光彩陸離
昨日早速遊んでみた「おばけけむり」が悪い意味でニュースになっていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/508d54998fcca3fbb36620671c33c8d692784737
まぁ、やっぱりそうなるだろうなぁと思っていち早く駄菓子屋さんに向かい購入していたのですが、9月3日現在でようかいけむり・おばけけむりの転売価格は1枚300円程だそうです。定価の15倍くらいか…
転売に関してはよく「資本主義だから」なんて言う人がいますが(ずいぶん安っぽい資本主義だと思うけど)それもまた商売だしそれで生活をしている人もいるので仕方ないですよね。お金さえ出せば欲しい物が手に入るのがいいっていう人も当然いるでしょうし。わたしは買わないけど笑
で、ようかいけむりやおばけけむりが手に入らなくてメルカリで買っちゃおうかなぁって思っている人へ言いたいのが、
購入する前に是非この記事をご覧下さい。だって、ようかいけむりやおばけけむりって本当に、
煙が出るだけですよ?
卸のメーカーさんも言っていましたけどようかいけむり・おばけけむりは子供がお小遣いで買えてちょっと楽しむおもちゃで、高額の価値はないんです。300円出すならランチのグレードをちょっと上げたほうが満足度高いですよほんと笑
ようかいけむりやおばけけむりは見かけたら買おうっかなぁくらいの気持ちで十分なモノですよ。それに今は一過性のものだろうから少し待てば転売価格も落ち着く気がします、だって煙が出るだけだもの笑
ところで、
わたしは相変わらずふらっとゲーム屋さんやブックオフさんを覗いてレトロなゲームを買ったりしているのですが、本日はこれを見つけてすぐ購入してしまいました。
ジャストブリード…ジャストブリードは1992年12月15日にエニックス(現スクウェア・エニックス)から発売されたファミコン用シミュレーションRPGで、エニックス最後のファミコン用ソフトでした。
シミュレーションRPGとは普通のロールプレイングゲームより戦略性を求められるゲームで、当時のゲームで言うとファミコンの「ファイアーエムブレム」やメガドライブの「シャイニング・フォース」なんかがシミュレーションRPGにあたります。
このジャストブリード、すごい面白いゲームだったのですがいかんせん発売時期がもう世間のゲームの目が「スーパーファミコン」に移行していまして、しかも1992年だと同じくエニックスの「ドラゴンクエストⅤ」や当時はまだエニックスとは別会社だったスクウェアの「ファイナルファンタジーⅤ」と販売がかぶっていて、旧型のファミコンゲームであるジャストブリードはファミコンでよく遊んでいた人でも知らないくらいの認知度で、まさに不遇の名作なのです。
なんやかんやわたしは当時このゲームが好きで、ゲームシステムや細かい部分は語りだすときりがないので端折りますがジャストブリードはシステム的にファミコンの限界に挑んだゲームでして、とにかく音楽が格好良く、さらにファミコンなのにフォントが漢字表記(ファミコンゲームの殆どがかな・カナ表記でした)の気合の入れよう、そして漫画「サザンアイズ」で有名な高田裕三さんのキャラクターデザインに心を惹かれてすごい遊んでいたんですよね。
度重なる引っ越しの際にどこかに紛失していたのでいつか売っていたら買おうと思っていたら今日見つけてしまいました笑。まぁ、買ってもきっとコレクションみたいになってしまうんでしょうけどね。バッテリーバックアップの電池が無さそうだし。
思えば当時って、ゲームの成長期時代で各メーカーが次々と切磋琢磨して新しいゲームを発売して、有名所のゲームはだいたい面白かったんですよね。そんな時代だったからこそ結構無茶をした内容のジャストブリードも世に出たんでしょうな。知名度がないのがほんともったいないです面白いのに…
昔が良かったとは言わないけど、ジャストブリードが販売された頃のゲーム業界のように、時代時代で輝いていたジャンルってありますよね。例えばJ-popだったら1990年代がすごい元気があったし名曲が多いですしCDもよく売れていました。
そうやってその時その時に輝いているジャンルってあるんですが、ようかいけむりやおばけけむりは最近まで作られていたけど、これらが輝いていたのはやっぱり駄菓子・めんこ・ベーゴマ等々こういったモノをみんなが求めていて、駄菓子屋が子供のコンビニエンスストアだった「昭和」の時代ですよね。
当時遊んでいた遠い記憶…そう言った思い出は高額転売では返ってきませんから。てか、くどいようですが繰り返します。
ようかいけむり・おばけけむりは
煙が出るだけ
ですよ!笑
どうしても煙を出したい人は昨日の記事に作り方を記載しておりますので、高値の転売品を買う前にそちらをお試し下さい。たぶん冷静になれます笑