日本一まずい酒

お酒は嗜好品だから人によって日本一まずい酒なんて違うだろって思うのですが、実は「日本一まずい酒」として売り出されているお酒があるんです。それが、

 

 

寺田本家さんの「むすひ」というお酒。寺田本家さんは創業340年の歴史ある酒蔵で、先代の頃から自然酒造りに取り組み始め今では原料は全量無農薬米を使用し一切添加物は使わず、微生物も純粋培養ではなく全て蔵付きの菌で発酵し、出来るだけ機械は使わずに、手造りで微生物と響き合いながらお酒を造っている酒造会社です。

このむすひというお酒もそれらの思いで造られているお酒で日本酒なのになんと精米歩合100%!つまり玄米でできているお酒なんですよ。通常玄米では麹ができない、麹ができなければお酒にならないのですが、玄米を水に浸け発芽させて発芽時のアミラーゼを利用してお酒を作ることに成功したのだそうです。

それでこのむすひを開発者であり先代の寺田啓佐さんが「日本一まずい酒です」と紹介していたのです。なのでむすひは日本一まずい酒になるんですが…

このお酒、最近お知り合いになった人がフェイスブックで寺田本家さんのお酒を紹介していて師匠に(わたしの大学の時のゼミ長)こういうお酒もあるんだねー師匠こういうお酒好きでしょ?って紹介したら速攻で購入していまして笑。わたしの感想も聞きたいからと一本師匠が譲ってくれたんですよ。

で、昨日はうちの地元で小さいながらも卓球の大会がありまして、その大会終わりにうちでプチ宴会をしたのでそこでこのむすひを飲んでみたんです。このむすひ、どうも瓶の中で二次発酵をしているらしく取扱いがかなり難しい(要冷蔵・横置き厳禁)部類のお酒なんです。蓋を開けようとしたらシャンパンよろしく吹き出してこようとするので慎重にゆっくりとガスを抜いて蓋を開けました。

で、肝心の味ですが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すげぇうまい笑

 

どこが日本一まずいお酒なのか!ヨーグルトのようなほのかな酸味とものすごく玄米のフルーティな味で正直普通の日本酒よりおいしいんです。たしかに酸っぱいものが苦手な人には向かないでしょうけど、無農薬玄米とかそういったバックグラウンドを抜きにしてもうまい酒でした。あっという間に飲み終わってしまった笑

そんなわけで日本一まずいお酒はすごいおいしくいただいたおよでした。寺田本家さんで検索すればいろいろと他にも商品が出てくるので興味のある方はぜひ覗いてみてください。

 

 

 

・おまけ

いつぞや仕込んだ梅酒がそろそろ飲み頃だと思うので飲んでみたらびっくり!全然甘くない笑。あんなに山ほど氷砂糖をぶちこんだのに全然甘くないって…市販のあまーい梅酒って一体どんだけの砂糖が入っているのだろうか…ただまぁ甘いのがそんなに好きじゃないわたしからするとこのドライな梅酒は結構好きですわ、甘くしたいなら三ツ矢サイダーとかで割れば問題ないしね笑

 

 

これまたいつぞや仕込んだ三升漬けもなかなかうまく完成しました。結構辛めですが刺身をつけて食べるとおいしいってどこかに書いてあったので試してみたらすごいおいしい笑。サーモンとかホタテの紐によく合いましたね。酒が進む進む…

 

ってことで本日は完全に二日酔いだったおよでした笑。たまに飲むお酒はおいしいんですねぇ、毎日晩酌していた時は気づかなかったよ…

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