6つの金貨

ゲームボーイアドバンスSPを復活させてから、手持ち無沙汰になると思わずプレイしてしまう自分がいます。がっつり遊ぶのではなくぱぱっと手軽に「遊べる」のがいいんですよね。あいぽんでソシャゲとかやっちゃうとムキになってしまいますからねぇ…そんなわたしが最近ちょいちょいプレイしているのがこちら。

 

 

 

スーパーマリオランド2 6つの金貨

 

スーパーマリオランド2 6つの金貨は、任天堂がゲームボーイで1992年10月21日に発売した横スクロールアクションゲーム。スーパーマリオランドの続編で売上本数はなんと約270万本。後にワリオシリーズの主役となるキャラクター「ワリオ」が初登場した作品でもあります。

 

このゲーム、ファミコンのスーパーマリオブラザーズ1,2,3、スーパーファミコンのスーパーマリオワールド、ゲームボーイのスーパーマリオランドを経て登場した作品だけあって白黒のゲームボーイなのにゲームシステムのベースはスーパーファミコンのスーパーマリオワールドっぽいのです。これが登場した当初はゲームボーイなのに凄いゲームを作るなぁって思ったもんです。

 

 

ゲーム画面。ゲームボーイアドバンスなので若干カラーになりますがゲームボーイでプレイすると白(若干緑)黒なんですよね。

 

見ての通りなのですが、30年近く前の携帯ゲーム機でこのクオリティはすごかったんですよね。白黒だけどスーファミのスーパーマリオワールドと変わらないじゃん!と、当初は興奮したのですが…

このゲーム、携帯ゲームなのにマリオシリーズでは「お初」な事が結構あります。前述の通り「ワリオ」が初登場したのはこの作品だし、変身2段階目(ファイアマリオ、バニーマリオ)でダメージを受けると一気にチビマリオになるのではなくスーパーマリオに戻るようになったのもこの6つの金貨からなんですよね。

その他細かなギミックを解説するときりがないのでその辺は置いておいて、こんなお初が多くて携帯ゲーム機なのに頑張って表現がされていてすっごい売れたのに6つの金貨ってイマイチ話題にならないんですよね。理由として考えられるのが、1つは当時の時代背景にあるのかなぁと思います。

1992年と言えば任天堂のスーパーファミコンを始めセガのメガドライブ、NECのPCエンジンという据え置き型ゲーム機(テレビに繋いで遊ぶゲーム機)の全盛期ですからクオリティを求めるならどうしても据え置き機で遊んじゃいますからね。スーパーマリオワールドをゲームボーイで再現している!とはなるけどそこで関心は終わってしまったのかなぁと。

もう1つ考えられるのは、これは当時わたしが感じたことなんですけどこの6つの金貨、

 

簡単すぎる

 

んですよね。キャラの視認性を良くするためにオブジェクトが大きく表現され遊びやすくなった一方でこれまでのマリオシリーズより動きが全体的にもっさりとしてしまったんですよね。この辺りは続編に当たる「スーパーワリオランド」なんかではうまく使われていますが、マリオが遅いってのはなんかこう違うかなぁと…

ボリュームもゲームボーイですからそこまで多いものではないですし簡単なのにさらに当時では結構珍しい「イージーモード」が備え付けてあったりしまして。ゲームのライトユーザーでも手軽に遊べる難易度の反面、テレビゲームの黎明期に生きたキッズ達には若干不満の残る出来ではあったかなぁと思います。

かくいうわたしもこの6つの金貨は発売日に買って即日クリアしてすぐ売った記憶がありまして笑。小学6年生で毎日ゲームで遊んでいるガキンチョには物足りなかったのでしょう。

 

ですが、今プレイするとすごく丁寧に作られているのがわかってすごい遊びやすいんですよね。どこでもセーブが出来るしユーザーを考えて作られているのがよく解ります。今でこそこの手軽さが受けそうですが、6つの金貨はというかスーパーマリオランドもですがこれらは世界的に人気なマリオシリーズなのに未だにリメイクされていないんですよね。

今、6つの金貨を遊ぶとなるとニンテンドー3DSのバーチャルコンソールくらいしか選択肢がないのですが、どのマリオシリーズのアクションゲームより簡単でお手軽に遊べる良質な横スクロールアクションゲームなので、マリオが好きな方は是非遊んでみて下さい。

 

ってことで今更ですが結構楽しく6つの金貨で遊んでいるおよでした笑

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です