漆黒エンカウント

知っているけどなかなか出会うことのない動物っているじゃないですか。例えば、モグラ。モグラは、哺乳綱Eulipotyphla目に分類されるモグラ科の構成種の総称で、アニメ(ドリモグだァ!!などなど)なんかでは温厚そうな感じでどちらかというと主役側のイメージがわたしにはあります。

しかし実際はモグラが掘った穴によって野菜の根が切られて枯れたり、苗が倒されたりするなどの農作物への被害を出す害獣で農業生産者さんには嫌われまくっているのですが、生まれてこの方結構な田舎暮らしのわたしでも本物のモグラを見たことがないんですよね。モグラが掘ったであろう穴は見たことあるけど、実物は全く見たことがないなぁ…

本日はモグラではないけど、そんな知っているけどほとんど会うことのない動物のお話。

 

 

今住んでいる家に引っ越してきた頃の出来事。初夏の訪れる時期でその日は普通に仕事して、普通におうちに帰ってきて、普通に暑いからビールで晩酌して、普通にお風呂でシャワーを浴びたんです。で、ほろ酔い気分でお風呂から上がると、なんか居間でバタバタと音が聞こえました。虫みたいな軽いパタパタ音じゃなくて、もっとバッサバッサというような風切り音…お風呂上がりでメガネをしていなかったので、最初はスズメでもうちに迷い込んだのかな?って思ったのです。

そんでもって、とりあえず外に逃さないとなぁと思いながらメガネを掛けて確認。

 

 

 

 

 

 

 

きゃあああああ!!

 

うそーんなんでうちにコウモリがいるの笑。ってコヤツの姿を見た瞬間、わたしの小学校の時の思い出が唐突にフラッシュバックする。

 

 

住まいが田舎だから小学校も比較的田舎…今でこそ都市開発が進んで田んぼが住宅地になってきているわたしの通った小学校も昔は田んぼと畑に囲まれたのどかな学校だったのです。今も別にそんなうるさくもないけど笑

そんな小学校に通っていた、多分一年生の時にちょっとした事件が起こったのです。授業が終わって、みんなで掃除をしていました。その時わたしの担当は廊下で、廊下をほうきで掃いていたんです。で、その時に幼稚園時代から知っている子が、おいおよちょっとみてくれよーと両手に何かを抱えて見せてきたんです。

その子が抱えていたのがお察しの通りコウモリで、怪我をしていたのか弱っていたのかわかりませんがしっかり小学一年生に捕まっていまして…へぇ、これがコウモリかぁ初めて間近でみたなぁって感心していたら女の先生が通りかかったんです。で、どうしたの?って笑顔で聞かれたので捕まえた子が先生にコウモリを見せると…

大魔神って昔の特撮をご存知ですかね。普段は平穏な顔をしているんですが怒ると緑色になって滅茶苦茶おっかない顔になるんです。その時コウモリをみた女の先生はまさに大魔神さながらの豹変をしました。いわゆる般若の形相で、

 

 

いやぁああああああああああああ!!はやく、はやく窓からそれを外に捨てなさい!!

 

と、知ってる子を怒鳴りつけたのです。知っている子はあわてて窓からそのコウモリを投げ捨てて、それを確認した女の先生は、

 

知っている子の首根っこを掴んでトイレ前の洗面台でおおよそ10分ほど石鹸手を洗わせたのです

 

だめ!しっかり!まだ足りないと切れながら指導する女の先生。手洗いで人が泣く姿を見たのは後にも先にもこの時だけです。で、十分に手洗いを終わらせたら、その様子をただただ見守るしかできなかったわたしの方を女の先生が向いてこう一言。

 

 

お前は触っていないだろうな?

 

さ、触っていませんよ!と、言うと、良しという先生。そして、コウモリは沢山病気を持っているから絶対に素手で触ってはいけませんからね!と、先生に言われました。その表情は普段と同じ穏やかなものに戻っていましたが、以降その先生と接する時はひたすらビビっていましたね。担任ではなかったからそんなに関わりはなかったけど、それでもその豹変っぷりは今でも夢に出てきそうです出てきたことはないけど。

 

 

それで、話はコウモリと対面している時に戻る。一瞬で蘇った記憶によるとコウモリは病気を沢山持っているから素手で触ってはいけないらしい。しかしながらその時のわたしは風呂上がりで手にバスタオルを持っているくらいで、その他はメガネしか装備をしていない状況である。しかしながら目を離してコウモリに飛び回られたら悲惨なことになりかねない…

と、いうわけでシモン・ベルモンド並にバスタオルをムチのように扱い無事コウモリをバスタオルに包むことに成功する。そのまま家の中で逃しては行けないと思い外に出てコウモリを闇に解き放つ。真っ裸で

夜だったしタイミングよく外には誰もいなかったのでセーフだったけど、誰か外にいたら公然わいせつ罪あたりで御用になっていてもおかしくなかったのだが、相手はコウモリだもの…その際はすべては仕方ないと思える。

 

で、逃してからは居間と台所にひたすら除菌スプレーを振りかけて除染作業の如く拭き掃除ですよ。普通の日常がたかだかコウモリ一匹でこうも狂わされるのかと痛感しましたが、病気を沢山持っているコウモリだもの。念には念を入れてとにかく拭きまくらないと!!と、そんな感じで酔いもぶっ飛ぶくらい掃除して最後にバスタオルを袋に入れて処分し、その日は就寝したんです。

 

 

 

ー後日。

そう言えば昔の記憶で先生がコウモリは病気を沢山持っているから触るなって言うからあんな大騒動になったけどそもそも日本のコウモリってどんな病気を持っているんだろうと調べてみたんです。すると、

 

コウモリが関係する感染症には、狂犬病、SARS、ニパウイルス感染症、ヘンドラウイルス感染症等が上げられます。狂犬病は、狂犬病に罹ったコウモリに咬まれることで感染します。SARS、ニパウイルス感染症、ヘンドラウイルス感染症はコウモリのフンの中にいるウイルスに接触したり、吸引することで感染します。しかし、これらの感染症は現在の所日本に存在しません

 

って、

 

わたしが滅茶苦茶びびったのはなんだったのか!!笑

 

まぁでも人によろしくない細菌・ウイルスは持っていたりするので用心することに越したことはないんですが、裸で外に出るくらいではないですね笑。この事件以降、よく解らないことは思い込みで片付けずキチンと調べるようになったおよでしたとさ笑

よくよく考えてそんなやばい病原菌を持っていたらコウモリは駆除されてとっくに日本にいなそうですもんね。日本住血吸虫原因の豆粒みたいなミヤイリガイを駆逐するくらいだもんなぁ…

 

 

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