このω線いらないよね

うちの妹が坐骨神経痛で苦しんでいたんですよ。坐骨神経痛とは、病名ではなく下肢にあらわれる症状の総称で、おしりから下肢(足の爪先)にかけて痛みやしびれが続く状態を言います。頭痛や腹痛と同じような感じですね。

先日診察してもらった医者では痛み止めの薬を処方されたものの、それを飲んでも痛みで寝れないくらい重症みたいで、朝から「ブロック注射を打ちたいんだけど…」なんて妹からLINEがやってきました。ブロック注射とは、痛みがある場所の神経の近くに局所麻酔薬を注射することで、一時的に痛みを緩和させることができる注射なのですが…

わたしも椎間板ヘルニアが酷く歩行もままならない状態になったことがあるのですが、その時ブロック注射を進められて打ったことがあるんです。で、めっちゃ痛かったのでそれ以降ブロック注射を打つことはなかったのですがその説明をしても、それでもブロック注射を打ちたいと妹が言うのでペインクリニック(麻酔科医が神経ブロックによる治療を中心に行う病院)を調べて車で乗せていってあげたんです。

で、到着して初診の病院だったので保険証を出してから問診票を書いたりするじゃないですか。本日はどうされましたか?いつから痛いですか?みたいな質問に淡々と答えていくのですがその問診票を見てついわたしはこう言ってしまったんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでこの人

こんなに

垂れてるんだ?

 

と。で、一瞬え?ってなった妹はすぐ気づいて笑ってしまったんですよ。しかもツボってしまったようですっごい笑いやがった。で、坐骨神経痛って笑うとめちゃくちゃ痛いじゃないですか。こうして妹は坐骨神経痛のピークを病院の待合室で迎え、そのままブロック注射を打たれたのでした。わたしが悪いんじゃない、垂れてるのが悪いんだ。

 

ってことで無事に妹は「椎間板ヘルニア」と病名がついたのでした。めでたしめでたし。で、そんな妹の治療を車で待っていた時にこんな記事を見つけたんですよね。

 

https://www.asahi.com/articles/ASP3T6QZVP3TOIPE02R.html

 

「ファミ通」出版社の編集者を逮捕、原稿料詐取の疑いという見出しは結構衝撃でした。なんせファミ通は最近こそご無沙汰だけど子供の頃はよく読んでいた雑誌ですから。今どきの子供は「ファミコン通信」が略されて「ファミ通」になったのを知っているんですかね?

で、一体全体何をやったんだろうと思ったら、この逮捕された編集者は他人名義で寄稿して勤務先に原稿料を請求、他人名義の口座に振り込ませる方法で、計約40万円をだましとったんだそうです。つまりどういうことかと言うと、

 

発注した原稿を

自分で受けて

自分で書いて

会社に納品して

お金を受け取っていた

 

って、

 

それができるなら最初からライターになれよ笑

 

って話ですな。社外ライターの原稿の編集業務を担当していてこれができるってある意味優秀だよなぁ、普通に雑誌として出版されているし。こういう立場の人って「あなたに仕事を振るからいくらかバックしてね」って言う人はいくらでもいるけど、自分で原稿書いちゃうってのはなかなか新しいですね笑。もちろんこの容疑者を保護できるような案件ではないのですが、多分この人は仕事はできるけどお金が稼げないタイプの人だったんだろうなぁ。

名義だけ借りた架空の外注先じゃなくて一人協力者を立てて、その人のゴーストライターをやればよかっただけn…いや、ダメなものはダメですな笑。これだと名義と口座を貸した人も捕まっちゃうんでしょうね。そんななんとも言えない微妙なニュースでした。

余談だけど、ファミ通と言えば新作ゲームソフトに点数をつける「クロスレビュー」という企画をかなり昔から行っていたのですが、そのクロスレビューで超辛口の点数を付けていたTACO.Xさんって今何してられるんでしょうね。他の人が忖度で6点とか付けている中平気で2点とか付ける人で面白かったなぁ。そんなTACO.Xさんが唯一クロスレビューで満点の10点を付けたのが、

 

 

 

 

 

 

 

スーパーファミコンのF-ZERO

 

という未来のレースゲームだったんですよね。スーパーファミコンって本体と同時発売ゲームがスーパーマリオワールドとF-ZEROで他のレビュアーさんは世界的にヒットしているマリオの新作を当然のように評価していたのにTACO.XさんだけはF-ZEROを絶賛していたのをよく覚えています。って事で結構ファミ通を読んでいたんだなぁわたし笑

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