日本一腹立たしい顔のヤギ(福島県田村市)

・この看板娘は可愛いけど…

アニマルフォレストうつしの森は福島県田村市で平飼い卵と羊肉の生産を行っている施設…だったみたいなのですが、羊の方は近くの使っていない牛舎を借りたのでそちらに移したそうです。今こちらでは鶏の卵をメインにしているそうですが、アニマルフォレストというだけあって色々な動物がおりまして。

師匠(わたしの大学の時のゼミ長)と家畜生産の現場を見学したいねーって言っていたところ、針道の方の知り合いの知り合いがここでそういった事を行っていると教えてくださり見学することができました。ってことでおっさん(わたし)とおじいちゃん(師匠)が気分は動物園見学のうきうきな感じで色々とうろうろさせてもらった記録記事です。

 

 

 

平飼いの鴨。一時期イタチに襲われて全滅しかけたみたいですがなんとか復活したそうです。外で放し飼いしているけど鴨は夜になると自分で小屋に戻っていくらしい。鴨の卵は日本人はあまり馴染みのない卵だけど日本にいる中国の人が買い求めるそうです。

 

 

 

鶏舎の様子。ビニールハウス内に木材と金網で小屋を建てていました。ここまでしっかりと作っても心配なのはイタチによる獣害。穴を掘って侵入されるのを防ぐためにコンクリートブロックで土台を作っても金網の隙間を強引にこじ開けて中に入ってくるそうです。

弊社は移動式鶏小屋であるチキントラクターを製作販売していますが、イタチの獣害はかなり入念に調べてから作ったので未だに突破されたことはないけど、地面部分にも網をしっかりと張っているので「小屋内の鶏が地面をあまりつつかない」と言われることもあるんですよね。

下面の網を脱着式にできるようにもしたいけど、結構しっかりギミックを考えないと隙間からイタチに突破されるよなぁと考えていたりします。とにかくイタチも必死に鶏を襲おうとしてくるんですよね。YouTubeに穴を掘って鶏小屋に侵入するイタチの映像があるのですが、あれみたら相当警戒しないと鶏はイタチにやられちゃうよなぁって思います…

あと、鶏舎ってどうしても鶏臭さがあるのですが、チキントラクターではその鶏臭さを殆ど感じない(動かすから臭いのもとの糞尿がかたまらない)のも利点だよなぁと思いました。いろいろカスタムすればもっと面白いことができそうだなチキントラクターは…ただ、大工さんである近所のかずくんが忙しくてなかなか手を付けられないんですよねぇ。色々と構想はあるのでちょっとずつ実現していこうと考えております。

 

弊社チキントラクターに関しては下記のリンクからご覧ください。

 

チキントラクター販売

 

 

 

鶏舎から山の上の方に移動するとこのように動物ふれあいコーナーがあります。現在冬場はクローズドになっていますがここには羊やポニーがおり、うさぎも放したりして動物が触れるコーナーになるんだそうです。

 

 

 

ポニー。

 

 

 

 

羊。珍しい品種だそうです。やっぱり夏場だったらもっと他の動物もいてふれあいやすいだろうなぁポニーもそうだけどこころなしか寒そうだしね…なんか結構珍しい品種の羊みたいですが、ちゃんと説明を受けたけど何という名前か忘れたのは横文字が苦手だからです笑。

ちなみに夫婦でこの施設を運営しているそうですが、奥様の方は軽トラックでさらさらっと北海道まで羊を買い付けに行くくらい行動派な方だそうで。この日はお会いできなかったのが残念でした。

で、そのふれあいコーナーのすぐ横に、

 

 

 

 

300人は収容できる屋外イベント会場があります。音響設備もあってDJさん達がレイヴパーティ(野外で夜通し音楽をかけお酒たしなみながら音楽に踊るパーティみたいな感じ)を行われたりもしたそうです。こちらの広間にはちゃんとイベントステージや出店用ブースもあるのですがなぜかわたしの写真に収まっておりませんでして…公式サイトを最後にリンクしますので詳しくはそちらをご覧ください笑

なんでもこのイベントステージはご主人が一人で重機を使い山を切り開いて作ったそうです。このすぐ上にもテントを貼れるスペースが作ってあり、屋外ライブイベントがきっちり行えるよう整備してあるんですよね。次は泊まった人用に風呂だなー!なんて言っていましたので本当に作ってしまうでしょうな笑

 

なんというか、こうやって野山を切り開いて施設を作る人って他にも知っている人がいるのですがとにかくバイタリティというか、生命力に満ち溢れているんですよね。キラキラしているとでも言うんですかね…わたしも商売をしているのだから見習わないとなぁとこういう生命力を感じるといつも思いますね。しかもこちらはご夫婦2人ともパワフルだからなぁ、すごいなぁ…

 

今時期は寒いのでイベントが行われないのかと思ったらなんと明日(12月23日)に「うつしの森イルミ2020」というイベント会場の電飾の点灯式が行われるそうです。その辺りの詳細も公式サイトやFacebookに載っていますので気になる方は是非チェックしてみて下さい。

もうちょっと暖かくなったらイベントがもっと行われると思うのですが、このイベント会場のホスト、つまり主催者になる場合はこのうつしの森の会員になれば一年間使い放題なんだそうです。もちろんダブルブッキングはできないので日程の調整がありますがびっくりしたのがその会費。なんと、

 

一団体一万円!

 

という破格の価格で借りれるんですよ。キャパシティ300人でテントも貼れる屋外ステージが1年間使いたい放題…この世間の感じだと来年も屋内イベントに規制はありそうだし、昨今大きな音を出してライブもしづらい…というかライブハウスも残念ながら結構閉店してしまっていますからねぇ。こちらの会場は山々に囲まれているのでバンドを始めとした演奏の練習やいろいろな発表会にも向いていると思います。

そのようなイベント会場をお探しの人もこのうつしの森を是非チェックしてみて下さい。

 

アニマルフォレストうつしの森
福島県田村市船引町上移上道135

公式サイト:http://www.animalforest-utsushi.com/

FacebookなどのSNSも公式サイトから閲覧することができます。

 

 

 

 

 

…で、タイトルの件。

とにかくこのアニマルフォレストうつしの森にはいろいろな動物がいるのですが、入り口すぐの建物には産まれたばかりのヒヨコとうさぎとヤギがいたのです。みんなが孵化したばかりのヒヨコを見ている時、わたしはふとこちらを見ている視線を感じました。ん?と思って振り向いてみると、

 

 

 

 

 

 

ん?

 

 

 

 

 

 

なんやこいつ笑

 

わたしは今までヤギの顔をみてなんとも思ったことがなかったけど、こやつはめっちゃ腹立たしい顔してるな!って思いました笑。なんかあれよね、いちいち嫌味を言ってくる中間管理職みたいな顔をしたヤギですね笑。

こんな個性的なヤギが見れるのもうつしの森のいいところですな。みなさんももう少し暖かくなったらこちらの施設に是非遊びに行ってみて下さい笑。

・こちらの他にも羊の施設があり、ご夫婦がうつしの森に不在の場合があると思いますので訪問前にSNSや公式サイトで営業確認をした方がいいですね。

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