二本松のワインと地ビール

大野さんの農家民宿の記事でも紹介したのですが、福島県二本松市では日本酒をはじめに色々なお酒が結構盛んに造られています。その中で今回はワインと地ビールを生産している所をご紹介したいと思います。

 

 

まずはワイン工場を視察させていただきました。「ふくしま農家の夢ワイン」さんが作るワインとシードルは原料をつくる農家が醸造・販売までを100%自前で行う「ファーマーズ・ブランド」の商品で、もともとは養蚕用の桑畑が使われなくなっていた所を葡萄畑として復活させ、その葡萄を100%使用したワインを生産しています。ワイン工房も元は養蚕用の施設だったみたいですな。

 

 

ワイン工房の前に広がる葡萄畑の様子。この葡萄畑を眺めながらワインを飲んだりピザ焼きをしたり、葡萄染体験、土器づくりなどなど体験型の定期的なイベントがかなり行われていましたが、最近は新型コロナの影響で控えているそうです。葡萄染の布を見せていただきましたがかなりきれいな紫色に仕上がるんですねぇ。

 

 

ワイン工房の内部も見学させていただきました。ここで作ったワインは前日に大野さんの農家民宿でご馳走になりましたが、純粋な、とてもナチュラルな葡萄の風味を感じるワインでしたね。りんごのシードルも作られていますがこちらは前日にりんご狩りをさせていただいたマルカりんご園さんのリンゴを使用して作られているそうです。

東北で二番目のワイン特区であるふくしま農家の夢ワインさんは設立後まだ8年と若いワイナリーなので認知度はまだそれほどないのかもしれませんが農家100%のこだわりワインはワイン好きからとても良い評価を受けているそうです。その証拠にふくしま農家の夢ワインさんのワインはJR東日本の高級寝台列車「四季島」の食事でお客様に提供されています

当然評価が低いワインなら四季島で採用されることはないですからねぇ。と、いうことなのでワイン好きの方は下にサイトを貼っておきますので是非ふくしま農家の夢ワインさんの商品をチェックしてみてください。

 

 

ふくしま農家の夢ワイン
福島県二本松市木幡字白石181-1
見学は要予約です。イベント情報はサイトからFacebook、Instagramが閲覧できるのでそちらからチェックして見て下さい。

https://www.fukuyume.co.jp/

 

 

 

次に二本松市の地ビールのご紹介。

 

 

福島県二本松市内にある「ななくさ農園」さんの中にある「なのくさナノブルワリー」さんは小さなビール工房ですが、フレーバーの効いた地ビール(発泡酒扱いだそう)を生産し地元の道の駅等で売られています。前日の大野さんの農家民宿で頂いた地ビールにはハーブが入っていましたが、柿は蕎麦の実が入った変わり種の地ビールも作ったりしているそうです。

 

 

大野さんの農家民宿で頂いた「ななくさビーヤ」というななくさナノブルワリー産の地ビール。原材料にななくさ農園で栽培した麦芽・ホップを使用し醸造された非熱処理で無ろ過の酵母が生きる発泡酒です。瓶の中で二次発酵しています。ちなみにきちんと冷蔵保存が推奨で常温保存をしていると酵母が元気になりすぎて蓋を開けたときに泡が吹き出したりするという、とても元気の良いビールです笑

味の方は、日本で主流の「のどごし」重視のさっぱりとしたビールとはまた違った感じで、重さがありながらフレーバーの効いた感じの味ですね。はっきりと癖があるので他の地ビールと同じく苦手な人は苦手だろうけど好きな人はめっちゃ好き、そんな個性的な味ですな。

ななくさナノブルワリーさんも工房を見学させていただきましたがわたしは写真を撮り忘れました笑。きっと師匠がそのうちサイトにあげるだろう…多分。

 

 

ななくさナノブルワリー
二本松市戸沢字西高内120
見学は要予約です。サイトURLを下記に貼りますので、興味のある方は直接メールにてコンタクトしてください。

http://nanaxsa.web.fc2.com/

 

と、いうわけで二本松市の地元のお酒紹介でした。日本酒は(師匠が)興味深い酒蔵さんがあるのでそのうち見学に行くと思います笑

歴史のある土地二本松市ですが、お酒巡りだけでも十分楽しめる旅行ができると思いますよ。

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