鹽竈神社(宮城県塩釜市)

鹽竈って果たして何も見ないでサラサラっと書ける人は何人いるのだろうか…薔薇よりも難しい漢字ですよね…

 

 

鹽竈(しおがま)神社は宮城県塩竈市にある神社。全国にある鹽竈(鹽竃・塩竈・塩竃・塩釜・塩釡)神社の総本社で、鹽竈神社という名称の由来は、武甕槌命(タケミカズチノミコト)・経津主神(フツヌシノカミ)が東北を平定した際に両神を先導した塩土老翁神(シオツチノオジ)がこの地に留まり、現地の人々に製塩を教えたことに始まると伝えられています。

塩竈市の「しおがま」もこの鹽竈神社に肖って付いているんですな。ちなみにこの鹽竈神社のすぐ近くにはこの塩土老翁神が祀られ、製塩に使ったと言われている大釜が安置されている、鹽竈神社の末社にあたる「御釜神社」があります。鹽竈神社を参拝の際はコチラの方も参拝するのが通ですね。素人とか通とかあるのか分からんけど笑

 

今日はバイクでぶらり走りをしていて、そんな鹽竈神社に本日はチラッと寄ってきたのです。

 

 

 

七五三詣の記念看板が石段に設置されていました。七五三って11月15日な気がするけど、結構前倒しで行う人も多いんでしょうね。例年だと初詣や七五三を始めとしたイベントが沢山鹽竈神社では行われるのですが、例の流行り病の影響からか本日は参道も人影がまばらな感じでどこか寂しい感じがしました。

ちなみに鹽竈神社は宮城県の初詣参拝者NO1の神社で、なんと約50万人の人が初詣に訪れるんです。宮城県って人口200万人くらいなのに…初詣だけでなく、イベントが有るとめっちゃ人が集まる人気神社でも病気の影響はあるんですねぇ…

 

で、

 

この写真。見ていただいて気づく人は気づくと思うのですがどこか違和感を感じないでしょうか…てか、わたしはこれを撮っておうちに帰ってから気づいたんですけど…

 

鹽竈神社の写真じゃない

 

んですよねこれ笑。看板に思いっきり書かれていますが志波彦神社という鹽竈神社とは別の神社で、実は二社が同一境内に鎮座しているんです。石段を登っていって最初に出てくるのが志波彦神社で奥にあるのが鹽竈神社…てっきり同じ神社なのかと思っていました…

元々、この土地には鹽竈神社のみが鎮座していたけど、明治時代に志波彦神社が境内に遷座(せんぐう・神社の本殿の造営または修理の際に、神体を従前とは異なる本殿に移すこと)を行い現在は正式名称を「志波彦神社・鹽竈神社」とし1つの法人となっています。おうちでホームページを確認したらたしかに二社の名前が連なっていました…

 

志波彦神社は元・宮城郡岩切村(仙台市岩切)の冠川の畔に鎮座され、「延喜式」に収められている陸奥国百社の名神大社として有名でした。明治4年5月国幣中社に列格され、明治7年12月24日に鹽竈神社の別宮本殿に遷祀されたそうです。

志波彦神社は志波彦大神をお祀りしていて、農耕守護・殖産・国土開発の神様ではあるのですがご由緒が不明確なんだそうです。宮城県北部には「志波姫町」という町があるのですがなにか関係しているんですかねぇ…志波姫町には志波姫神社があり、主祭神は「木花之開耶姫命(コノハナノサクヤビメ)」、木花之開耶姫命は日本神話である古事記に登場するすっごい美人の女神なので、志波彦さんもおそらくは古事記に登場しているんでしょうねぇ。このあたりはわたしはさっぱり詳しくないので有識者の方は是非ツッコんでいただければと思います笑

 

と、いうわけで行楽シーズンですから、宮城県屈指のパワースポットを参拝するのもまた一興だなぁと思ったおよでした。あ、写真は撮っていないけどちゃんと上の方にある鹽竈神社も参拝しています笑。この辺りは鹽竈神社・志波彦神社・御釜神社とありますが、鹽竈神社の境内には他の神社では見られない「珍しいモノ」が目白押しなんだそうです。

何が珍しいのかご興味のある方は是非「鹽竈神社 珍しい」で検索して確認し、己の目で確かめてみて下さい。はいそうです、調べたけれどわたしにはさっぱり意味がわからなかっただけです笑

 

まぁ、そこまでマニアックにならなくてもさすが宮城県屈指の神社だけあって厳かな雰囲気がいい感じです。車以外での参拝だと、例えば仙台駅スタートの場合、電車とバスを乗り継がなければならないので少し面倒ですが、それでも行く価値はあるくらいおすすめなので、秋のぶらり旅で東北を訪れた際は是非ご参拝下さい。

 

鹽竈神社と志波彦神社の御神徳(ご利益)

・製塩業守護・大漁・延命長寿・縁結び・安産守護・事業運上昇・産業発展・交通安全・家内安全・浄化の力・勝負運

 

 

勝負運か…付いたかなぁ…

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