セガサターンがタイトルロゴ以降動かないトラブルシューティング

昨日、近くの中古ゲーム屋さんでこんな珍しいゲームを見つけたのです。

 

 

セガサターン「X JAPAN virtual shock 001」という、X JAPANの本人たちが出演するゲームです。実際に1994年12月31日に行われたX JAPANのカウントダウンライブ「白い夜」をモチーフにしたアドベンチャーゲームで当時人気絶頂期にあったX JAPANを題材とした典型的ないわゆる版権だのみの「キャラゲー」何ですが、このゲーム実はかなりHIDEに焦点を充てたゲームで、HIDEの朋友でもあるI.N.Aまでも登場するんですよ。

I.N.Aは当時X JAPANのマニピュレーター、レコーディングエンジニアを担当していて、X JAPANが解散後はHIDEのソロのツアーメンバー「hide with Spread Beaver」の一員として、またhideの全ての楽曲の共同プロデューサーとして活動、hideのライブではパーカッションとマニピュレーターを担当しています。余談ですがHIDEはX JAPANの時は大文字のHIDEで、ソロ活動の時は小文字のhideなんですよね。

って事でX JAPANのファン、特にHIDE推しの方は遊んでいておいた方がいいんじゃないかなってゲームなのですが、このゲーム…

 

 

このソフトは、コンサートチケットを持っていないあなたが幸運にも、雑誌カメラマンと勘違いされ、東京ドームのバックステージに入る所からストーリーはスタートします。

 

って、

 

いきなり不法侵入の犯罪行為なんですけども笑

 

 

まぁ、90年代のキャラゲーなんて基本的にクソゲーしかありませんからね。そのイカれっぷりを楽しめればそれはそれで記事になると思って買ってきたんです。あ、「ついで」にこんなソフトも見つけたので買ってきてみまして。

 

 

 

きゃんきゃんバニープルミエール…このゲーム、表紙の右上にある通りアダルトゲームなのですが、1972年のマグナボックスによるオデッセイという世界初のコンシューマーゲーム機(家庭用ゲーム機)が発売されてからもう50年くらい経つのですが、日本ではコンシューマー機で遊べるガチのアダルトゲームって実はセガサターンとNECのPC-FXというゲーム機で、しかも2年くらいしかリリースされていないんですよ。

具体的にセガサターンのアダルトゲームだと1995年5月28日に発売されたスーパーリアル麻雀PVから、1996年9月27日 麻雀四姉妹 若草物語というゲームまでで、ソフト数にしておよそ20本くらいしかないのです。PC-FXの方も時期は似たような感じでこちらは4本しかリリースされていません。

PCエンジンあたりではコロコロコミックに載っていそうなかるーいスケベシーンはありましたが、ガチガチのアダルトゲームは長い長い日本の家庭用ゲームの歴史上たったこれだけしか存在しないんですよね。この辺りの史実は実はまとめてあるサイトがほとんどないので、気が向いたらそのうちどうして急にアダルトゲームが解禁になったのかを含めてまとめてみたいと思います。(余談ですがハッカーインターナショナルという非公式ライセンスでファミコン等でアダルトゲームを出していたメーカーもありますが、そこはちょっと特殊なので除きます笑)

で、きゃんバニはまぁとりあえず酔っ払った時に近所のかずくんにでもプレイさせればいいから置いておいて、早速このX JAPANで遊んでみようと思って初めて見たらタイトルの通りだったわけです…

 

電源を入れて起動させるとSEGAのロゴは出るんだけど、そこから先に進まない…何度電源を入れ直しても先に進まないので本体が壊れたと思って昨日は諦めたんです。

 

で、本日。

 

 

早速近所のBOOKOFFに行ってセガサターン本体を買ってきたわけです。傷だらけの本体のみで1500円はちょっと高いですが、レトロゲーム機の本体を中古で購入する時気をつけたいのは経験上本体の傷ではなく「タバコのヤニ」です。黄色くて汚いからという理由ではなくて、タバコのヤニが本体に付着しているような本体は結構読み込みのレンズが壊れていることが多いです。

レンズクリーナーで磨けばいいんでしょうけど、古いヤニの汚れってまーなかなか落ちないので、だったら最初からタバコっぽくない本体を買った方がいいですわ。これは傷多めだけどヤニっ気はなかったので選びました。もっと綺麗なのもあったけどそちらは若干ヤニっぽかったので…

 

ちなみに余談ですがセガサターンは本体のバージョンが大まかに分けると以下の通り3種類あります。

HST-3200

HST-3210

HST-3220

HST-3200は初期型で消費電力が15Wあります(他の2種類は12W)、HST-3210は純粋に細い部分が3200のパワーアップ版で、HST-3220は本体が白になった廉価版なのですが、実は3220だと動かないソフトってちょいちょいあるんですよね。

なので今から中古でセガサターンを購入する予定のある人はHST-3210がいいのですが、3210から日本以外の生産品が登場します。今日はメイドイン台湾を発見しました。製造国による不具合って聞いたことはないけど、選べるならなんとなく日本製を選んじゃいますよね。

 

って事で買ってきたグレーのセガサターンをつないで起動させたら未チェックのジャンク品でしたが無事に起動しました。ところが…

 

 

これ、セガサターンでデータを記録する用のカセットなのですが、

 

これを差し込んだらまたSEGAのロゴ以降進まなくなったのです…

 

え、ってことは…と、思って元からあった白いセガサターンに繋げ直して、このカセットを外した状態で起動してみたら…

 

 

 

 

起動した

じゃないか笑

 

って事でセガサターンでタイトル以降進まなくなった場合、もしかしたらメモリーカセットの方が壊れているかもしれないよって記事でした。え、そっちかよって思いますわね…

 

 

 

てなわけでセガサターンが2台に増えてしまったおよでした。まぁレトロゲーム機はいつ壊れてもおかしくないから何台あってもいいですけどね…本体を買わなきゃ気づかなかっただろうしね。しかしながらこれできゃんバニをかずくんに遊ばせることができるのでよかったよかった笑。その様子はまた記事にできるであろう笑

 

あ、そうそう。最初に記事にしようと思ったX JAPANですが…

 

 

 

 

背筋が

ゾクゾクする

くらいの

クソゲー臭を

感じました笑

 

こちらはこちらでまたきちんと攻略していきたいと思います。まじでなんやこれ笑

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