なになに風の不思議

以前から言っている通り、わたしは結構カップ麺を食べます。カップ麺はラーメンに拘らずそばでもうどんでも何でも食すのですが、エースコックのこの商品を見て思ったのが次の疑問。

 

 

 

おろし風とか納豆風ってなんだよ笑

 

なめこおろしそばとか納豆そばじゃダメだったのかとは思ったけど、疑問はそこじゃなくてなんで食品って「なになに風」って風を付けるんだろうって思ったんです。

いや、さすがにわたしでも「なになに風」の意味は何となく解るんですよ。上の納豆風なら納豆を使っているわけじゃないけど納豆っぽいものを使っているそばって事なんでしょうし、意味合いとしては本物ではないけどなんとなく「それっぽい」時に風って使っているんでしょうけど、この風ってなかなかの曲者で、例えば食品以外に風って付けると、

 

任天堂Switchゲーム機

とか

 

トヨタプリウス自動車

ってな感じで、風がつくと、

 

ただのパチもんにしか思えないんですよね笑

 

確立した固有名詞のものに風を付けるとただのニセモノにしか思えないけど、食品の場合はざっくりとしたイメージが頭にあるからニセモノだなぁって思わないんでしょうかね。「札幌風ラーメン」なんて見かけると炒めた野菜がのっかった味噌ラーメンが思い浮かぶし、「博多風ラーメン」って見れば白いスープの細麺ラーメンが頭の中に浮かぶはず。ところがこれが「純連風ラーメン」とか「一蘭風ラーメン」って表現されていたらただのパクリにしか思えないんですよね。意味はほとんど同じなのに。

まぁきっと確立した固有名詞の商品名って商標登録がされていて、上の「純連風」なんて使おうものなら商標権侵害なんて罪状でしょっぴかれかねないからなんとなーくぼかした感じの「札幌風」なんて言葉を使うんだろうけども、そもそもの話なんで「それっぽい」を表現する時に風の漢字を使うのかが本日の疑問だったわけです。

 

日常に普通に溢れていて物心付く前から触れていたと思われるからそんなに疑問に思わないで大きくなったけど、よくよく考えると風ってwindですからね。地球上の大気の流れを示している「風」がなぜ「それっぽい」時に使われるのか、その不思議に迫ってみました。ってネットでいつものようにただ調べただけだけど笑

 

で、調べたのですが、やっぱり風がそれっぽい時に使われるようになったのにも諸説あるようで、見つけたものをまとめると、

「風」は、地球上の大気全体の流れであることから、「有利な風が吹いてきた」など雰囲気全体の方向を表す言葉として使われるようになり、それが拡張されていって、そのような雰囲気・傾向・様式・外見等を表す言葉になっていった。

って感じですかね。外見上の様子をうかがわせる風体(ふうてい)や、ようすやありさまを表す風情(ふぜい)という言葉が昔からあるので、それらに使われていた「風」の文字が拡大解釈されていった結果現代では風という言葉が「それっぽい」時に使われる言葉になっていったんですな。

 

ちなみに、この風がつくのを調べていて面白いなぁと思ったのが、例えば日本の料理だと山形風そばとか大阪風お好み焼きとか最初の方に風が付くのですが、フランス料理だと牛肉のブルゴーニュ風とか牛フィレ肉のパイ包み焼きウエリントン風みたいな感じで後風になるんですよね。なんでフランス料理だと後風になるんだろうと調べてみると、

フランス料理では、人物や土地にまつわる料理に「なになに風」という表記を使うことが多く、またフランスのレストランでは入り口など目立つ場所に当日の実際のメニューを提示しなければならないと定められていて、その表記方法が「材料名・調理法・ソース 」あるいは「料理名・発案者又は奉進者名」 とするのが原則だからだそうで、それを日本語に訳すと、「牛フィレ肉のパイ包み焼き(料理名)ウエリントン風(初代ウエリントン公爵発案と言われているから)」ってなるんですね。なるほどなぁ…

 

料理名の最初の方に付く先風だと「それっぽい」という意味、料理名の後ろにつく後風だと「由来」の意味になる「風」と言う字は不思議な漢字ですねぇ。って事で、

 

 

Switch・任天堂

 

プリウス・トヨタ

 

 

うん、やっぱり料理名じゃないと後風でも風がついたらパクリに思えますな笑

 

漢字一つでここまで掘り下げられる日本語ってやっぱ難しいと思ったと共に、「なになに風」ブログのおよって言われないように気をつけようとも感じたおよでした笑。それっぽいって想像はしやすいけどどうしてもオリジナリティが欠けてる印象があるからなぁ…

 

 

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