男飯 第10話 みょうがともやし

 

気がついたらこのガサツな料理コーナーも10回目を迎えていました。と、言うか意外と評判が良く真似してみたら美味しかったなんてお声も頂戴しております。ありがたいですねぇ。

 

それでは本日もリクエストにお答えしていきたいと思います。ちなみに今日の食材の事の発端は、

 

薬味の子

 

この記事で、わたしは薬味をすごいたくさん食べるし好きと書いていたら、今が旬の薬味であるみょうがのレシピをなにか教えてくれとリクエストを頂きました。

 

みょうがはショウガ科ショウガ属の多年草。本州から沖縄まで自生していて科の通りショウガの仲間です。生姜などと共に花も茎も香味野菜として日本では古くから親しまれていますが、食用に栽培しているのは日本だけで、日本でしか食べれない野菜だったりします。

 

みょうがは6月から10月過ぎの夏から秋にかけての間が旬になります。 中でも夏のものは「夏みょうが」、秋に採れるものは「秋みょうが」と呼ばれていたりします。違いとして秋みょうがのほうが中身が詰まっていて美味しいと言われていますがわたしには違いがわかりません笑。そんなみょうがにはホルモンバランスを整える効果があったり夏風邪に効果があったりする、すごい食材なんですよね。

 

みょうがは独特な香りとシャキシャキとした歯ごたえで癖があり、やや人を選ぶ食材ではありますが、みょうがを食べると物忘れをしてしまうという言い伝えにあやかった「みょうがの宿」なんて昔話があったりします。まぁこのお話はみょうが料理を食べたほうじゃなくて、みょうが料理を提供したほうが忘れてしまうといった話なのですが、オチがちゃんとあって面白いです笑

 

そんな逸話があり栄養満点のみょうがが本日のリクエスト。ただし、そうめんのトッピングと、なすと一緒に味噌汁の具にするのと、浅漬けに入れる以外の料理で!との事。つまり定番のみょうがの使い方じゃない料理が良いってことですね。

 

と、言うわけ、定番じゃないみょうが料理を作っていきたいと思います。もちろん男飯なのですぐにできて簡単な料理です笑。

 

 

みょうがともやしのナムル

 

 

・材料

みょうが…5個くらい
もやし…200g
小口ネギ…3束くらい(お好みなので入れなくても良い)
塩…小さじ2
ごま油…「の」の字を書くくらい
中華だしの素…さらっと
おばあちゃんのアレ…お好みで
すりゴマ…お好みで

 

タイトルの通りみょうがをもやしとナムルにします。昔の会社に在籍していた時、会社の端っこにみょうがが大量に生えていてそれを貰ってというか押し付けられてしまい、色々試した結果わたしはみょうがの食べ方としてこれが一番好きかなぁと思ったのでそのレシピを紹介します。みょうが大量消費向けのレシピですよ。

 

・作り方

①鍋にお湯を沸かしその間にみょうがをカットする。どんな切り方でもいいけどおすすめの切り方は「縦に2mmくらいの幅で切る」のが歯ごたえが残ってわたしは好きです。小口ネギも入れるなら1cmくらいの幅でカットします。もっと長くカットしても美味しいですよ。

 

②鍋が沸騰したらもやしを入れて再沸騰するまで待ちます。その間にカットしたみょうがと小口ネギをボウルに入れておきます。

 

③もやしの鍋が再沸騰したらザルにもやしをあけてお湯を切り、水で〆たりせずにボウルに入れます。もやしの予熱でみょうがと小口ネギに少し熱を入れます。そこに塩、ごま油を「の」の字を書くくらい、中華だしの素、そしてお好みでおばあちゃんのアレを入れて混ぜ混ぜします。おばあちゃんのアレがわからない方は下記の記事をご覧ください笑

 

男飯 第1話 たまごかけごはん+

 

 

 

④こんな感じになるようによーく混ぜ混ぜしたら粗熱が取れるまで放置します。暖かくても美味しいけど冷やしたほうがより夏の食べ物っぽくなってわたしは好きですね。冷めたらラップをして冷蔵庫に入れておきます。

 

 

 

⑤冷やしたら小皿に取り分けて、お好みですりゴマをふりかけて完成。みょうがともやしの相性が抜群に良くてナムルの味付けがすごい合う料理です。冷蔵庫に入れておけば2日くらいは持ちますが、それ以上保存してしまうと酸味が出てきたりするのでなるべく早く食べましょう。ってか美味しいからわたしの場合作ってもすぐ無くなるのだけども笑

 

と、言うわけで夏野菜みょうがのちょっと変わった食べ方レシピでした。このナムルは暑くて食欲のないときでもさらサラッと食べられるのでおすすめです。もう一品なにかあるといいかなぁって時にもぴったりなので、皆さん是非作ってみて下さいね。

 

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