定義さん~定義とうふ店(仙台市青葉区大倉)

先日、所用で「定義さん」の方へふらりと行ってきました。こちらは山門となります。

定義さんとは正式名称「定義如来西方寺」というお寺でよく「定義山(じょうぎさん)」や「じょう”げ”さん」なんて言われていたりしますが現在、正式には「定義さん」と呼ばれているそうです(理由は後述)。

このお寺、定義如来西方寺の始まりはおよそ800年前の平安時代末期から鎌倉時代初期に遡ります。源平合戦で平家が敗れた後、平家の重臣であった平貞能(たいらのさだよし)が平家ゆかりの阿弥陀如来の掛け軸を守りながら現在の大倉地区へ逃れてきたと伝えられています。貞能は追手から身を隠すため、自らの名前を「定義(さだよし)」と改めました。この「定義」という名前が現在の「定義(じょうぎ)」という地名や「定義如来」という呼び名の由来になったと言われています。

貞能はこの地で静かに暮らし亡くなった後、その墓の上に小さなお堂が建てられました。そこに阿弥陀如来が祀られ多くの人々が手を合わせるようになったことが定義如来信仰の始まりとされています。特に「一生に一度の大願を叶えてくれる如来様」として信仰を集め、時代を超えて庶民の心の支えとなってきたと記録が残っています。

現在では初詣や厄払い、縁結び、交通安全祈願などで多くの人が訪れ、宮城県を代表する参拝地の一つになっています。こちらのお寺が定義さんと呼ばれるようになったのは定義如来と呼ばれる様になってからの話で山間にある寺院だったことから「定義山」という通称が自然に広まって行き、そして親しみを込めて人名の敬称に使われる○○さんのさんと山をかけて「定義さん」と呼ばれるようになったのだそうです。

 

こちらが定義如来西方寺 御廟貞能堂(ごびょうさだよしどう)。平貞能が亡くなった後そのお墓の上に建てられた小さなお堂そのままではなく、昭和初期に建てられたもの。平成11年(1999年)に現本堂が建設されるまでは定義如来西方寺の本堂として使用されていました。

 

こちらが公式サイトなのですが定義さんってかなり広大な施設だったりします。個人的にはこの御廟貞能堂の方しかお参りした事が無いのですが…わたし自身お寺全般の事について明るくないので笑、こちらのお寺について詳しく知りたい方は公式サイトをご確認下さい。

 

山門と貞能堂の中間辺りにお線香を立てる所があります。100円で線香を頂きこちらで炊いてその煙を浴びると頭が良くなるとか頭痛が治るなんて言われている為、アホが治るようにめいいっぱい煙を浴びてきました笑

 

参拝が終わったら定義さんならではの名物を頂きに上がります。

 

 

 

「定義とうふ店」の三角あぶらあげ。定義山を訪れた人の多くが食べる名物です。普通の油揚げも大分大きく手のひらほどある三角形で厚みもしっかりあり、見た目はまるで巨大な揚げパンのようなあぶらあげです。

店先ではあぶらあげがこんがり揚がっていく様子を見ることができます。ひと口食べると、外側はサクッ!カリッ!とした食感ですが中はふわりと柔らかく豆腐の甘みが残っています。この外は香ばしく、中はふわふわという食感が多くの人を引きつけています。揚げ物なので当然油を使っていますが一般的な唐揚げや天ぷらとは違い油の重たさは少なく、気づくと無くなっている美味しさがあるんですよ。

 

味付けはとてもシンプルで店舗から提供されている醤油とにんにく七味。これらをたっぷりあぶらあげに振りかけて熱いうちに頬張ると外の香ばしさと中の豆腐のやさしい味、醤油とにんにく七味の旨味がが口いっぱいに広がりほかのあぶらあげでは体験できない美味しさが広がるのです。お土産もあるので当然購入して帰ってくるのですがこの旨さはほんとここで食べるからならではのもので、おうちだとにんにく七味を準備しても全く同じにはならないんですよ…それでも十分美味しいですが。

 

そんな定義さん~定義とうふ店は自然豊かな山間部にある場所なので訪問した事が無い方はぜひ行ってみて欲しい仙台の観光スポットです。自家用車以外だと仙台駅西口からバスで80分で行けたりします。その辺りの情報は定義如来西方寺公式サイトに書かれていますので気になる方はチェックしてみて下さい。

定義さんのあぶらあげを堪能した後はすぐ近くにある麺匠 ぼんてんでラーメンを頂いてきました。そちらの記事も合わせてお読みください。

 

・麺匠 ぼんてん(およ@仙台ラーメン)

 

・定義如来西方寺 公式サイト

 

・定義とうふ店 公式サイト

 

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