チキントラクターver2.1 平屋カスタム
チキントラクターって何?という方は上記のリンク先が説明記事となっておりますのでまずはこちらをご覧下さい。
弊社に協力いただいている大工さんが繁忙期の為チキントラクターの販売と営業の方はセーブしていますがお時間を要してもいいと言って下さるお客様には現在も販売を行っています。今回、お客様のご要望で1階部分を可能な限り広く利用したいとの事でしたので2階部分無しの平屋カスタムバージョンを製作し、お客様に掲載許可を頂きましたので記事に致しました。
平屋なので通常の背面引き戸ではなく横面に正面と同じサイズのドアを設置しております。サイドドアの横幅は45cm、これ以上大きくも可能ですがあまり大きく1枚ドアを作ると鶏が脱走するおそれがあります。これはver1の反省点で大きいドアを1枚にすると開けた時にスルスルっと鶏が逃げ出すことがありました。この反省を生かしver2以降の弊社チキントラクターは正面ドアを2枚の観音開きにしています。
また、今回は寒冷地でのご利用との事でしたので2面板張りにし、風の通りを切っています。床面はいつもの様に網張りですので板側の下に角材等を噛ませて少し底上げすると風は通るようになります。床面の網は余裕をもって貼ってありますので多少浮かせても鶏が地面を突くことができます。
正面以外の3面は縁を取るように薄く加工した化粧板を貼り付けています。これは見栄えが良くなるための目的も当然ありますが一番は強度を目的としています。板面の縁に打つことでささくれからの板剥がれを防止できますし網面に貼るとこで網が剥がれにくくなります。ドア裏にも化粧板を貼っていて網やフレームの強度を確保しています。
24時間365日外気と雨雪、紫外線にさらされる環境で使われるチキントラクターにはタフな「強度」と、平ではない場所に置く為カチカチではなく全体的にしなる「柔軟さ」の2つを併せ持たないと恐ろしく早く破損してしまいます。雨風が当たる場所に木材を置いておくとすぐ朽ちる、その現象が対策を行わないと如実に表れるのです。弊社チキントラクターはその辺りのノウハウを蓄積し対策を施しているのがストロングポイントで、プロの大工さんがしっかりと作るからこそなせる業だと考えます。
現在、納期を要するオーダーメイドチキントラクターは取り扱いを中止していますがver2.1ベースのカスタマイズに付きましては承っております。弊社量産型チキントラクターでこの部分をこうしたい、ああいたいという要望がある方はまずはお問い合わせフォームからご相談いただければと思います。お見積りは無料ですので納期の確認だけでもお気軽にお問い合わせ下さい。
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