愛すべきクソゲー 第4話

クソゲー、糞ゲーとは、「クソゲーム」の短縮形。ゲーム評論を行なうユーザーやメディアが、つまらないコンピュータゲームや初めから詰んでいるようなゲームを酷評する際に用いる言葉、またはその評価が与えられた個々のゲーム作品に対して用いる【wikipediaより引用】

40代のわたしが子供の頃、ゲームの情報を仕入れるのはほぼゲーム雑誌かゲーム屋さんの店頭デモくらいでした。そしてその少ない情報の中で大金をはたいて、または誕生日やクリスマスといった記念日にチョイスしたゲームが目も当てられないようなクソゲーだった…なんてことはわたしの世代だったら結構体験したことがあるんじゃないでしょうか。当記事はそんな絶望のクソゲーの中にも「愛」を感じることができるゲームの紹介記事となります。

さて、今回のクソゲーは以前から噂を聞いていましたがなかなか高額商品な為に今まで手を出せなかったソフトです。それがこちら、

 

「かってにシロクマ」

かってにシロクマは、漫画アクションにて1986年から1989年にかけて連載された相原コージ先生の動物生態ギャグマンガ。ファミコンでゲーム化された他にOVA(オリジナルビデオアニメ)化もされた、相原コージ先生の代表作とも言われているマンガです。ファミコンソフトはCBSソニーという所から1989年12月15日に販売されました。

CBSソニーは1968年にソニーとアメリカのCBS社が折半出資で設立した合弁レコード会社で、1991年に株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントへ商号変更されるまで5本のファミコンソフトを発売しています。そのラインナップがまたどれも結構色濃くて「聖飢魔Ⅱ」「パリ・ダガール・ラリー・スペシャル」「究極タイガー」「Captain ED」そしてかってにシロクマとどのゲームもかなりのクセが有り好きな人はとことん好きな内容となっています。

最近レアソフトの値上がりが激しい中古ファミコンソフト市場でこのかってにシロクマもその流れに乗り普通に購入しようとすると箱説なしの裸ソフトで5000円くらいするので今まで躊躇っていましたが、今回ブックオフで結構お手頃価格で売られていたので意を決して購入。市場価格の半値で手に入れることができました。

いや別に面白いソフトだったら5000円くらい支払っても手に入れたいのですが、このかってにシロクマ…当時からかなりのクソゲーなんじゃないかと思って手を出してこなかったんです。

 

タイトル画面。今作はロールプレイングゲーム風の移動マップがあるアドベンチャーゲームで、ゲームの内容はともかく1989年発売のゲームにしてはグラフィックは結構綺麗で原作の雰囲気がよく出ていますね。

 

移動画面はロープレっぽい。ロープレっぽい戦闘はあるにはありますが雑魚戦はなくボス戦のみ、みたいな頻度です。肝心のストーリーですが、シロクマであるシロたちの住んでいる森が、森の魔王と名乗る何者かの仕業によって消滅し始めている!森の魔王の野望を打ち砕くため、シロは立ち上がった…と言うのが大まかな流れ。最初からウリとチョシと言う名前がウインドウに書かれていますが最初は仲間にはなっておらず探す必要があります。今回はアドベンチャーゲームという事でネタバレ防止の観点から最後までの解説はしませんが所々で色々なオマージュを感じて思わずニヤリとしてしまいます。ラストダンジョンがどう見てもゼルダの伝説だったり…

 

アドベンチャーパートで色々するとシロのIQが上がる、IQが上がるとできるコマンドが増える…と言ったシステムは当時のアドベンチャーゲームとしては結構斬新で時間が経過すると森の魔王によって森が消滅してしまうのであまり無駄な操作ができない緊張感もあり、発売された頃に遊んでいた人や原作が好きな人は結構楽しめたゲームだったのかもしれません。ですがこのゲームはまごうこと無きクソゲーです。その理由は一目瞭然で、

 

ゲーム中

とにかくうんこが

出てきます笑

 

そもそもシロに対して「うんこしろ」というコマンドがあったり、色んな所で手に入れられるうんこを復活神の所に持って行ったり、様々な場面でうんこを目にするクソゲーはクソゲーでも物理的なクソゲーなのです笑。当時、ゲーム雑誌でこのうんこゲーだと知って、じゃあちょっと遊ばなくても良いかなぁと思ってスルーしていましたが大人になってから遊んだら思いの外面白いところも結構あったので今度うちで前回の記事のRF2と一緒に同世代の人たちと飲み会でもした時に遊んでみようかなと思います。どんな反応するだろうこのクソゲーに笑

そんなファミコン版のかってにシロクマ、内容が内容だけに今から移植がされるような気配は無いので価格は上がり続けそうですが正直これ以上高くなったらお値段の価値はコレクター以外はあんまりないんじゃないかと思います。が、ここまでうんこが出てくるゲームも珍しいのでクソゲーを堪能したい人は手に入れて是非遊んでみて下さい。ちなみに結構遊びましたが移動の操作性が悪いもののなかなかしっかりアドベンチャーゲームをしていてトリックがあり面白いです。うんこが出過ぎる以外は笑

 

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