです。きちんと順序立てても早産が起きるとこうなってしまうことがあるんですね。

 

ってことで戸籍を作る作業って思いの外多くあるようなのですが、実際に戸籍を作るにあたっては家庭裁判所に申立てを行い強制認知・嫡出否認・親子関係不存在・就籍に関して裁判を行ったりするそうなので、約50年前にお亡くなりになっている貞子が親子関係の証明なんていうのは不可能ですよね。

じゃあ現在に生き返ってしまった貞子が一般的な暮らしを行うにはどうしたらいいかというと、わたしが考えうる限りベストな方法としては、

 

記憶喪失のフリ

 

をして保護してもらうのが一番なんじゃないかと思います。もよりの役所で「記憶をなくしました」というと保護してもらえるみたいですし、実際に記憶を無くしてから戸籍を取得した人もいるようです。ただ、裁判をして戸籍を作るより現実的なだけであって当然この記憶喪失ルートも大変な思いをすることになるでしょうねぇ。

そんなわけで、テレビから出てきた貞子についうっかりザオリクをかけて生き返らせてしまった場合、もよりの役所に記憶喪失の子がいると相談したらいいかな、と結論が出たおよでした。皆さんも是非、うっかり何者かを生き返らせてしまった場合はこの記事を参考にしていただければと思います。なんとも最初から最後まで滅茶苦茶な記事ですが、それは正月だから仕方ない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。