せんだい農業園芸センター みどりの杜(仙台市若林区)

せんだい農業園芸センターみどりの杜は仙台市若林区にある農業園芸施設。伊達家31代当主伊達邦宗が開いた養種園を前身としており、現在若林区役所が建っている位置にあった養種園を移転させる形で開園した。わたしの母方の実家が割と近くにあり、子どもの頃はよく養種園で散歩をしていた記憶がある。子供の頃は知らなかったけど養種園って欧米各地から種子と苗木を求めて品種改良をしていた施設だったそうです。

そんなせんだい農業園芸センターみどりの杜では毎年この時期になるとバラ祭りが開かれている(2023年は5月20日(土)から6月11日(日)まで)のでお散歩がてらふらっと覗いてきました。ちなみに入園は無料なのでとても行きやすい。

 

バラ園の様子。せんだい農業園芸センターみどりの杜では約200種1200株の色とりどりのバラが咲き誇っている。とても個人的な意見だけど、正直色の違いしか解らなかった笑

 

バラの品種をほとんど知らないわたしでも知っているブルームーン。美しい紫色の花と育てやすさから、世に登場してから50年経った今でも人気の高いバラ。もともと自然界に「青いバラ」は存在していなかったのだけど、2009年に日本のサントリーが青色の花の遺伝子をバラに組み込むという遺伝子組み換えにより開発し世間を驚かせていました。それもまた品種改良っちゃ品種改良だしとてつもない努力の結晶なのは解るけど、わたしはブルームーンの方が自然な発色で好きだなぁ。

 

園内はバラ園の他にハーブガーデンも結構見ごろな感じでした。カモミールはお茶にするので有名ですよね。現在でも薬用として頭痛や神経痛等、様々な症状の対策としてヨーロッパでは利用されているんだとか。結構簡単に栽培できるみたいなのでうちにも植えようかしら…

 

園内にはこんなSNSで「映え」用のスポットも結構あり、みんな一生懸命撮影しておりました。落とし穴にハマったババコンガに見える笑

 

園内には食事ができるお店もある。一際行列ができていたのは管理研修棟にあるジェラート屋さん。もの珍しかったのでトマトのジェラートをいただいてみた。ほどよいトマトの酸味が効いていて面白い味わいでした。

 

そんなわけで仙台のお散歩スポットせんだい農業園芸センターみどりの杜のご紹介でした。バラ祭りは6月11日(日)までなのでバラ目的の方はご注意ください。たまにはお花を見ながらふらふらっと歩くのもいいですね。

 

せんだい農業園芸センター みどりの杜 公式サイト

https://sendai-nogyo-engei-center.jp/

 

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