スポーツの日

あまり暦を意識しないで仕事をしていたので最近まで気づかなかったのですが、世間では明日から4連休なんですね。それで、カレンダーをボーッと見ていて23日…海の日、これは最近は毎年あるけど、24日のスポーツの日ってなんだよって思ったわけです。

 

それで、スポーツの日をさらっと調べてみたらスポーツの日は今年からの名称なんですね。「体育の日」が「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う」とされてスポーツの日になったようです。して、名称変更前の体育の日はもともと10月の祝日だったんですが、今年だけ7月に移動させたんですね。

 

一体何で名称を変更して7月に移動したのだろうって思ったら、すっかり忘れていたけどこの連休ってオリンピックに合わせた連休だったんですね。 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の円滑な準備及び運営に資するため、同法第一条により、「国民の祝日に関する法律」の特例が設けられて、10月の祝日を7月に移動させたのですな。

この特例は2018年6月30日に公布されたのですが、まさかその時はこんなことになるなんて誰も考えていませんでしたよね…

 

果たして来年東京オリンピック・パラリンピックが開催されるかどうかはわたしがとても判断できることではないので置いておいて、今までオリンピック・パラリンピックが延期や中止になったことってあったのかなぁと思いこれも調べてみたら、延期こそこの東京オリンピック2020が初めてみたいだけど、なんとまぁ5回も中止になっているんですねオリンピックって。

 

中止の理由はいずれも戦争が原因で、夏季オリンピックは1916年のベルリン、1940年の東京、1944年のロンドン、冬季オリンピックは1940年の札幌、1944年のコルチナ・ダンペッツオ(イタリア)となっていました。1916年は第一次世界大戦、1940年1944年は第二次世界大戦の影響で中止となったようですな。

 

その後東京オリンピックは1964年(昭和39年)に行われていますが、この昔の東京オリンピックって開会式は10月10日、閉会式は10月24日に行われんですよね。夏場にやるより秋に行ったほうが選手にも運営側にも優しい気がするんですが、なんで夏にこだわるんでしょうねぇ。東京の夏なんて息をするのも苦しいくらい暑いのに…

 

ところで、延期されたオリンピック出場選手って再選考なのかそのまま維持なのか、わたしは知らなかったのですが代表として決まっていた選手はほとんどそのまま代表権を維持しているみたいですね。しかしながらほとんどの競技でまだ代表選手が決まっていないみたいですね。そりゃこんな感じの世間ではなかなか選考会を行うのも難しいですよね。

 

まぁ、流石に来年のオリンピックにはかなり難しいと思いますが、実はオリンピックに出場しやすい種目ってちょこちょこあるんですよね。競技人口がダントツで少ないのが、レーザーラン(射撃+ランニング)、フェンシング、水泳、馬術、ランニングの5種目を1人でやる近代五種という競技。

国内競技人口はなんと数十人と言われています。女子選手に至っては数人単位なので、本格的に始めた瞬間オリンピック選手候補になってしまうという…

しかしながら、あまり日本人に馴染みのないレーザーランや馬術を含む近代五種のトレーニング環境が整備されているのは自衛隊体育学校くらいしかないそうで、自費でトレーニングするとなるとそりゃ資金も手間もかかってしまいます。逆に言えば自衛官体育学校に入校して近代五種の競技を始めればオリンピックが一気に近づきますな。

 

その他にもほかの競技に比べるとあまり身体能力が必要とされない射撃やアーチェリーも狙い目。近代五種のように自費でトレーニングをするとやっぱり費用がかかってしまいますが、こちらの2種目は大学の部活動にあるところがあるので、そういう大学に行けばオリンピックを目指すことが出来ますね。

 

他にも前回のリオデジャネイロオリンピックから正式採用された女子7人制ラグビーという競技もまだ競技人口が少ないので狙い目っぽいですね、でもこれ通常15人で行うラグビーを7人でやるのか…試合時間が短いみたいだけど結構大変そうですな…

 

そんなわけで、スポーツの日にちなんだオリンピック出場を狙えそうな競技のお話でした。とは言っても、もちろんスポーツの代表選手ですから相当量の練習とセンスが必要です。あくまで他の競技と比較してのお話である事をご理解下さい。しっかしオリンピックっていろんな競技があるんですね笑

 

 

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