男の肴 第1話 広島的モツ料理

 

「肴」とは酒とともに味わう料理の総称。酒飲みであるわたしが書いている当サイトの料理記事Oyo’sキッチンってなかなか当サイト内では人気がありまして、その中でもわたしがのんべだからかお酒に合うレシピが人気だったりします。かねてからお酒のつまみ「だけ」をまとめてほしいとの声があったので、今日からそんなのんべのための料理記事を書いていきたいと思います。

と、言うわけで記念すべき第一回はこちらで肴を作っていきますよ!

 

 

今日はこの安売りされていたホルモン(白モツ)で、せんじがらを作っていきます。

 

・せんじがら

・材料
白モツ…食べたいくらい
食塩…それなり
おばあちゃんのアレ…それなり

 

せんじがら(せんじ肉)とは豚のホルモンを揚げた珍味。昭和20年代から30年代に広島市西区の食堂や肉屋で作られたのが始まりといわれていて今でも広島を中心に親しまれています。主に豚ガツ(胃)を使用して作りますがモツ(腸)でも美味しく出来ますよ。って言うわけで早速せんじがらを作っていきます。

おばあちゃんのアレがわからない方はまずはこちらの記事から見てきたほうが楽しめると思います笑

男飯 第1話 たまごかけごはん+

 

 

 

が、せんじがらを作る前に先日採ってきたコシアブラを先に揚げます。と、言うのもせんじがらを作っちゃうとホルモンの臭いが油に移ってしまい他の料理に使えなくなるのですよ。せんじがらは古い油というかなにかに使った油で作るのがいいかなぁとわたしは思いますね。

 

・作り方

 

①白モツを油に入れてあまり高温にならないように弱火でじっくりと揚げていきます。アヒージョを作るときのような、ブクブクはいっているけどそこまで高温じゃないなぁって感じがベスト。火力が強すぎるとホルモンの水分が飛ばず外側だけこげちゃいます。

油にひたひたにしなくてもモツ自体からも油が出るのでこのくらいの油の量でもカラッと作ることが出来ますよ。

 

 

 

②全体的に焼いたレバーみたいな色になるまでじっくりと揚げる(2,30分はかかります)ので酒でも飲みながらダラダラ作業をします。たまに箸で混ぜてあげて白い部分に火が入るようにして揚げていきます。

きょうの料理のお供は最近良く見かける糖質0ビール。各ビールメーカーでリリースしていますが、どれもこれもけっこう美味しいですよね。さらっとしたビールが飲みたいときはすごいいい味がしますね。

 

 

 

③30分くらいじっくりゆっくり低温で揚げるとこの様にかなり小さくなります。頃合いを見て油から引き上げて油切りをします。

 

 

 

④どんな味付けでも美味しいけど今回は敢えてシンプルにアジシオとおばあちゃんのアレで仕上げる。おばあちゃんのアレはいの一番の瓶ですが中身は味の素です笑。ステーキスパイスやマジックソルトでも美味しいく味付けができますよ。

 

 

 

⑤アジシオとおばあちゃんのアレをまんべんなく振りかけたら完成。ホルモン版ビーフジャーキーの様な味わいで噛めば噛むほどホルモンの味が滲み出てきて酒に合います。とても合います笑

簡単かつ安価で作れるせんじがら、皆様も是非作って酒の肴にしてみて下さい。揚げてあるので日持ちがするし、大阪のかすうどんのように麺類にトッピングしてもいただけますよ。お好み焼きに入れてもいいですよ!

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