男飯 第17話 割と変わった白菜料理
白菜とは、アブラナ科アブラナ属の二年生植物。日本では冬の野菜として好まれ食されています。こう寒くなってくるとスーパーの生鮮コーナーには白菜が所狭しと並べられ、主に鍋の具材や漬物として調理され各家庭や飲食店で消費されていきます。
そんな冬の定番野菜の白菜、シーズンになると結構安く買えるのでわたしも頻繁に購入するようになるんだけど、鍋と漬物だけでは消費が追いつかなくなってしまったりするんですよね。そんな大量に残ってしまった白菜を一風変わった感じで食す料理が本日の男飯。本日はリクエストされたわけじゃないけど覚えておくとなかなか役立つ料理だと思いますので記事にしてみました。
・白菜と春菊のコチュジャンサラダ
・材料(2人前くらい)
白菜の芯の部分…食べたいだけ(今回は4分の1玉程度)
春菊…食べたいだけ(今回は一房分程度)
長ネギ…食べたいだけ(今回は2分の1本程度)
コチュジャン…大さじ3
ごま油…大さじ3
塩…大さじ1
中華だしの素…大さじ2
すりごま…たっぷり
おばあちゃんのアレ…お好みで
白菜と一緒に鍋の定番である「春菊」を一緒にサラダにします。春菊って春が付くから春が旬なのかと思いきや11月から2月、つまり冬が旬の野菜なんですよね。
割と大人になってから気付いたのですが、白菜も春菊も意外と生食をする人って少ないようで、白菜も春菊もわたしは生で食べるよーって言ったら怪訝な顔をされたことがあったりします。確かにあまり馴染みはないかもしれませんが美味しいので是非作っていただきたいレシピです。
ただ、春菊ってご存知の通り結構癖の強い野菜なので、サラダにするなら若い春菊の方が癖がなくて万人受けする味になるかなぁ…あの癖が平気なら太い春菊でも美味しいですけども。
おばあちゃんのアレがわからない方は下記のリンクから当該記事をご覧下さい。なくてもいいけどあった方がわたしは好みなんですよね笑
・作り方
①白菜の芯の部分を細切りにします。
②春菊を洗って適当にざく切りにします。
③長ネギを一口大に斜めカットし、水にさらします。
④白菜の芯、春菊、長ネギをボウルに入れ、コチュジャン、ごま油、塩、中華だしの素、おばあちゃんのアレを振りかけてよーーーーくなじむまで満遍なくかき混ぜます。よーく混ぜるのが面倒な方は料理酒50ccをレンチンしてそれに調味料を入れてあらかじめ溶かしておくと混ぜやすいですよ。
⑤皿に盛り付け、お好みで追いすりごまをしたら完成。
これで芯の方は美味しく食べられるのですが、せっかくなので柔らかい葉の部分も一品料理にします。
・白菜ともやしの生姜ナムル
・材料
白菜の柔らかい所…食べたいだけ(今回は4分の1玉分くらい)
もやし…一袋(200g)
ごま油…大さじ2
摺り下ろしショウガ…大さじ2(チューブで良い)
塩…大さじ1
すりごま…たっぷりと
おばあちゃんのアレ…お好みで
と、いうわけで白菜や春菊と同じく鍋物の定番であるもやしを使ったナムルを作っていきます。白菜が入るので生姜を効かせるととても食の進む味になります。
・作り方
①鍋にお湯を沸かし、その間に白菜の柔らかい部分を細切りにカットします。
②もやしと白菜の柔らかい部分をサッと茹でます。
③サッと茹でたら網にあけて湯切りをし、白菜ともやしをボウルに移します。そこにごま油、擦り下ろした生姜、塩、中華だしの素、すりごま、おばあちゃんのアレを入れてよく混ぜ混ぜします。
④混ぜ混ぜが終わったら器に盛り付け、お好みで追いすりごまをしたら完成。
と、いうわけで鍋の具材の残りで作るのが望ましいこの2品。全然違うテイストとなっているのだけれども、多分お気づきの方もいらっしゃると思いますが実はこの2品、
調味料がほとんど同じなんです
コチュジャンと生姜の違いしか調味料の変化がないのですが、味は全く別物になるんですよ。材料が違うから当たり前っちゃ当たり前だけど、調味料がほぼ同じで2品作れると食卓の彩りが増えますよね笑
そんなわけで白菜を使ったレシピでした。何かの料理をして余ったら是非作って見て下さい。ちなみにわたしはこの2品のために白菜を買ったりします。共にご飯のオカズにも酒のアテにもできる一品ですよ笑