生きるつながり

好きなジブリ作品ランキング、なんて企画があると未だ上位に選ばれる風の谷のナウシカ。ルパン3世カリオストロの城もそうだけど厳密にいうとこの頃まだスタジオジブリって無かったからジブリ作品ではないんですよね。風の谷のナウシカの製作拠点となったのは、宮崎監督やこナウシカ映画のプロデューサー高畑勲氏の同僚だった原徹氏が運営していたトップクラフトという会社。 ここに宮崎さん社員としてではなくがフリーで参加して製作されたのです。宮崎駿さんが監督だからジブリ作品って言われているんでしょうね。

そんな風の谷のナウシカは原作があります。作者は当然宮崎駿さん。単行本は全7巻ですが映画になったのは実は2巻の途中までとかなり原作の最初の方までの内容なんですよね。その部分のボリュームを増やしたのが映画なのですが、原作と映画では結構内容が違っていたりします。

そもそもこの風の谷のナウシカ、原作を書き始めた当初宮崎駿さんはアニメ化する気ではなかったみたいですね。結構熱くアニメ映画化を推されて実現したとかなんとか。その辺のお話は結構プロジェクトX的な感じでねっとのせかいにかかれているので興味のある方は調べて見てください。

 

で、そんな風の谷のナウシカ。映画はもちろんのこと原作も子供の頃に読んだはずなんだけど内容を覚えていなかったので、

 

 

 

 

 

原作を買ってきました。これ、改めて大人になってから読むとその書き込みの細かさに驚きましたね…そして映画とお話が全然とまでは言わないけどかなり違うんですね。当然映画の後に書かれた漫画の方が話は濃いには濃いんだけど…なんというかこう、話がどんどん暗くなっていく笑

 

まぁ、お話はネタバレになるので割愛させていただくとして、驚いたのが最後のコマ。これって…

 

 

 

 

風立ちぬのキャッチコピーじゃね??

 

と、思って調べて見たらやっぱり風立ちぬのキャッチコピーでした。てか、ジブリ作品ってキャッチコピーは「生きろ」とか「「生きる」力を呼び醒ませ!」とか「生」がテーマのものが多いのですが、生きねばはモロですね…

風の谷のナウシカは映画でもそうだけどどんな困難にも立ち向かって生きようみたいな感じのテーマがあると思うのですが、風立ちぬも時代背景が1920年代の日本で当時は不況や震災、政治的な不安から起こった大正デモクラシーと不安定な環境で、そんな中でも強く生きていこうみたいな話ですよね。

 

って事でナウシカの原作を買ったら風立ちぬと時代背景は違えどコンセプトが同じ作品だったと気づいたおよでした笑。てか、とても35年前の漫画とは思えませんなぁ風の谷のナウシカ…

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