車両保険では地震による損害は補償対象外

まず、先の地震において皆様がご無事でご被害が最小でありますことを心よりお祈りしております。

 

 

結構な大地震が起きまして、うちはまぁ部屋の中がふっ散らかったのは仕方ないのですが…

 

 

バイクが倒れて家の設備にぶつかりタンクが凹みました…こうなるともう何のやる気も出ないですよね。

思い返せば2011年4月の、東日本大震災の余震でもぶっ倒れたバイクなのですが、その時の原因はセンタースタンドでバイクを止めていたからで、今回もセンタースタンドで止めていたから倒れたのだと思います。

地震の時はやっぱりサイドスタンドの方がいいですね…3月11日の東日本大震災本震の時はサイドスタンドで止めていたからか倒れなかったのですが…スペースが狭い場所に駐輪しているからついついセンタースタンドを使ってしまうのですよね。

 

さて、わたしが地震の時によく聞かれるのがタイトルの件なのですが、タイトル通り自動車保険の車両保険(一般・車対車(保険会社によってはエコノミーなんて言われていたりもします))では地震は補償対象外なんですよ。地震だけでなく、噴火や津波と言った自然災害による損害は補償対象外なのです。

ただ、保険会社によって名称が違うのですが「地震に関する特約(自然災害時車両全損一時金特約みたいな感じの名称の特約)」が付帯されていれば地震津波噴火等の自然災害で自動車が全損した場合に一時金(だいたい50万円)が支払われたりします。

一般的な損害保険会社の地震に対する補償は上記の特約で賄われているのですが、もうひとつかなり保険会社が限定されるけど「車両地震特約」という地震・噴火・津波による車の損害を補償する特約がある自動車保険もあります。

この特約だと全損の場合は車両保険金額を全額補償、一部損壊の場合でも修理費を補償されるという、通常の事故と同じように保険金が支払われるかなりいい特約があるにはあるのだけれども、この特約がある自動車保険ってわたしは楽天損保(昔の朝日火災)しか知らないんですよね。

※注意、今現在は楽天損保でもこの車両地震特約の取り扱いはありません。7年更新の自動車保険というとんでもない自動車保険があった頃までだそうです。現在も6年更新はあるけど…

 

ちなみに一般的な火災保険の地震特約(よく地震保険と言われているのは火災保険の特約な場合がほとんどで、地震保険単体ってあんまりないんですよね)でも自動車やバイクは補償対象外となっています。地震特約の補償対象は「居住用建物と家財」なので自動車やバイクはそれには当たらないのです。が、排気量が125cc以下の原動機付自転車(いわゆる原付)は家財に含まれるため地震特約や地震保険の家財保険に加入していれば補償の対象となります。

この原付は地震特約や地震保険の補償対象って意外と知られていないんですよね。なので125cc以下のバイクを所持していて地震で倒れて壊れたりしたら地震特約や地震保険で修理できたりします。まぁうちのバイクは1000ccだから無理なんですけどね…

 

と、言うわけで自動車やバイクを補償する保険でも保険会社によって色々あるんだよってお話でした。自分が加入している保険がどう言う時に補償されるのかはやっぱりきちんと確認しておいたほうがいいですね。

わたしのおすすめを聞かれればそりゃ有事の際に全部補償される保険だけど、補償を分厚くすれば掛金も当然上がりますからね。自分にとってちょうど良い補償と金額のバランスを見つけて加入するのが良いですよ。ちなみにバイクの車両保険って結構なお値段がするのでわたしは未加入です、対人対物はきちんと無制限だけど笑

 

で、このタンクの凹みはニーグリップパッドで隠せるかなぁ…隠せたらいいなぁ…

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